うたかた草子

日々うたかたのように浮かんでは消える想いを思いつくままに
書き綴った日記、いつまで続くやら。。。

べったら市

2016-11-08 07:07:07 | 雑文
べったら市なるものが会社近くで行われるらしい、それは祭りの核となる神社を中心に夜店が繰り広げられ
べったらを売る漬物屋が軒を並べるらしい。

聞けば江戸中期から行われている由緒正しいこの祭り、屋台の規模もかなりのものらしい。


べったら市


東海道の起点日本橋は歴史のある町、味気ないオフィス街の中にもそういった土地に根付く祭りが
続く土地柄なのかもしれない。


夜店・・・この甘美な響き、屋台でのビール、焼きそば、たこ焼き・・・・子供の頃も楽しいイベントでは
あったものの、大人になってからは別の楽しみが加わりそれはもうパラダイスと呼んでも過言ではなかろう。


早々に仕事を切り上げ大人のパラダイスに向かう。




まずはお参り、宝田恵比寿神社に手を合わせる。お酒が入ってから参道に並ぶのはちょっと気が引けるからね。




土地柄様々なお店の提灯が並ぶ。




素敵。
祭りの屋台の電灯の下では、大人も子供も幸せな顔をしてる気がする。
この日は盆踊りが行われ、前日には神輿が担がれたとのこと、きちんとしたお祭りなんだなあ。





この日の主役、べったら。
普段スーパーで見るべったらよりも存在感大きく、サイズも大きく、お店の前には試食用のべったらがあちこち並べられて
おり試食しながら商品を決める。お店によって微妙に味が違うのも面白い。
缶ビール片手にこの試食をめぐるのも楽しいだろうが、現実にそれをやったらかなり引かれるだろうな・・・


ともあれ一緒に行った友人とべったら半分こでお買い上げ。
自宅に戻って食べてみると、思いのほかあっさりとしたべったらでこれなら一本でも問題なかったと少し後悔。


肝心の屋台めぐりは、やはりこの年になるとたちっぱはつらいということがよくわかった。
屋台にそばにしつらえられた飲食スペースは人出に比べると圧倒的に少なく、腰を落ち着けて食べるスペースはほぼない。
結局、浅漬けキュウリ一本(200円)を食したのみ。


場所がらサラリーマンの多い祭りだったが、やはり祭りは浮かれる。
会社帰りにこういう雰囲気が味わえるってなんだかいいな。