うたかた草子

日々うたかたのように浮かんでは消える想いを思いつくままに
書き綴った日記、いつまで続くやら。。。

玉ゐ 本店

2017-02-10 07:07:07 | おいしい食事
会社のすぐ裏にある日本橋の有名店、こちらも連日行列が続く名店。
なんでも雨の日は行列が少ないという、それは日本橋三越・高島屋にお買い物がてら訪れるマダムの人数が
減るからだとか。





そんなアナゴの有名店に先日訪れたのは、たまたまランチの時間に前を通りかかったら意外にも行列の
長さが短い、五人程度しか並んでいない。
この程度なら少し待てば行けるのではないか、と別の店に訪れる予定を急きょ変更してこちらの行列の最後に並ぶ。



待つこと5分程度だろうか、その古めかしい屋内に通される。
古い趣のお店なのでずいぶん由緒あるお店なのだろうと思ったが以外にも古いのは家屋だけで十数年前に
この場所にできたとのこと、すっかり老舗だと思っていた。





少し小ぶりのアナゴ丼、お刺身などついたランチセットにしてみる。





大葉ご飯の上にのるふっくらとたアナゴ。
やさしいそのとろけそうな味わいを堪能、ここは最後に出汁を頼んでさらさらとお茶づけのようにして食べる、
そうひつまぶしのようなカンジかも。


店内にはアナゴ酒などもある。
夜は予約ができるとのこと、ぜひアナゴをつまみにアナゴ酒など食べて、夜の時間を過ごしてみたい。


ともあれ贅沢なお昼ご飯でした。



初釜

2017-02-08 07:07:07 | 茶人への道
今年は年始早々の連休は初釜連投、先生のご自宅での初釜と友人が開いてくれた初釜が連日続く形になった。
今年の干支は酉年、何度目かの年女となる私が図らずも正客となり、緊張の一日。
ともあれ、初釜はやはり心浮かれる行事。




すっかり若ゆきの柄になってしまったが、久々に付け下げ登場。
この着物を見ると、地元の商店街の店頭に飾ってあったこの着物を一目で気に入ってしまい
私に喜々として報告した母のことを思いだす、あれから何度袖を通したかな。




翌日は友人宅の初釜、こちらはざっくばらんとした席なのでおしゃべりをしながら気楽なひと時。




白みそ仕立てのお雑煮を頂き、お酒もたっぷりと頂き、ほろよい気分で茶席に入って楽しいひと時を過ごす。
お餅が焦げてしまったのも、友人どおし他愛ないおしゃべりをしているうちにモクモクと焦げてしまったという経緯。

今年一年も楽しく、まじめにお茶を楽しめればいいな。





都会のオアシス

2017-02-07 07:07:07 | 雑文
都会のオアシスと呼ばれるところはいくつもある。
少し前までは丸の内の住人だったので、あの付近は皇居側ということもあり、都心のわりに贅沢な公園や
堀の周囲などはなんともココロ落ち着く空間だった。


そして先日訪れたこちら





以前の同僚の会社が浜松町にあり、何度か訪れてはいたのだが事務所側にあったこちらに足を運んだことは
今までなかった、近くて遠いとはこのこと。




東京タワーがすぐ後ろにある素敵なロケーション、このお寺は徳川家の墓があることで有名。




周囲には高層ビルが立ち並ぶ中でこの贅沢な敷地に葵のご紋が掲げられる精々としたこの空間。
車の雑踏なども聞こえてこず、外の世界とは別世界が広がる。





訪れた日はたまたま公開日だったので参ってみることにする。




こちらには家康・家光は祀られず、15代のうち6人のみ。
とは言え徳川家だけにその昔は日光東照宮にひけを取らないほど壮大な場所だったようだが、戦災の影響で
建物が殆ど焼失したとのこと。皇居に近いだけに空襲とは無縁と思いきやそうでもなかったのか。





ものものしい霊廟の中にはその祀られている6人のお墓がある、神様になった日光東照宮とは違い
ずいぶん簡素に思えるが、それでもなんとも言えない歴史の重さを感じる。




増上寺から芝公園をぐるり一周し、東京タワーのふもとにも訪れる。
それにしてもあの広大な敷地と静寂、普段の雑踏からのちょっとした逃避。

贅沢な空間を味わうとちょっと心がリフレッシュできました、こういう空間って都内にもたくさんあるんだろうな・・・














玉ひで

2017-02-06 07:07:07 | おいしい食事
日本橋、人形町界隈には老舗と呼ばれる店が少なからず存在する、なんせ歴史のある街だからね。
昨年年末になるが、そんな老舗に機会あって訪れることになった。

玉ひで

親子丼が有名なこのお店、お昼にはそれ目当てに観光客がぐるっとこの店を一周するくらいの
行列ができるという、そんなお店に夜の食事がありつけることになった。





箸置きはこれから頂く鶏とタマゴ、可愛らしいけどなんか残酷な気も。



付だし3種。
今から頂くのは鶏スキコース。




こいつはワサビ味でお酒のアテにぴったり。





鶏スキは、別テーブルで仲居さんが作ってくれる、頃合いよくできたものを一人づつよそってくれる。




上品な味付けに歯ごたえある鶏肉が美味しい。





そして最後には



お待ちかねの親子丼、卵がトロトロ。




デザートのイチゴ。

池波正太郎も愛したというこの玉ひでの鶏スキ。
美味しかったのだが、老舗価格というかやはりコスパはあまりよろしくない。
が、来れたというだけ貴重な体験なのだろう。


ともあれ、お腹いっぱい、素敵な夜でした。