うたかた草子

日々うたかたのように浮かんでは消える想いを思いつくままに
書き綴った日記、いつまで続くやら。。。

栗仕事

2016-11-30 07:07:07 | おいしい食事
春には梅仕事、秋には栗仕事。
季節季節で旬なものを頂く際にちょっとした手間をかければ、贅沢なひと時を味わえる。
春にはイカナゴ仕事もそれに含まれるかな。


この度初めて作りました。





渋皮煮。
時間と手間はかかるものの、工程は難しくはない。
鬼皮をむき、重層を入れて何度かグラグラ煮込むだけ。







結果、こうなりました。
贅沢な秋のひと時、意外と美味しかったからまた作ろうかな。







euro 2015 winter Barcelona 20151228 6

2016-11-29 07:07:07 | 
スペインと言えば、フラメンコ。
本場はマドリードだというが、バルセロナでもやはり見てみたい。本場の一級には劣るとしても
現地で見れば気分も盛り上がるだろうということで、食事の後にやってきました。





こちらはオオバコの劇場のような作りになっており、テーブル席がありフラメンコの前に食事を取ることが
できる、と言ってもメニューはサングリアとパエリアという超ベタなメニュー。
まんま観光客向けの店なのだが、まあいい。前日だかホテルから予約を入れて当日向かった。





時間にして90分くらいだろうか、舞台の上の踊り手の熱気が伝わってくる。
シンコペーションに憑りつかれているかのように激しい熱気を感じる。




こちらは珍しい男性のフラメンコ。
バルセロナの夜は熱く更ける・・・・・


のだったが、この日も朝から目いっぱい動いた。熱気イッパイ、歌声イッパイの場内にも関わらず
途中激しい睡魔に襲われて記憶定かでない部分もあった。


・・・・・この場内でよく眠れるな、と半ば自分にあきれもするのだが、まあ、【スペインでフラメンコ鑑賞】という
目的は達することはできました・・・


あっさりと鑑賞を終えてタクシーでホテルに戻る、明日は最終日。



euro 2015 winter Barcelona 20151228 5

2016-11-28 07:07:07 | 
サクラダファミリアを堪能して、ホテル側までタクシーで戻る、なんでも一緒に行った同僚が
別の同僚からバッグを頼まれているという。スペインと言えばロエベ、そういえばその昔ツアーでスペインに
来たとき、ロエベのシステム手帳を買ったがレフィルが高すぎて継続して使うことができずどこかに
いってしまったなあ。




皮の柔らかさ発色の良さ値段の高さ、どれをとっても一級品なのだがいかんせん手を出せる値段の上限を
はるかに超えていて今回はお見送り。でもこのカバン本当に可愛かったなあ。


友人の買い物に付き合った後は一目散にホテルに戻る。
あまり緊迫した雰囲気のないバルセロナだが日本人+女性(しかも若くない)+高級ブランド品となると
危険度が一気に増す。すたこらさっさとホテルに戻ってとらえずブランド品を離さなくては。


ホテルで少し休憩した後街に繰り出す、美味しいと評判のバルでも訪れてみましょう。



の、前にチョコレート屋で買い出し、スペインもまたチョコレートの国。日本にも進出しているがスペイン王室御用達の
カカオサンパカ、一気に日本人率が上がる。



街の中心から少し歩いたこのバルは地元人で賑わう。
店の中はイッパイだったのでテラス席に座る、お隣は地球の歩き方を持参している日本人家族。
年末に家族でスペイン旅行って贅沢ですね。




サングリアで乾杯して





生ハムをつまみ





こちらは前菜の盛り合わせ的なもの。なぜかカニカマ率が高かったりする。





山盛りバケット・・・・・


あっという間にお腹がいっぱいなので、この日のもう一つのメインイベントのため移動する。



ウィーン国立歌劇団

2016-11-16 07:07:07 | 雑文
ま、早い話ウィーンのオペラ座の方々が日本にやってくると。その話はずいぶん前から知っていたが
チケットが高すぎてとてもじゃないが見に行けないとあきらめていた、確か5万円くらいだったと思う。

その昔ザルツブルクでとんでもない贅沢をしてオペラを見にいったことがある。その時はそれが目的の
旅行だったし、旅先は多少の出費にしても懐の紐があまくなりがち、実際は多少の出費どころの金額ではなかったのだが。
まあ、あれはあれでいい思い出、でないと一生見ることなどなかっただろうから。

だが、この度二度目のチャンスが訪れた、それは社員特定割引。
高額のチケットがはけなかったのか、会社関係で割引チケットが余ったのか、とにかく会社のメールにその割引
チケットを見つけた時は目を疑った、5万円のチケットが1.6万円とある。
即座に希望を出して、チケットを手に入れた。





こちらは本物のオペラ座ね、たしか最新のミッションインポッシブルでトムクルーズがこちらに居られた記憶がある。


感想は月並みだがとにかく素晴らしかった。
繊細で色彩豊かな音を奏でるオーケストラ、同じ人間とは思えない声量。


今回の来日は演目を替えて二週間くらいにかけて行われた。私が見た演目はワーグナーだったのだが
そのほかの演目もチケットが余ってるなら見てみたい、そう思って帰りの電車の中でチケット状況を調べる、お、まだチケットが
残っている。


はた、と、現実。
そもそもお高いから見送ったんだった、今日見た席もネットで調べると5万円近くしている。
通常料金ではやはり躊躇うな・・・・というわけで贅沢な秋のオペラ鑑賞の一日でした。





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2016-11-15 07:07:07 | 
サクラダファミリアは内部の見学とともに、塔に上る予約もできる。
今回内部見学のあと、塔に上る予約もいれておいた、と言ってもさすが近代建築。
フィレンツェのドーモのように鬼階段ではなく、らくちんエレベータでびゅーんと上に登れるようになっている。



塔の先端にはおしゃれな登楼が取り付けられている、こんなに近くに見えるのはやはり塔に登ったから。





建築中なのであちこちにネットがかけられている、こんな高さの工事なんて大変だろうな。




塔といっても頂上に展望などあるわけでもなく、バルセロナを一同に見渡せるような場所は特にはない。
もちろん上るとあとは降りてくるだけなので、その途中途中で立ち止まって写真を撮ることはできる。





フルーツのような登楼はなんだか可愛らしい。





途中からぐるぐるとらせん階段、後続の人たちも同じペースで降りてくるので気の小さい日本人としては少々焦る。
そして風景も小窓からのぞく程度であまり高さを堪能した感覚はない。





にしてもやはり登ってよかった。





完成後の完全版サクラダファミリアを見に来ることはできるかな。


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2016-11-14 07:07:07 | 
さて、バルセロナと言えばガウディ。
ガウディと言えば真っ先に思い浮かべるのはやはりここだろう。



サクラダファミリア。
こちらは最も古い生誕のファザード。
1894年の着工から、建設が予定されてる3つのファザードのうち唯一ガウディ生存の間に完成したということ。



イエス誕生の喜びを表したものでイエス幼少期のできごとが表現されているらしい。
歩き方片手にそのシーンが埋め込まれている部分を確認したりもしたが今一つピンとこないのが日本人の感覚。
というか非キリスト教の感覚というべきか。



にしても圧巻。
十数年前にサクラダファミリアに来た時はまだその完成時期の目途も立たず・・・というようなことが言われていたが
建築技術の発達も相まって2026年んの完成を目指して着々と工事が今も進められている。

こちらも日本から見学時間をあらかじめ予約しておいた。入り口でプリントアウトをしたバーコードの予約券を見せて
難なく入場。



圧巻の内部。
その昔訪れた時は内部なんて見学はできなかった、内部も壮大そのもの。




幻想的なステンドグラス。
それにしても当時からこの設計図があったとは恐ろしい。現代の技術だからこそ実現可能だったとしか
思えないのだがガウディの頭の中には当時建築する術が描いてあったのか。





映画のセットのようですね。




こちらは受難のファサード。キリストの死がテーマだとか。





生誕のファサードと比べるとなんだかすっきりしてシンプルな印象を受けるが、あえて装飾を排除し冷たい石の肌を
表すことによって受難の苦しみを表現しょうとしたのだとか。


深い・・・・・


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2016-11-10 07:07:07 | 
こっちはどこまで書いたやら・・・と記憶すらあやふやになってる。
が、やはりヨーロッパ旅行は旅の中でも別格、このままうっちゃって置くわけにはいかない。
一年越しになる前にぼつぼつ進めることにしよう。


*****

贅沢なロケーションでお茶をしたあとグエル公園の予約時間が迫ってきた、タクシーで先ほど戻ってきた
道を戻る。グエル公園は小高い丘の上にあり、車は坂道を登っていく。




ガウディーのスポンサーであったグエルはこの公園のある土地に60戸の宅地を作る予定だったとのこと。
そのための都市デザイン、パブリックスペースの設計がガウディによって行われたとのこと。
その昔はお金持ちのためのお金持ちのエリア、それが時を経て一般ピープルに公開されているとのこと。





カサミラにしてもそうだが、ヨーロッパはやはり貴族社会。
お金持ちがパトロンとなって芸術家が育つ、生まれた時から決められた階級社会だが搾取だけではなく
生み出されるものも当然ある。それが後世への文化と伝統になる。





不思議な空間を作るこの柱の下の広場は昔は市場だったとのこと。
地中海沿岸地域におけるギリシャの植民地がイメージされた空間、見た目だけではなく機能もきちんと備えていたらしく
この広場の地下には大きな貯水槽があったらしい。




山の上エリアのため、公園内はかなりの高低差がある。
空間をぐにゃりとゆがめたこの通路は、自動車と馬車用の大通りの通路と、徒歩用の近道が複雑に絡み合って構成されている。。
それにしても不思議、この構造で柱がよく支えているものだ。




階段を登ると中央広場なる大きな共用スペースとなる広場がある。
ここでこの公園に暮らす人々の憩いの場となっていたのだろう。

見応えたっぷりのこのエリア。
存分に堪能して、次はメインイベントのあの観光スポットを訪れる。


台湾 160618

2016-11-09 07:07:07 | 
さて、台湾二日目。天気予報によるとこの一週間は大雨マークだったがこの日は朝からピーカン。
まずはホステルの朝食を食べて出かけましょう。





お値段のわりにオサレな朝食、ただ若者男子には圧倒的に量は少ないらしく、さりげなく一皿食べ終えてふた皿目を
ちゃっかりもらう男子もいたとか、まあそりゃそうだわな。






ホステルにあったカレンダー、なんだかかわゆい、毎日変えるのかな、これ。


この日は台湾の名物スポット、九ふんに行く予定になっている。電車とバスを乗り継いでかの地に向かう。
台湾の電車に乗ったのは初めてなのだが、なんだか乗客がとてもおおらか、車内でお弁当を広げてむしゃむしゃ食べている。
国によっては社内での飲食厳禁なんて国もあるのだがここの国はその逆、あえて社内で食べるために手弁当を持参の夫婦、
ケーキ屋で買ったと思われるケーキを二人で食べるカップル、お弁当(しかも麺)を食べるカップルなども居た。なんだか
おおらかで可愛らしい。





駅で買ったオヤツを持参、ただし地下鉄内での飲食は禁止らしい、この日の電車は日本で言うJR的な長距離電車。
ベビースターラーメンを一口サイズに固めたような味でした。





1時間程だろうか、鈍行電車に揺られ九ふん最寄り駅に着く。
ローカル線だからあんなに食事におおらかだったのかな。





バス停に向かう途中のお店でタピオカミルクティーを購入、もはや鉄板。
日差し強くとにかく暑い、熱中症にならないように水分補給はきちんとしなくちゃね。


バスに乗り換えくねくねとした山道を走り、到着。





暑いなあ・・・・・








べったら市

2016-11-08 07:07:07 | 雑文
べったら市なるものが会社近くで行われるらしい、それは祭りの核となる神社を中心に夜店が繰り広げられ
べったらを売る漬物屋が軒を並べるらしい。

聞けば江戸中期から行われている由緒正しいこの祭り、屋台の規模もかなりのものらしい。


べったら市


東海道の起点日本橋は歴史のある町、味気ないオフィス街の中にもそういった土地に根付く祭りが
続く土地柄なのかもしれない。


夜店・・・この甘美な響き、屋台でのビール、焼きそば、たこ焼き・・・・子供の頃も楽しいイベントでは
あったものの、大人になってからは別の楽しみが加わりそれはもうパラダイスと呼んでも過言ではなかろう。


早々に仕事を切り上げ大人のパラダイスに向かう。




まずはお参り、宝田恵比寿神社に手を合わせる。お酒が入ってから参道に並ぶのはちょっと気が引けるからね。




土地柄様々なお店の提灯が並ぶ。




素敵。
祭りの屋台の電灯の下では、大人も子供も幸せな顔をしてる気がする。
この日は盆踊りが行われ、前日には神輿が担がれたとのこと、きちんとしたお祭りなんだなあ。





この日の主役、べったら。
普段スーパーで見るべったらよりも存在感大きく、サイズも大きく、お店の前には試食用のべったらがあちこち並べられて
おり試食しながら商品を決める。お店によって微妙に味が違うのも面白い。
缶ビール片手にこの試食をめぐるのも楽しいだろうが、現実にそれをやったらかなり引かれるだろうな・・・


ともあれ一緒に行った友人とべったら半分こでお買い上げ。
自宅に戻って食べてみると、思いのほかあっさりとしたべったらでこれなら一本でも問題なかったと少し後悔。


肝心の屋台めぐりは、やはりこの年になるとたちっぱはつらいということがよくわかった。
屋台にそばにしつらえられた飲食スペースは人出に比べると圧倒的に少なく、腰を落ち着けて食べるスペースはほぼない。
結局、浅漬けキュウリ一本(200円)を食したのみ。


場所がらサラリーマンの多い祭りだったが、やはり祭りは浮かれる。
会社帰りにこういう雰囲気が味わえるってなんだかいいな。



台湾 160617 4

2016-11-07 07:07:07 | 
台湾と言えば夜市、夜市に来ると子供の頃屋台の夜店に喜んだ自分を思いだす、当時は夜のお出かけなど
子供は厳禁だった。そんななか特別に許される年に数日の夜のお出かけが夜店だった。




台湾で最大の士林夜市。


その昔訪れた時は、屋根付きアーケードの中にお店がひしめきあっていたように思うがあれからかれこれ
10年以上たってる、ここいらエリアの構造もだいぶ変わったのかもしれない。

プチプラ雑貨が続く入り組んだお店が並ぶ路地を散策するが、なんとなく雰囲気は原宿を歩いている
ようなカンジ、昔より品ぞろえが洗練され若者向き雑貨が圧倒的ポジションを占めている。




屋台につきものなのか、明らかにライセンスを取っていないだろうキャラクターもの。
これ今の世の中でも本当に大丈夫なのか。


台湾の夜は蒸し暑い。タピオカ入りミルクティーなど飲んで周囲散策。もともと小籠包を食べた時間そのものが
遅かったので夜市のお店もぼつぼつ店じまい。




結果ホテルのバーで飲み直す。
電車で移動してホテルに戻ったのだが、台湾の夜の電車、日本で見かけるような泥酔した乗客は皆無。
そういえば、街中でも酔っぱらって騒ぐ若者は見かけなかった、街ゆく人はみなしらふでしゃんと歩いている。




飲酒の文化もそれぞれなのかも。
オサレカクテルなど飲んでそれぞれ就寝タイム、台湾初日の夜が暮れる。