「私の従軍記」 子供たちへ

平成元年父の誕生日に贈ってくれた本、応召されて帰還するまでの4年間の従軍記を今感謝を込めてブログに載せてみたいと思います

リババレー作業隊歌 

2006-10-14 22:37:23 | Weblog
 その頃、リババレー作業隊歌というのが発表された。
     リババレー作業隊歌
 1、緑の光若き土      映ゆる希望の黄金雲
   集う7千いざ共に    新生日本へ轟く歩調
   生命高鳴る朝あけだ   我等リババレー作業隊
 2、炒りつく太陽玉の汗   街にオフィスに工場に
   打つぞこの鍬ハンマーに 沸き立つ気魂よ国まで響け
   示す男の子の心意気   我等リババレー作業隊
 3、南の国よ椰子の葉よ   燃える夕日の地平線
   夕餉楽しく語らへば   夢見る故郷あの山川よ
   それに招くか十字星   我等リババレー作業隊
 4、嵐も何ぞうち絶えん   胸にあの日の宣あり
   昨日を捨てて新しい   世紀の象徴先立てて
   国を挙げての総襷    我等リババレー作業隊
 栗田まさみ著「思いでは星の如くに」新泉社発行によればこの歌は、
 「昭和21年5月11日第1回公園のとき発表。
      作詞 宮坂外之  作曲 出戸位待
 私のメモには4番まである。2番の「沸き立つ気魂よ」が「わき立つ気魄よ」
 3番の「南の国よ」が「南の風よ」に、「燃える夕日の」が「燃える夕日の」
 「それに招くか」が「空に招くか」に変わっている。これは私がメモするとき聞き違えたのであろうか?。