先日NHK-BSで放送のあった
『心ひとつに にっぽん全国 感動の校歌物語』を見ました。
ゴスペラーズが作った校歌。
一体どんな感じになったのだろうと、そのお話を聞いた時から思っていました。
青森県八戸市 八戸市立白山台中学校 校歌
「空に届く」 作詩:安岡優 作曲:北山陽一
放送では、卒業式で唄われた完成版の披露がありました。
「実に難しい校歌となりました」というアナウンサーさんの言葉通り、混声六部合唱。
音楽担当の先生も少し困惑した感じでしたが・・・
まぁ、校歌で混声6部合唱と聞いて、1番困惑していたのは私でしたが。
でも、完成した校歌を聞いて驚きました。
難しいと言う生徒の声、どう指導していいのかと言う先生の声。
そんな困惑もどこへやら・・とても立派な校歌に仕上がっていました。
そして何より、生徒達の歌が本当に素晴らしくて感動しました。
上手く表現できませんが、"難しい"から諦めるのではなく、唄う生徒も教える先生もトライする、チャレンジする前向きな姿勢で取り組み。
結果的に見事に成し遂げて完成させてしまう。
そのパワーがすごく素敵だと思いました。
校歌の完成までに何度か指導に行ったと言う北山くんと安岡くん。
そのモヨウが少し放送されました。
その時の二人の様子を見て感じたこと。
指導をする時、話をする時、二人はいつも子供達の顔をひとりひとり見ていました。
決して自分の意見や思いを押し付けるのでなく、理解して欲しい・・届いて欲しい・・そんな想いがその行動から感じ取れました。
彼らはいつも真剣だ。だから応援する私も、真剣に心を込めて彼らの音楽を聴いていたいと思いました。
私も今、小学生の指導をしています。
彼らは音楽、私はスポーツ、ジャンルは違うけれど、理解して欲しい事・届けたい物、きっと同じだと思います。
安岡くんが提案した、中学校と小学校との交流に結びつく案。
北山くんが話してくれた「ひとりでは紡げない音楽を仲間と一緒に紡ぐ事の大切さ、自分が歌っていない所の歌詞を唄っている人の所も聴いていて、その人の気持ちを受け継いで自分も唄って下さい」
私が教えているスポーツもチームワークがとても重要です。
北山くんと安岡くんの言葉は、そっくりそのまま私にとっても勉強になったし、今後指導して行く中でも活かしてみたいと思いました。
私がゴスペラーズと出会ってから、今まで何度も助けてもらったし、たくさんのパワーも貰いました。
そして。
今回の校歌制作の物語の中からも、また、たくさんの力を貰いました。
現在、私は小学生の指導という道で、迷ったり悩んだりして立ち止まる事が多くなっていましたが、少し自信を取り戻せるような気がしています。
ゴスペラーズ・・。
不思議な力と、素晴らしい力を合わせ持ってる5人。
まだまだこれからも、おもしろい事たくさん教えてくれそうで、わくわくします♪
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