新江戸川公園は、「回遊式泉水庭園」とあったので、回遊式庭園について確認したところ、小石川後楽園は「回遊式林泉庭園」とありました。また別に、「池泉回遊式庭園」と記載された庭園もあり、多少混乱しました。解説を分析(大げさ!!)してみると、いずれも池を中心に回遊式の小道が付けられ、場合によっては築山や林などの植栽が設えられていて、それぞれの言い回しに厳密な区分は認められませんでした。今までにも各地で巡り会っていますが、 小石川後楽園、金沢の兼六園、讃岐の栗林公園、池の周辺だけ見ていると、どれがどれやら区別が付きません!
木戸の向こうに庭が現れました。
お決まりの灯籠と松、遙か彼方には橋も架けられ、景観を引き締めています。
橋の方向から松声閣のある方向を眺めると、右手は崖地で林の中散策路が上へ上って行きます。かなりの急坂ですが、つづら折れの小道を登り切ったところに永青文庫が有ります。
池の彼方から眺めると高木に白い花が認められました。コブシのようにも見えましたが、近づいてみるとやや大きな花、遙か高いところに咲いていたので見えにくかったのですが、木蓮のようでした。
ブログを始めてから、掲載前に辞書を引いたりweb検索をして確認するのが習慣になりました。時間を費やし、時には堂々巡りしたり、結論が出なかったり・・・それでもプロセスを結構楽しんでいる?と自己満足しています。
旅をしたり散歩の時も殆ど理解(判別)出来ないのが、鳥と花(植物)です。図鑑と見比べても、似たような写真が何枚も並んでいて、はっきり区別出来ません。特徴と“鑑別診断”のキーポイントが述べられていても、理解出来ないことが多いのです。春になると空き地や川の土手に沢山見られたタンポポ、最近では外来種に追いやられ、在来種が極端に少なくなったと聞いています。独り寂しげに花を開いていましたがやや大きめ、果たしてこれはどちら?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます