今年のGW (最終章)
今年のGW、この景色が振り出しです。信州旅行なのに越後へやってきたのは・・・。
5月2日夜8時過ぎに東京出発です。予想はしていましたが、関越高速道はすでに3車併進状態です。いつもより時間がかかりましたが、渋滞までは行かずやや混雑、深夜越後湯沢着でした。(翌日の朝のTVでは、3日7時過ぎには40キロ以上渋滞とありました。分っていても、連休以外旅も出来ない貧弱な休暇体制は、経済大国とはいえないのでは?)
朝、早速向かいました。越後と信濃の県境津南町です。千曲川が信濃川と名前を変えるあたり、マウンテンパーク津南のセンター、ロッジ前からの眺望です。
段々畑ではありません。河岸段丘です。太古の昔から、川の浸食と河岸の隆起を繰り返し、何段もの段丘が形成されてきました。(ガイド本の受け売り・・)。ここ津南では、9段にも及ぶ段丘が観測できると案内にはありました。数えてみましたが、7段しか判りません。数え方か見え方の違いなのでしょう。さらにスキー場最高地点の展望台まで登って行きました。違う方向の段丘が展望できます。背後の雪をかぶった山並みは、苗場山です。
津南、野沢、志賀高原、赤倉などへスキー・登山の往来にこの道はよく使います。段丘も、道路からは常に眺めて、その景色には一種の憧れを持っていました。他の目的でいつも急いでいますので、停車しての見物もしたことはありません。ただ、川を越えて上越市方面に行く時、段々をつづら折れに降りて、つづら折れに又登る時、実感として段丘を感じます。
もうゲレンデには雪はありません。でもスキーをしていました。ダンプカーが谷間から雪を運び、ブルドーザーが小さいゲレンデを作っています。
車で1時間も走れば野沢温泉です。上ノ平のゲレンデはGW中営業していました。それでもここにゲレンデを造り、スキーを楽しむ、ここが好きなのですね!!まねできません。
今年のGWはここをスタートとして、信州経由5月5日 午前中に帰京、イタリアの世界遺産展で締めくくりました。戻るとすぐ行きたくなる、旅の魔力にまだまだとりつかれています。
帰ってから、ブログチェック中yukoさんのブログから偶然“山水さんのブログ”を訪れました。同じ時期に同じあたりを歩いていますが、視点が違います。今後も楽しみになりそうです。
山水さん:デジタル一眼、まだ高くて買えません。仕事場に半切くらいに引き伸ばして飾るので、フィルムが必要です。
うたのすけさん:霞んでしまって、失敗かと思ったのですが、近景ははっきりしているので靄っているのだと思います。けがの功名で、思いがけない水彩画に仕上がりました。
やまちゃん:苗場山が県境ですから、右は鳥甲山かと思います。さらに奥に岩菅山以下、志賀高原に連なっています。
こういう写真撮りたい 同じです。でも私は行ってきました 写真でも充分です。それさえ 上手いきません。
さて おなじコースを地図の上で辿りました。細かい所までは分りませんが、津南町は県境ですね。
ちなみに1枚目はズーム付きのコンパクトデジカメ、2枚目は銀塩フィルムの一眼レフカメラです。ブログ使用では、区別がつきません。恐るべしコンデジです。