北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

桜も咲いてしまいましたが 横浜市大倉山記念館:横浜市港北区

2012-04-17 09:47:26 | 追加の1枚

 遅い春の訪れでスキー行も3月初めを最終とするのが常でしたが下旬迄ずれ込んでしまい、ブログ更新もそちらの話題が先行してしまいました。そして遅い桜の開花に焦れているうちに、例年に近い形であっという間に満開になり、今日はすでに葉桜になりつつあります。花の咲かない花見と満開の花見の話題が日曜続きでやって来てしまいました。

 という訳で一月前の話に戻ってしまいますが、大倉山公園に梅見に行った時のこと、入り口を入って石段を登り木立の中を行くと、彼方になにやら洋館が見えてきました。



 近づいてみると由緒ありそうな洋館「横浜市大倉山記念館」がどっしりと構えていました。



 傍らにあった案内板に解説がありました。要約すると『現在の横浜市大倉山記念館は、実業家で後に東洋大学学長を務めた大倉邦彦(1882-1971)により昭和7年(1932)「大倉精神文化研究所」の本館として創建された。、「東西文化の融合」を掲げた大倉邦彦の理想に深く共鳴した設計者長野宇平治は、古代ギリシャ以前の”プレヘレニック様式”という世界的にも希少な建築様式を用いたのみならず、東洋の意匠も取り入れ、まさに東西文化が溶け合った独特の様式美を持つ建造物を創り上げた。』



 中に入ってみると案内板に現在の使用状況が書かれていましたが、数多くの会議室があり貸し出され、音楽や絵画など定期的な教室が日によって代わりはあるものの多く開かれているようでした。丁度1階ギャラリーでは個展として版画展が開かれていて、和紙版画が展示販売されていました。(妻が気に入って、数点を購入した模様)

 記念館正面左側面には研究所の銘板がありました。いかにも由緒ありげですが、現在も精神文化研究所の機能はこの地で存続され研究活動、講演会などが行われ、館内にある付属図書館は公開されているとありました。



 その前を通って梅林方向に行くと東屋があり、かたわらにはミツマタが梅に先駆けて咲きほこっていました。今頃はとっくに終わっているでしょう・・・季節はずれの報告・・・!!




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