日本庭園を後にして噴水広場へやって来ました。相模原公園の項の最初に全体像を掲示しましたが、時は5月半ば、もっとも花の多い季節です。泉の両側には季節の花が色とりどりに咲き誇っていました。
遠く正面にあるのはグリーンハウス(温室)、更に遠くに聳えているのは展望塔です。この先グリーンハウスに向かって右・左と通路を変えながら進みます。
時折振り返って逆方向のアングルで捉えてみました。一段と高い位置にあり噴水広場を一望出来る屋根のある休憩所、パーゴラ?テラス?なんと呼んで良いのかは???
グリーンハウス前広場にはモニュメントがあり銘板が添えられていて「風景・・・緑の夢 1984年6月 小田實作」と読めましたが・・・。
モニュメントから更に進むと緩やかな上り坂で、広場全体が俯瞰出来ます。(???グリーンハウスのテラスからの撮影かもしれませんが???)
この2枚の画像雰囲気が違います。上は広々とした空間をほぼ“目”で見た感覚に近く現しています。拡大写真の方は鮮明に部分部分を認識出来ますが、それほど広い空間とは感じません。“レンズ焦点距離”のトリックです。42mmと400mm、広角と望遠域の違いが顕著に表れているのです。フィルムの時代には一眼レフには(レンズシャッターカメラでも)48~55mmレンズが標準レンズとして付いていました。人間の視覚に一番近いとされていたからです。一時代全盛を風靡したコンパクトカメラ(フィルム)では43mm前後でやや広角気味にして焦点深度を深く取りピンぼけを防ぐ工夫がされていました。近年ズームレンズが当たり前になり、焦点深度や写角が自由に取れるようになり撮影の基本“一歩近づく”がおろそかになり、意図からずれた画像になってしまう!!ことが多く、反省しています。
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