2016GW-8
鮮やかな青色の船が海に浮かんでいる。もちろん客船ではなく貨物船、形からタンカーでもコンテナ船でもないことだけは判る。東京湾口横須賀港沖浦賀水道辺りになる。船の向こうの山は房総半島館山辺りであろうか、最短 6.5km程しかない。
この船の船籍が気になったので調べてみた。船腹の「JFE」と青色の円形マークから会社はすぐに判った。「JFEホールディングス」の一員であろう。おそらくJFE物流に属する船で当然JFEスチール関連の鉄鋼製品・鉄鋼材料が主となっていると想像出来る。
ここで一つ学習をした。「JFEホールディングス」は名前通り持ち株会社で「JFEスチール」は 日本鋼管株式會社 (NKK)と川崎製鉄株式会社(川鉄)が併合したものである、と。医療の世界にどっぷり浸かっていると、これほど大きな合併、社会の動きすら判っていなかった。川鉄の工場は実家の近くにあって関連している友人は多くいる。川鉄を定年退職した古くからの友人もいて、年に何回かは会っているので尋ねてみよう。
観音崎公園の一番端の自然博物館前の駐車場に車を止めた。
博物館前は小公園になっていて渚の岩礁が見える。
GWは3連休のみで金土曜日は仕事をしていた。飛び石になった8日日曜日、海を見ようかと三浦半島へ、10年前に先端城ヶ島迄行ったので、今回は観音崎にした。「観音崎公園」はいくつかの園地に分かれていて広場にもそれぞれ名が付けられている。博物館のある辺りは「展望園地」とあった。名前も知らない珍しい花を見た。
「展望園地」は観音崎公園の外れにある。海水浴場のある一番賑わいのある「観音崎園地」へはトンネルを抜けて行く。
トンネルの上辺りに灯台はある。
トンネルを抜けた所海岸沿いの草地になにやら建っている。「遭難碑」と読み取れたが?
後で調べてみると「なだしお事件」とあった。『1988年(昭和63年)7月23日に海上自衛隊潜水艦と遊漁船が衝突し、遊漁船が沈没した海難事故。海難審判での事件名は潜水艦なだしお遊漁船第一富士丸衝突事件。』
海上を見ると行き交う船の多さに驚かされる。これでは少しでも気を抜けば事故は起こるであろう。
少し行くと観音崎園地に行き着いた。岩礁のある渚では、大勢の人が磯遊びをしていた。
振り返ると丘の上に灯台が見えていた。
木立の間の階段を上がると灯台に行き着く。門より中へ入るのには協力金がいるので(丘の上の灯台、高さはないので眺望は展望広場へ行けば同じになる)中には入らず脇の道を下りた。
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