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旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

移転ご挨拶

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方状節理の意味を知りました 蘇洞門:福井県若狭町

2007-12-10 15:04:22 | 水のある風景

海 その10
 箱庭的な海の景色は好きです。松島、紀伊の松島など、日本の海岸線各所にあります。昭和41年(1966)夏、初めて若狭へ行った時、若狭湾の中にさらに複雑に入り組んだ湾や入り江があり、梅丈岳の頂上から見た若狭湾に、うっとりした事を思い出します。それでも全体像にはほど遠く、飛行機で上空から見なければ、真の姿をつかめないでしょう。
 それではと小浜湾にある蘇洞門を海上から見る事として、遊覧船に乗りました。若狭富士と呼ばれる青葉山が、なだらかな山容を見せていました。



 全体は、花崗岩の岩山です。



 近づいていくと、そそり立つ岩山が規則正しい割れ目を見せています。

 

 鉱物が結晶状に岩石を形成し、浸食により四角いブロックで割れるものは方状節理と呼ぶ、等細かい事は、後になって知りました。その頃の旅では、とにかくどん欲に風景を目に、カメラに刻みつける事に夢中で、由来とか、言葉の意味や解説は上の空でした。あの頃、もっと何事にも深く探る努力をしていたなら、もっと違った深い造詣を伴った旅が出来ていたかも知れません。
 そんな事で、唐船島、小山通洞、大門・小門、吹雪の滝等写していますが、さてどれがどれでしょう???



 随分経ってからですが、柱状節理の渓谷のガイドを読んで、新潟県の清津峡に行って、その違いを実際に眺めて、確認しました。
 ブログを継続するために、過去の写真をネットで確認しながら作業を進める内に、安易に考えていた事がはっきりしてきて、随分いい加減だったと、反省しています。もっともかといって、充分な下調べで旅をしても、“偶然の出会い”が減って、感動が薄れる恐れがある、と、行き当たりばったりな旅を続ける事になりそうです。