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北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

移転ご挨拶

plalaからgooへ移転してほぼ修正が終わりジャンル・カテゴリーが設定出来ました。タグ付け法が見つからないので、県名・市町村名、東京都は区市町村名で、その他寺社・名所などは固有名詞でサイト内検索して下さい。 サイト内リンク先、アドレスがplalaのpubのままgooに変更していないのでリンク切れしていました。リンク箇所を探して変更するのはかなり時間がかかりそうです。

まったりと・・・ 八幡堀:滋賀県近江八幡市

2015-10-02 15:55:26 | 水のある風景

2015夏旅・その12 観光地と呼べる土地なのだが??

 静かな水面をゆっくりと屋形船が滑って行く。近江八幡市「八幡堀」の一角に出た。

 夏旅最終日の1日前8月15日、高松を後に東京へと向かったが、その行程700km余もある。走りきれない距離でもないが、せっかく四国まで来て直帰するのも味気ない。取り敢えず大鳴門橋を渡り淡路島へ、最初の淡路島南ICを降り西海岸を走ることにしていた。ガイド誌には東海岸へ向かう国道の方が立ち寄りポイントが多く記載されていたが、海岸ぎりぎりに行く西側を選んでみた。が、予測に反してただ平板な堤防と海が続くだけで景色としては期待に反していた。因って写真は撮っていない!島半分くらい進んで島の背骨に上がり更に横断して洲本を目指した。

 昼近くなり昼食場所を探していたので国道へ戻ったのだが道路沿いには適当なレストランも見当たらず、やっと見つけた店は駐車も困難な程の混雑、それでは洲本漁港近くまでと進んだが、市街地の入り口で渋滞の列に入ってしまった。やはりお盆最後の土曜日で日本全国混雑盛り、あえて市街地に入る必要もなくUターンして洲本ICへ、都会地と違いIC周辺にもレストランの類いはほとんど無いので途中“ファミレス”で昼を済ませて明石海峡大橋を渡り神戸に入った。

 神戸市街地高速道は数本あり、中心地は当然渋滞も多いはずともっとも山側を使い名神道へ、更に京都市街地を避け一旦京滋バイパスに、名神高速へ戻り宿泊地「近江八幡」へやって来た。おかげで僅かな渋滞はあったが日の高い内に着いたので八幡堀へ、その日のうちに見物できた。川沿いの散策路、真夏の太陽が照りつけていたが川風もあり心地よい。

 川沿いには古い街並みが、対岸には紡績会社の白壁が柳の緑とマッチしていた。

 「コーラ瓶」さんのblogによく出ている「ヴォーリズ」「近江兄弟社関連」の建築もそこかしこにあるはずだが調査不十分と時間不足で追求できなかった。それでも趣のある橋、ひなびた建物,懐かしい風景がそこにあった。観光客も閑散ではなく混雑でもなくほどほどでマスメディアに載りにくいのであろうか?


池を巡りて 続・栗林公園:香川県高松市

2015-09-18 09:47:04 | 水のある風景

2015夏旅・その10 やはり茶室内は見られなかった

 枝振りの見事な松の間から水面が覗いている。南庭北湖に近づいている。

 「商工奨励館」前の松を回り込むと案内板があった。表示によると、北湖、西湖、南湖を巡る南庭コースと、「商工奨励館」の裏手になる北庭を巡るコースがあるようだった。時間のかかる南庭からスタートした。

 松の枝が覆いかかる程の北湖から始まる。

 北湖から松の間を行くと庵?があった。「日暮亭」とあった。

 門前に解説が掲げられていたが詳しくはここでは述べることが出来ない。(知識が乏しい!!)茶室風なので中を見学したいが、webサイトでは呈茶があると書かれていたが、開場時間内と思ったのだが門は閉ざされ入ることは出来なかった。

 林を抜けると蓮の浮かぶ池があった。西湖である。池に沿って聳えているのは「赤壁」とあった。

 この命名は中国(宋代)の「前赤壁賦」に依るもの、宋代の詩人蘇軾が流罪地の黄州を流れる長江(揚子江)にて詠んだ詩にちなむとあった。この詩には鮮烈な思い出がある。高校入学してはじめての「漢文」の授業で担当の先生がいきなりこの漢詩の朗詠をはじめ、涙した。その後涙した訳を解説をしたのだが、進学した高校は中高一貫校で付属の中学ではすでに漢文の基礎を終えていたが、高校から途中入学したので全く理解出来なかった。市内の中学の出身者も理解できる者が多く教師も毎年のことこのくらいは分かると思い込んでいたようだ。・・・余分な記述・・・。

 西湖を背にしてもう一棟茶室風の建物「旧日暮亭」があった。かっての「日暮亭」なのだが現日暮亭が建てられた所にあったが、園外に払い下げられていた。有志の努力で里帰りしてこの場所に更に移築されたとあった。

 日暮亭から更に行くと「南湖」に出た。

 その脇にはかなり大きな造りの「掬月亭」があった。こちらは多目的な集会所のようにも見えたが玄関を持たず何処からでも出入りできる茶室とあった。

 日暮が近くなり南湖を離れて北庭方面に向かったが、池の景色を引き締める「偃月橋」の画像が見当たらない。というよりコースを外れて北庭に向かったので目に入らなかったようだ!

 北湖の縁を回り奨励館の脇に背丈程の蓮が並んでいた。芙蓉沼、沼だが水は全く見えない。

 その先は群鴨池となる。名からすると静かな水面に鴨が群れるのであろうか、この時は何にもなかった。

 とにかく広いが妻は花が無いことにガッカリしていた。季節は夏、僅かな蓮が見られたのみ。回りきってはいなかったが、予定を早めて退出した。


すでに香川県でした 与島パーキングエリア:、香川県坂出市

2015-09-05 15:01:55 | 水のある風景

2015夏旅・その7 与島プラザに展望台が

 天空を橋が彼方まで続いている。与島P.Aの展望台から眺めている。

 赤穂城跡を出たのはまだ9時を少し回った頃だった。時間は十分あり夏休み三日目8月14日、高速道を避けてドライブを楽しむ予定だった。事前に地図を見ていて「岡山ブルーライン」の名に気がついた。由来を調べてみると岡山ブルーハイウエーの名称で有料道路として開発され、現在は名称を変え一般道として国道2号線の混雑緩和のバイパス的役割を持ち使用されている・・・とあった。海を越える片山大橋から始まり、かなりの高所をも走るようなので山の中とはいえ展望が望める???途中“展望”の名の付く道の駅もあるので・・・。

 想像通り片山大橋はやや高所にありカキ?の養殖筏の浮かぶ様は絵になるようだったがハンドルから手が離せず写真は撮っていない。整備された自動車専用道とあってIC方式の出入りで信号もなく、アップダウンや曲がりの多い道ではあっても走りやすかったが、期待の海の眺望は余り望めなかった。唯一道の駅「一本松展望園」から瀬戸内を垣間見た。

 その後も快適に走り吉田川に架かる西大寺大橋への下り辺りで眼前に展望が広がった。そしてそのまま国道2号線に合流したが、やはり当初の目的“瀬戸内の海を見るに従い国道30号線430号線に入り鷲羽山に向かった。鷲羽山展望台までは行ったが混雑が激しく駐車も食事も出来そうになく、やむなく児島駅辺りで食事を済ませ近くのICから瀬戸中央自動車道(鉄道共用の橋なので地図にも自動車道の文字が入っていた。)に乗って「与島」PAに来た。

 ICは上下線共用でありかなり高所から螺旋状に下ってくるのでまるで塔のようだ。2階建ての橋、鉄道は下段であろうが列車が走っていないとただの“橋”・・・当たり前だが・・・。

 PAとSAの違いははっきりしないが規模の大小と思っていてが最近はPAの開発も進み単に間隔の距離差としか思えない。与島プラザなる施設があり屋上の展望台から橋と坂出側:四国を眺めてみた。

 拡大してみると四国は手が届く。もっとも与島は坂出市、すでに四国に入っているのでついに46年振りに来た!!


茶室の写真がない! 好古園②:兵庫県姫路市

2015-08-26 10:00:59 | 水のある風景

2015夏旅・その4 それぞれ趣の異なる庭

 流れのある平庭?茶室の庭かと考えたが、踏み石もなく流れがある???

 御屋敷の庭から道案内の道標に沿っていくと門があり、いくつもの間隔を置いた台の上に苗が育てられていた。おそらく数多くの庭の植木も順調に育つとは限らないから、常に補充用の苗木を育てているのであろう。

 blogを纏めていて気付いたのだが築地塀や屋敷門・長屋門、渡り廊下など江戸時代をしのばせるために順路の区切り毎に門をくぐり塀に沿うように設えられていたらしい。

 偶然「流れの平庭」の門は撮っていた。

 流れに沿っていくと広々とした庭や東屋が展開していた。

 そこで順路を違えたことに気がついた。平庭の前に辻があり茶の庭への案内があったはず・・・。出口の案内に逆らって茶室へと急いだ。もちろん茶室に上がり茶を頂くため。この手の催しでは“干菓子”が普通だが、当然のように“主菓子”が運ばれてきた。受付で(お手伝いに学生が入っていますと)告げられたように学生さん(中学生?)がお運びをしていた。

 ガラス戸越しに丹精な庭が広がっていたが、画像が見当たらない。撮っていないのか?それらしい画像はコレだけ!

 順序を違えてしまって似たような庭が混じってしまい区別が付きにくいが、萩の花が盛りなので「季節の庭」?松の植え込みが見事なので「松の庭」違う??

 結局「築山の庭」にたどり着けず御屋敷の庭に戻り、潮音斎・活水軒を渡り廊下を逆歩きして退出する羽目になった。その後かなり人の流れが少なくなった姫路城へと向かった。


ずっと座して居たい 好古園①:兵庫県姫路市

2015-08-24 18:11:46 | 水のある風景

2015夏旅・その3 心が洗われる(キザ!)

 緑越しに姫路城の櫓が見えている。城に隣接する「好古園」、姫路に到着し真っ直ぐ大手門前の駐車場に車を止め、城より先に向かったのがこちらだった。

 姫路城のwebサイトでも今年のGWとお盆前後が非常な混雑が予測され、天守閣への登城が制限され整理券が配られて1時間以上の待ちになるであろうと告知されていた。到着して城方向を見ると横断して向かう人の群れがかなりの量であった。整理券は望むべくもないが、入場券を買うのも手間取ることが予測される。そこで前もってガイド誌で見た好古園との共通入場券を求めれば速やかに入場出来るはず、と・・・。

 信号向こうの好古園入り口付近は人もまばらであった。入場券売り場にも人影は僅かだ。

 入場して最初の「御屋敷の庭」へ向かう通路から整備された小道と門に続く白壁で期待が膨らんだ。

 ガイドに依れば庭はそれぞれにテーマがあり“○○○の庭”と名付けられているようだ。最初に「御屋敷の庭」の門をくぐった。

 門の中はきれいに整えられた植栽はあったが、小道が続きその先の建物「活水軒」の中に入った。

 渡り廊下を行くとそこは別世界、幽玄の世界に迷い込んだ如し・・・林の中から流れが迸ってきた。

 更に渡り廊下を進むが、左右は緑に覆われ庭の一部も垣間見えて池が現れた。

 渡り廊下はもう一つの建物潮音斎に続いていて、玄関を出ると「御屋敷の庭」が広がっていた。

 池の周りを巡るが、その姿に圧倒され形容する言葉が見つからないので、画像を味わって頂きたい。

 丁度滝をバックに鯉が跳ねた姿を捉えることが出来た。

 その後順路に従って「茶の庭」方面に向かったのだが、見事な造園に由緒を調べてみたが、(いずれかの大名か名主の庭かと考えた)意外に新しく造られた庭と分かった。

『姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」は、発掘調査で確認された武家屋敷跡などの遺構を活かして、市制100周年を記念して、平成4年に造営された池泉回遊式の日本庭園。姫路城の南西に位置し、城を借景に造られた庭園の面積は約1万坪(3.5ha)。滝や池のある「御屋敷の庭」や本格的数奇屋建築の茶室、双樹庵のある「茶の庭」など9つの庭園群で構成。江戸時代をしのばせる築地塀や屋敷門・長屋門、渡り廊下で結ばれた活水軒と潮音斎のたたずまいが特別史跡地にふさわしい歴史的景観を創り出している。』

 9つの庭の内いくつかを見過ごしてしまったようなのだが・・・つづく


緑一杯・これでも都内です 和田堀公園:杉並区

2015-08-04 15:34:21 | 水のある風景

 鴨が水面にゆったりと浮かんでいました。七環にもほど近い都内ですが、緑に溢れています。公園の中心「和田堀池」です。

 GWの旅が長引き気がつけば来週はお盆・夏休みに入ります。GW以後もそこそこ近郊には出歩いています。紫陽花と花菖蒲は間に挟み季節の話題に追いつきましたが、時機を逸した話題も出来てしまいました。それはおいおいとして猛暑の続く時期、涼しげに見える水と緑の画像を探してみました。昨年8月半ば、朝出勤に珍しく車を使いましたが、(普段は電車通勤です)電車を乗り継ぐより短時間で済むので道筋にある和田堀公園に寄ってみました。

 駐車場もあり入ってすぐに広場がありました。

 平日朝とあって散歩やジョギングの人影はありましたが、池の周りは静かでした。

 少し先には噴水もありました。

 和田堀公園は善福寺川に沿って開けています。川の先上流は「善福寺川緑地」に続き一体となります。

 対岸は僅かですが小高い丘になっています。

 階段を上がると丘の上高見を川に沿って小道が続き、四阿屋遊戯施設もありました。

 川を見下ろして周りを見回すと辺りは森なのです。切り取った画像は深山幽谷の趣です・・・周りには人家が密集しているのですが・・・。

 この時は仕事前の短時間でしたので駐車場近くの池や川だけですが、広場や運動場、第2競技場やBBQ施設まであるようです。


車中泊で一杯 道の駅「ウエーブパークなめりかわ」:富山県滑川市

2015-06-02 17:14:17 | 水のある風景

2015GWの旅・7:ホタルイカ観賞は・・・

 雲間から僅かに覗く青空からかすかに光が雪の残る峰を照らしていました。GW2日目5月4日朝8時過ぎでした。

 前夜の宿泊地魚津のホテルを8時頃出立し、海岸沿いの道を富山湾沿いに滑川に向かいましたが、程なく魚津の港を外れると道はなくやむを得ず田圃の広がる中真っ直ぐにつづくバイパスらしき道を行きました。右手には海岸沿いの松林が見えているので農道を行ってみましたが、海岸沿いに細い水路を挟んで車がやっと通れそうな砂利道はありましたが、何処まで行けるか分からないので元の道へ引き返し、道の駅なめりかわを目指しました。

 30分ほどで到着、港の傍らの広い敷地に“駅”はありました。この港から夜毎ホタルイカ漁の観賞船が出港するようですが、眠気が先で付き合いきれません。

 海岸沿いにあるコンクリートの建造物の上は展望台になっていて(前掲の写真の左端のコンクリートがそれ)階段を上がると白山連峰が大きく正面に望めました。前日の夕暮れとは少し趣が違い???曇り空なので夕暮れとそれほど違いも無いようでしたが、朝の光は少しは違っているのでしょうか。

 道の駅の開館時間には間があるのに多くの車が、沢山の人が?最近の傾向・・・流行・・・車中泊の旅人の車で広い駐車場はほぼ満車状態でした。

 魚津が蜃気楼なら滑川はホタルイカ、道の駅もホタルイカミュージアムがメインです。が、オープンまで間がありますので、先を急ぎました。


蜃気楼の町 埋没林博物館:富山県魚津市

2015-05-27 17:29:14 | 水のある風景

2015GWの旅・6:白山もよく見えて

 海の彼方に海岸線が連なって、蜃気楼・・・重なりがないので・・・ではない!魚津蜃気楼展望のスポット海の駅「蜃気楼」お立ち台からの展望です。魚津の蜃気楼観測の代表的地点のようです。

 道の駅親不知から国道へ戻りすぐ頭上にある北陸道ICを入り、魚津を目指しました。40km足らずの距離ですから国道を走っても良かったのですが、日のある内に蜃気楼の海岸へ辿り着きたかったので、時間を稼ぎました。午前中の抜けるような青空はなく、何となく霞んで見えていた海には蜃気楼は見えていませんでした。

 海の駅と敷地繋がりの所に「魚津埋没林博物館」広い駐車場と水をたたえた池に囲まれて入り口はあります。道路を隔ててとんがり屋根2つと展望塔を持った建物が見えていました。

 入り口を入り緩い下りで道路の下をくぐります。通路の両側には蜃気楼の写真がずらりと展示されています。テーマ館の1階に出てフロントで簡単な説明を受けます。まず隣の水中展示館、巨大な水槽の中に埋没林が再現されていました。海面の隆起や陥没などで森が海中に埋まり、朽ちることなくその姿を残した・・・なぜ腐らない?海中より新鮮な水が湧き出していて純粋な真水であったのでプランクトンもカビ・菌類も存在せず腐ることがなかった・・・と説明板が各所にありました。

 水中の画像はうまく撮れなかったので、次の展示館に置かれていた標本を撮っておきました。かなり大きな物です。水中の標本は小さな窓から全体像を表現出来なかったのです。

 順路はいったん庭へ出て回り込んでテーマ館に戻りハイビジョンホールで映画での解説を見ました。

 

 そして屋上の展望台から白山を見ます。モトイ、白山という山はありませんので、白山連峰を見るが正しいようです。「白山は雄山(おやま、標高3,003 m)、大汝山(おおなんじやま、標高3,015 m)、富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2,999 m)の3つの峰の総称である。」と解説にありました。

 夕暮れではっきりしませんが霞むことなく全身を現していましたが、参考写真から見るとこの山が主峰「雄山」でしょうか。

 北陸新幹線が開通して金沢はもちろん富山、北陸温泉郷、黒部などは大変な人出で混雑最高と、その前週平日に金沢を訪れていた友人夫妻が電話で嘆いていました。それは織り込み済み、少し離れた観光の少ない「魚津」に宿を取っていたのが正解でした。GWでの夕食の確保のためレストランがテナントで入っている「サンルートH魚津」朝夕食セットプラン、ビジネスホテルですからGW観光地の宿の半値、3分の一程度です。もちろん旬のホタルイカは追加オーダーで満喫しました。


青い海と色とりどりのプレートが 米山福浦八景自然公園:新潟県柏崎市

2015-05-16 13:40:34 | 水のある風景

2015GWの旅・4:恋人岬・鴎が鼻

 紺碧と言えましょう海の彼方、かなり高い所に赤い橋・米山大橋が、その背後には米山が顔を覗かせています。

 JR青海川駅から国道に戻り、更に橋のたもとの「日本海フィッシャーマンズ・ケープ」日本海鮮魚センターの駐車場まで戻りました。ここへ車を止め岬まで歩くつもりで係員の誘導に従っていくと、駐車場は左右に分かれていて道は先まで続き坂を登っていく様子、入り口の信号は三叉路の角だったのです。当然道路ですから先へ進むと、ホテルやレストランも建ち並んでいました。そして坂を上り詰めると広場があり、眺望も良くその先の岬と海が見えたのでそこから更に急坂を下り駐車場とレストハウスに行き付きました。

 そこが米山福浦八景自然公園・恋人岬、更に先に「鴎が鼻」がありました。

 

 さすが「恋人岬」そこかしこに二人連れが、岬の高台にも海際にも柵が設けられハート型のプレーが鍵で取り付けられて・・・沢山・・・いました。

 紺碧の海、波を共に軽快に走るプレジャーボート、岩礁の上には釣り人が・・・!ゆったりとした時が流れていました。

 遊歩道方向へ少し登り振り返り米山を眺めてみましたが、この先木立が多く撮影出来そうにないので引き返してしまいましたが、まだ見落としがあったようでした。次回の楽しみとして・・・。

 写真を整理していて米山大橋の画像の右端に、迷い込んだJR青海川駅の跨線橋が認められました。写真にしてみると背後の崖にへばりつくように、そして青海川の川沿いにも人家があることが分かりました。


ひっそりでした 信越本線青海川駅:新潟県柏崎市

2015-05-13 15:35:01 | 水のある風景

2015GWの旅・3:日本一海に近い駅

 跨線橋に架線も見えます。JRの駅「青海川」駅です。

 「道の駅せんだ」から山道を海に向けて更に走りましたが、それほどのアップダウンもなく北陸道のICを過ぎ柏崎市内で国道8号線に入り直江津方面へ、木村茶道美術館、鯨波海水浴場などおなじみを通り過ぎ米山大橋の手前で国道を逸れ、急坂を下った所海際に駅はありました。

 駅舎も人が5・6人も入れば一杯になるほどしかありません。線路のすぐ先が海岸です。無人駅ですから遠慮無くホームへ入ります。

 丁度都合良く下り長岡方面に列車が入ってきました。撮り鉄ではありませんがしっかりカメラに収めました。何しろ通過する特急急行は除いて3時間に2本くらいの割合でしかないのですから!

 ホームへはトンネルを出てすぐ入ってきます。ホームを出た列車はすぐにトンネルに入ります。トンネルとトンネルの間にホームがあるのです。傍を流れる青海川の上の方には集落があり人家もありますから住民は居ますが、それほど多くはないでしょう。駅の役目は?この時の乗降は0人でした。

 発車する列車の画像をよく見るとホームの下は海岸です。堤防の上にホームがあると言って良いでしょう。正に日本一海に近い駅なのです。もっとも、だからこの駅に来た訳ではありません。目的地は次の画像にある岬の先端「米山福浦八景自然公園恋人岬・鴎が鼻」だったのです。

 柏崎からカーナビに導かれ「目的地近くに来ました」の案内が最後でしたが、「日本海鮮魚センター」の駐車場の監視誘導員が車をセイブしていて、岬への入り口を確認出来ずに通り過ぎたので、海岸から回り込めないかと海岸線に下りたのでしたが、道路は駅で途絶えていました。再度国道へ戻り来た道を・・・。