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北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

移転ご挨拶

plalaからgooへ移転してほぼ修正が終わりジャンル・カテゴリーが設定出来ました。タグ付け法が見つからないので、県名・市町村名、東京都は区市町村名で、その他寺社・名所などは固有名詞でサイト内検索して下さい。 サイト内リンク先、アドレスがplalaのpubのままgooに変更していないのでリンク切れしていました。リンク箇所を探して変更するのはかなり時間がかかりそうです。

出だしは上々 魚沼の山並み&道の駅せんだ:新潟県南魚沼市&十日町市

2015-05-12 17:39:49 | 水のある風景

2015GWの旅・2:山から海に向かって

 道路の向こうにまだ雪の残っている山並みが見えています。山の高さ山塊の連なり、石打から六日町へ向かう国道17号線上から撮っているので方向から「八海山」かと思っています。・・・確かではありませんが・・・?

 世間では連休初日土曜日、夕方まで仕事をしていつもの連休と同じ日暮れ前に東京を脱出、渋滞もなく越後湯沢に到着し翌3日・日曜日は朝から快晴、冬のスキーシーズンにはさっぱり見えなかった神立スキー場もNASPニューオータニ・タワーの彼方にすっきり望めます。

 今回のGWは一般道中心で移動の行程を組んでいます。もっとも湯沢までは関越道でしたが・・・。第1目的地は柏崎市にありますが、時間は短縮出来ますが関越道ではかなりの遠回りなのです。この経路いつもは十二峠越えをするのですが、道路に障害があり整備のため時間で通行方向の規制や通行遮断があると国道に告知されていました。ということで上越国際スキー場脇を行く地方道大沢峠越えとしました。この道路かっては大沢峠をくねくねと登り魚沼スカイラインを横切った峠越えでしたが、数年か十数年前に峠を貫く大沢山トンネルが開通し、峠越えをしなくて済む快適な連絡路になったのです。

 国道からやや後方魚野川の彼方は巻機山辺りでしょうか?

 大沢トンネルから十日町駅近くを地方道・国道を複雑に織り交ぜた後国道252号線が柏崎へのメイン通路となります。30年弱ほど前「鯨波海水浴場」へ行くためこの道路を使った時には、いくつかの峠越えをした記憶が僅かに残っていますが、今回はトンネルをくぐって峠越えはありませんでした。十日町市から柏崎市へ入る手前に「道の駅せんだ」はありました。

 駐車場の隅には冬の名残の雪山が残っています。

 道の駅人気は上昇中で各地でこぞってアイディアを込めて施設やイベントで盛り上げています。この駅は傍らを流れる「渋海川」に吊り橋を架け、川沿いに遊歩道を設けています。

 写真でははっきりしませんが屋外舞台や観覧席も用意されていました。


池に色々表情があります 続・有栖川宮記念公園:港区

2015-04-16 09:30:55 | 水のある風景

 公園は木下坂と呼ばれる道路に沿っています。入ってきたのは「広尾口」と呼ばれる出入り口です。入ってすぐは丸い池ですが、丘に沿って広がる低地一帯は奥へ細長く水辺が広がっていますが、そこは渓流と呼ばれています。その最奥から見渡しています。

 GWが近づき出費を抑えてしばらく自粛中です。で、新しい撮影も出来そうもありませんので、昨年の画像を今しばらく掲載!昨年は健康上の理由があり(現在は至って元気)遠出を避けましたが、今年は今まで行った中での見落としを巡る旅で距離がかさみそう!それにしてもGWや夏休み期間の観光地の旅館の異常な高値は「足下を見る」悪徳商法としか映りません。「繁忙期以外は閑古鳥が鳴いてつぶれてしまえ!」と悪態がつきたいくらいです。

 高値の観光旅館を避けてビジネスホテルを巡る旅を続けています。前にも経験談を書いていますがGWやお盆期間中は地方では飲食店が休業することも多く、食事場所確保に苦労することも多いのです。ところが「捨てる神あれば拾う神あり」ビジネスホテルの形態を取りながら結婚式場を持つなどレストランの充実したホテルの存在を知りました。で、地方の独立系のそんなホテルを探すこととしました。チェーンホテルでも、チサンやサンルート系列にもありましたが・・・。

 閑話休題、広尾口に向かう途中には橋もあり、島もあります。

 外敵が居ないのか水鳥(オシドリ?)ものんびりしていました。

 昨年の5月中旬のレポートですから丁度ツツジも満開、釣り人もそこかしこに居ましたが魚を釣り上げ竿を上げている姿は見ませんでした。この池、魚釣りは許されているのでしょうか。

 渓流の先池の周りには所々石組みも有り,日本庭園の落ち着いた趣があります。

 岩に立つ少年、画材になりそうでした。


春雨じゃ 濡れて花見に行こう~~ 石神井川:練馬区

2015-04-08 12:27:46 | 水のある風景

 枝垂れ桜が雨に濡れて満開でした。西武池袋線練馬高野台駅の傍らを石神井川は流れています。石神井川は小平市花小金井辺りが源流になり、、西東京市、練馬区、板橋区を流れ、北区で隅田川に流れ込みます。

 5日の日曜日、長女に誘われ石神井川の花見に行きました。枝垂れ桜は高野台駅より下流域に僅かですが見られます。上流方向は、おそらくソメイヨシノでしょう、すでに盛りを過ぎ道には花びらの絨毯が敷き詰められていました。

 川幅はかなり広く、一段下がった川岸には更に遊歩道が設けられていて、そこかしこに緑もあり都市河川のコンクリート一色とは趣が違っています。本来の川岸の道も片側は歩行者専用で、ゆったりとした花見が出来ました。雨のためか日曜日であっても行き交う人の姿はまれで、桜の独り占め!状態でした。

 両側には都営住宅が連なり、庭には花壇が・・・よく手入れされ季節の花が咲き始めていました。(あれ?庭の画像は??)

 雨の中の撮影のためやや露出不足(長女家族と合わせて6人、移動しながら傘を差して片手の操作なのでオートオンリーとしていたので、空や川が多い画面は逆光気味なので)多少修正を加えてみました。修正前と修正後は・・・。

 やはり撮影のままの画像の方が趣があるようです。桜を眺めながらの散策です、周りは都営住宅を中心に住宅街で中目黒のように店舗はないので、あのかしましい猥雑な喧噪はありません。取り立ててのコメントを書く余地はなく画像を並べておきます。雰囲気が出るよう撮影のままの画像、花のきれいさを少しでも表現出来るよう多少の修正を加えた画像と混在していますので判断してみて下さい。

 ほぼ真っ直ぐ遡ってきた川もやや左手に曲がって行く所、正面に木立がありました。川を離れて真っ直ぐ行くと池があり、石神井公園、石神井池でした。散り始めたとはいえ花見の最盛期正午過ぎの公園ですが、雨と寒さで人影は不思議なくらいありません。スワンボートも人待ち顔でした。


川は流れる・・・ 神田川:三鷹市→墨田区

2015-04-04 12:42:43 | 水のある風景

 三鷹市の井の頭公園井の頭池、神田川の源となっている。池尻南東の外れから流れ出ている。

 今回天気も思わしくなく荒涼とした趣だったので公園を流れる川の写真を撮っていないが、2007年6月、花菖蒲の咲く川辺で子供の水遊びの画像を再掲してみた。

 「ひょうたん橋」の上から小さな流れの下流を眺めていると、前にも一度訪れては居るが、この流れの行き着く所をレポートしたくなった。公園を出てJR吉祥寺駅まで歩き中央線でお茶の水へ、総武緩行に乗り換え2つ目浅草橋で下車、並行してきた靖国通り近くで神田川へ行き着いた。

 柳橋は料亭の町で岸辺は屋形船の基地、多くの舟が係留されている。地名が先か橋名が先か?最下流にかかっている「柳橋」の姿もある。

 柳橋上から上流を見ると緑はなくコンクリートの街ばかり、“は~るの小川はさらさら・・・”の情緒はない。

 柳橋の先すぐのところで隅田川に注ぎ神田川の名は終わる。隅田川の対岸には首都高が走っている。水上バスも行き交っている。

 飯田橋あたりからやや離れてはいるが並行に進んできた靖国通りが、傍らで両国橋を通じて隅田川を渡っている。もっとも旬な名所スカイツリーを入れて気取ってみた。

 神田川は蛇行しながらいくつかの区と「区境」を流れている。ネットサーフィンしていると川の流れを追って探訪しているblogが多数ある。川は風景の中では“絵”になる題材ではあるが特に拘ってはいないのであえて追いかけてはいないが、今回は秋葉原への買い物を予定していてついでとなったので、入り口と出口の探訪のみしてみた。が、かってこの流域のいくつかの場所を訪れているので、編集直し・再掲を含め記録にとどめておくこととした。

 井の頭公園内では土手の土を見せていた神田川も、東へ向かい杉並区に入る頃には都市河川の姿コンクリートの壁に囲まれてしまう。井の頭線沿いを進み桜の咲く高井戸で環八を越える。2013年4月の画像。

 多少蛇行しながら東へ進むがやや東北東に向きを変え永福町辺りで井の頭通りをくぐり、更に蛇行をしながら方南で七環を渡る。その先中野区に入る辺りで善福寺川を合わせている。六環を越えると北へ向きを変えるが、しばらくの間は中野区と新宿区の境界となっている。早稲田通りを越すと新宿区の領域となり西武新宿線下落合駅近くで東へ向かいその辺りで妙正寺川を合わせ、JR山手線をくぐると新宿区と豊島区の境界となる。

 新江戸川公園辺り関口で文京区に入る。2009年3月、新江戸川公園脇の桜の咲き始めた神田川の画像が残っていた。

 その先東、南、東と蛇行する辺りは文京区と新宿区の境界を流れ飯田橋に至る。江戸川橋から飯田橋まで川の上、空を覆うように首都高が走っている。2014年5月、小石川後楽園へ行く途中飯田橋駅前歩道橋上から撮った画像。

 飯田橋からは新宿区を離れ文京区と千代田区の境界になり総武・中央線緩行に沿い東に向かい水道橋を経てお茶の水に至る。川の上を地下鉄丸ノ内線が地上に顔を出している。2009年11月、湯島聖堂の紅葉を撮りに行ったときの画像。

 その先千代田区内を流れ隅田川に至るのだが、浅草橋から河口までは台東区と中央区の境界となっている。・・・と、ここまで地図を見ながら記載してきたのだが、大きな川が市町村境や県境にあるように都市河川も行政界を示しているようなのに気がつき、川には別の役割がある???発見!!!ちなみに神田川・隅田川の合流点は中央区、台東区、墨田区に接することとなる。


かき入れ時に消灯とは Nakameguro青の洞窟:目黒区

2014-12-18 17:31:38 | 水のある風景

 

 幻想的に青で纏められた光のトンネルが続いていた。桜の名所目黒川一帯のイルミネーション「青の洞窟」

 yukimiさんのblogで紹介されていたので週末の夜食事がてら覗いてみようと思っていたら、余りの混雑に土曜日曜・天皇誕生日の祝日には点灯中止を決定と報道やwebサイトにあった。それではと早めに見ておこうと11日夜時間があったので“チョット見”だけど入り口だけ眺め、人混みの隙間に割り込んで数枚撮ってみた。普段バックに入れているチョイ撮り用コンデジで殆ど機能を持たないカメラ!おおよそはブレブレ!僅か10分ほどの滞在、それでもイルミネーションの画像はぶれていてもそれなりに雰囲気は出ている・・・自画自賛!

 webサイトのどこかにあった。「最良の撮影ポイントは橋の上中央」。言われなくても現場で見れば当然!もちろん来場者は全てそこを狙う。で、橋の上は満員電車!それでもここまでは捉えられた!

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 街灯を入れてしゃれてみたが・・・?

   

  facebookに載せたもっとも会心の作は「中目黒駅ホーム」からの撮影、誰も居ないので思うようにアングルを決めることが出来た。


スイレンは熱帯性 続・あしかがフラワーパーク:栃木県足利市

2014-11-19 17:48:32 | 水のある風景

 池には睡蓮の花が咲いていたが???いつも見慣れたふっくらとした感じはなく何か派手派手しい??案内書を見ると「熱帯性スイレン」とあった。「蓮」よお前もか!!洋花だった。

 睡蓮の池の中に鉄骨で組まれたピラミッドがあった。よく見ると細いコードが巻かれ、沢山の豆球が認められる。世界初と謳う有機EL照明であろうか、園内至る所に仕掛けられていた。

 花の無い藤棚は、格好のイルミネーションの舞台になる。

 パープルガーデンの中央にもピラミッドが・・・。

 外周沿いには黒く塗られた不気味な高いパネルが視界に入っているが、日が落ちれば点灯され別世界が出現する趣向なのであろう。

 地球号の浮かぶ池の周りにも、散策路の周り何気ない植栽にも豆球が巻き付いていた。

10月25日~2月5日 の期間、この公園は電飾中心のアトラクションになる。冬の花の少ない時期の集客対策なのであろう。最初入場した時には日暮まで滞在するつもりでいたが、全体の規模は「ぐんまフラワーパーク」の4分の1くらいではないだろうか、期待の日本庭園も和花もなく1時間足らずで殆ど歩いてしまった。まだ日は高いので手持ちぶさたの感があった。おまけに9月妙高アパリゾートのスケールの大きなイルミネーションを味わってしまっていたので、(妙高イルミネーションは9月16日18日19日24日に掲載)見た限りの設営状態では多くは期待出来そうにない。(見ていないのでけなす訳ではないが・・・)それより帰路の渋滞が多くなる前に帰ることにしてイルミネーションは断念した。おかげで高速道の渋滞は3km程ですみ、夕食前に帰宅出来た。


淡彩の紅葉 大源太キャニオン:新潟県湯沢町

2014-11-05 17:47:15 | 水のある風景

 雨に煙って淡彩の紅葉も又優美なもの、大源太山も紅葉しているようだが雨に煙って華やかさはないが、コレはコレ捨てがたい!頂上はあと少しで覘きそうだが霞んでいる。青空の下鏡面に映る紅や黄の競演・・・望むべくもない!

 11月初め、世間では3連休だが我が家は2連休、土曜日妻は炉開きの茶事で夕方までてんてこ舞いだった。よっていつもの前夜東京脱出はならず、日曜日渋滞の終わりを狙って午後出発・・・まだまだ10km近い渋滞が2箇所ほど残っていた。それでも3時間半ほどで湯沢ICを出たが、どんよりした空だが途中降り始めた雨も止んでいた。まだ日暮れまでは間があり翌日の予報も雨、今のうちに紅葉狩りと大源太キャニオン目指してやって来た。・・・余談だが、どうゆう訳だか随分前から「太源太(たげんた)」と思い込んでいた。堰堤の由来を調べていて(だいげんた)のふりがなを見て間違いに気づいた。

 湯沢パークホテル前を過ぎ山道に入った辺りから雨が降り始め、大源太湖のキャンプサイト管理棟前に着いた時にはかなりの大降りになっていた。やれやれ!!それよりも普段人気の少ないこの場所に車も人も山盛りになっていた。

 大型の観光バスも駐車場に入りきれず、傍らの草原に車体を収めていた。それでも雨に煙ってはいたが見渡す限り紅葉の競演ではあった。

 

 ススキを添えた川に沿って大源太湖を一周するつもりで遊歩道の入り口まで行ったが、人の行き来が激しく素直には歩けそうにないので考えをあらためた。

 車に戻り来た道を湖半周分戻り脇道から堰堤脇の駐車場まで入った。やはりこちらサイドには人は少なかった。湖一周の遊歩道を来るとこの場所「希望大橋」を通って行くのだが、やはり雨のせいかここまで来る人は少ないようだ。まして観光バスのツアーでは省略してしまうのであろう。大源太湖は砂防を目的に建設されたダム湖で、四十八滝は大源太川第1号砂防堰堤からキャニオンに落ちている。湖畔には碑があり「国登録有形文化財に指定されている」旨刻まれている。

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 堰堤脇から、橋の上からアングルを変えてキャニオン(渓谷)を捉えてみたが、思うようには表現出来ない。今まで何度も来ているが、キャニオン(渓谷)自体を撮ることが出来ていなかった。なぜ??今まではGWかお盆休みが殆ど、木の葉が茂り下草も伸び自由のきかない撮影範囲からは水の流れは捉えられない。時は秋、葉も草も枯れ視界が確保出来たので・・・それでも傘を差しての撮影、やっとこの程度だった。

 大源太湖に映える紅葉は雨の中望めなかったが、秋を満喫することは出来た。

 希望大橋という吊り橋、拡大してみた。冒頭の湖と大源太山はこの橋の上から撮った。

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人が居ないとスケールが分からない!! 寝覚ノ床:長野県上松町

2014-11-01 16:23:57 | 水のある風景

 木曽路の旅2014・その8

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 木曽川の水面からそそり立つ巨大な岩の群れ、崖すれすれにJR中央線の線路が走っている。レストハウス木曽路の展望台から眺めた「寝覚ノ床」である。

 愛知県での生活は18歳までであったが、実家は現在も存在するので東京で生活を始めた学生時代も卒業後も、しばらくは夏休みなど実家での生活も混在していた。志賀高原や赤倉、大糸線沿線のスキー場や登山への行き帰りには中央線を使うことが多かった。50年前頃には贅沢は出来ず夜行列車が多かったので、列車の窓から楽しめる目覚めの床の眺めを見ることは少なかった。それでもたまに昼の列車に乗ると上松の駅が近づくと(反対方向の時は駅を出ると)窓にしがみつくように川を注視していた記憶がある。

 木曽路の旅二日目の予定は特には立っていなかったが、タクシーの運転手さんに案内を頼むつもりもあった。提案してくれたのは妻籠宿と奈良井宿であった。が、初日にすでに見物していたのでその他の案内を頼んだが、宿場を除いてしまうと赤沢自然休養林のトロッコ列車しか思いつかないようだった。それではと途中考えながら移動しようと木曽随一の古刹と案内に書いてあった「定勝寺」に寄ってから国道19号線沿いにある「寝覚ノ床」にやって来た。持参したカメラはコンデジといいながらも48倍ズームレンズ搭載、道路からでも迫力の岩肌と彼方の岩の上の「浦島堂」を間近に捉えている。

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 レストハウス脇から急な階段を下って行くと、JRの線路下をくぐり更に下り次第に岩の姿が近づいてきた。

 近くまで行くとやっと岩のスケールが実感出来てきた。

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 レストハウスにも下ってきた遊歩道にも我々一行以外人影はない。レストハウスの店員は滑って危険だから行くのは避けた方が良いと言っていたが、道はぬかっていなくて滑ることもなかった。降りるのを留められたので同行中2人だけで下ったのだが、その時koba3は山で走るためのトレランシューズを履いていたので、安定感抜群であった。それでも岩に近づくとかなり濡れていてメインの「床岩」までは登りになるので上に乗ることはしないとして折り返した。直近の画像で巨大さが実感出来た。

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 前回来たのは2003年の夏(2007年に掲載している)、かなりの人が訪れていたのでその時の人のいる画像(再掲)で岩のスケールを・・・。

 帰路、下流方向は穏やかな流れと平坦な川原を見せていた。少し上がった所に「寝覚ノ床美術公園」があり、そこからの眺めは全体像を把握するのに最適と聞いていたが、皆を待たせていたので急ぎ急な階段登った。


観光客他に1組 福島宿:長野県木曾町

2014-10-29 13:48:19 | 水のある風景

木曽路の旅2014・その7

 福島宿上の段(江戸小路エリア)と名付けられた地区、なまこ壁の蔵が並んでいるのは「寺門前小路」、突き当たりに大通寺山門がかすかに見える。

 ツアーにセットされているタクシー利用は4時間だった。赤沢などいくつかの観光を済ませJR木曽福島駅に着いたのは昼過ぎ、駅前の食堂で昼食を済ませ台風がすでに九州まで来ていて、中央線は午後5時以降の列車は運休の予定と掲示されていたので急ぎ名古屋に帰る友を見送った。高速バスは東へ向かうから幸い台風から逃げる方向になる。乗車まで2時間ほどの余裕があるので、今まで立ち寄ったことのない「福島宿」へ行くことにした。駅前のおんたけ交通の案内所に入りパンフレットと道案内を受けた。

 『旧宿場に残る古い家や土蔵を改修・保存・活用することで地域の活性化につなげてる。上の段地区(江戸小路エリア)は、唯一、福島宿の面影を残した地区である。』とのことで駅前の坂を下り通りに沿って進み少し坂を上がった所に中山道の標識と共になまこ壁の通りがあった。


 表に並んでいた建物は食堂・レストランの類いで、宿場の感じではあるが、保存されている古い建造物なのか再現なのかは調べても分からなかった。

 外れに「うえんだパーク」と名付けられた施設があったが休憩所として設けられているようだ。ここへ来るまでも各所に水場があったが、この一角にもあった。

 上の段からいくつかの方向に道(小路)が続きいくつかの施設があるとガイドにはあったが、まとまっているのはこの辺りだけのようだった。妻籠宿や奈良井宿ほどの規模も重厚さも無く、訪れる観光客も僅かなようだ。

 少し離れて資料館などの記載があったが、館内に入って展示物を眺めるほどの時間は無いので、木曽川を渡って「山村代官屋敷」前までやって来た。

 門内の母屋まで行って外観を眺めてから駅へ戻ることにして、木曽川へ向かった。木曽川に沿ってしばらく行くと「行人橋」が見えてきた。

 行人橋についてはいくつかの解説があるがそれは後にしてここまで来たのは「崖屋造りの家」を見るためであった。

 「崖屋造り:木曽川の川岸近くまで山が迫って平地の少ない木曽福島では、明治40年(1907年)ごろから木曽川沿いの崖を削って岩盤の上に張り出して家を造り、狭い土地を有効利用した工夫の表れといえる。」コレもガイドからの受け売り。

 橋のたもとに親水公園があり、川原から見上げるとその規模の大きさが分かる。

 行人橋も見上げると又異なる風情だ。

 この橋には「南から来た御嶽山に登る信者は、福島の町中にあるこの橋まで来ないと対岸に渡れなかった。行人橋以南に橋を架けると信者が福島の宿場街まで来なくなるので、御嶽山に登る為の橋は、ここにしか造らなかった」とコレも受け売り!確かに渡って振り返ると「御嶽山登山道」の石柱があった。