2018夏旅 その11 古刹「大通寺」もあり
目の前に広がっているのは「琵琶湖」、雲が空を覆っているのでやはり冴えない。それでも正面の比叡山は姿を見せている。
名神高速道「大津SA」のレストラン脇からの眺望。今夜の宿長浜のホテルから「盆期間中は夕食は二替わり」と時間指定されたので、鳥取から寄り道をせず新名神経由で渋滞もなく大津まで昼前に来てしまった。関西以遠から帰京の時は、東京400km辺りで一泊して安全運転を心がけている。近江八幡辺りか墓参りを兼ねて愛知県下で泊まりとすることが多かったが、今回は「琵琶湖の畔」として長浜の港に宿を取った。
宿は取ったものの「長浜」は全く未知、此所に着くまでは情報すらなかった。SAの案内カウンターで長浜の観光お勧めを聞くと、間髪を入れず「黒壁スクエア」とかえってきた。そしてガイド図も・・・。広い通りと思える駅前通り長浜アートセンター前のPマークに目的地を指定し向かった。目的の駐車場は満車、歩く人もぞろぞろ状態で多く多く、駐車場所を求める車も連なっていた。前を行く車が旧国道方面へ躊躇無く進んでいくので、後に付く。スクエアを大きく迂回してお寺の境内に入った。広々とした広場があり車を止めた。
「大通寺」、山門も本堂も大きく見事な佇まい、安土桃山時代の建築様式とあった。
参道を少し行き、角を折れて町並みに入る。
「黒壁ガラス館」を目指すが、碁盤目の町並み直接行き着くのも芸が無い、とりあえずジグザグ進むことにした。???どの通りで撮った写真か判らない???
しっとりとした町並みだが、殆どが現役の店舗、商売も活気があり歩いている人もかなり多い!!同じような漆喰壁、黒壁が連なり、やっと黒壁5号館の表示を見つけた。物産館のようだった。
すぐ側で「黒壁ガラス館」があり、妻はお目当ての買い物を済ませた。
北国街道に入り、「常夜灯門」を過ぎると大通寺に戻った。
町を歩きながらふと前日訪れた「倉吉の白壁土蔵の町」と比べていた。同じ“町並み”山陰の山中と古くから往来の激しかった近江の街道筋の町とは比較出来ないが、それでも規模の大きさは比べようもない。生活を賭けている「近江商人」の活気が今も続いていることを実感した。