ミュウタントのブログ

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「徹子の部屋」森繁久弥追悼番組

2009-11-13 02:53:00 | インポート
 昨日のテレビ朝日『徹子の部屋』で、森繁久弥さんの追悼番組をやっていた。

 最初に、1967年2月2日第1回の放送にゲストとして出演したビデオを流していた。第1回では、さりげなく徹子さんの胸を触っていた。お触りで有名だったのだが、嫌味がないのだ。自分でも女性に愛されたといっていた。それから9回目が、80歳の時だった。
 84歳間近で1997年4月29日にも出演して、面白い話を黒柳さんとしていた。87歳のときは、萩原朔太郎の詩の一説を暗唱した。
 人には誰でも、どんな人でも、人とは劣っているといわれたり、自分でもそう思っている人でも、1回は神様はチャンスを与えてくれる。私にとっては、NHKのアナウンサーの試験に合格して、NHKの職員として満州に行ったことだったと言っていた。よく7回の試験にパスしたものだとも。そこで、自分は人と同じことをしていては浮かび上がれないから、本当に与えられる前に仕事をくださいと、何でのやりましたと語っていた。今のあなたのようにと黒柳さんに。
 天に召されるときは、あわてずにゆっくり横臥して、鼾をかいて逝きたいと語っていた。本当に、天寿を全うしたといっていいのではないだろうか。もうあの軽妙なおしゃべりを聴く事ができないのが、残念だ。