いよいよやってきました、仙人風呂!
大きさはだいたい15×40メートルくらいらしいが、自然相手なので年によって多少変わるとか。
1000人は入れることから「仙人風呂」の名前がついたそうだ。
単純泉なのだが、けっこうイオウのようなにおいが漂う。
服を脱ぐと、ブルブル…… さすがに真冬に水着はさぶいっ
いそいでお風呂に飛び込む!
ぬるっ!?
…しばらくウロウロ歩いてみると、あっつーい所とぬるい所と場所によって違うのが分かる。
よーく見ると、所どころポコポコポコ……、と
川底から生まれては一直線にのぼってくるかわいい泡たち。
温泉が沸いている~!
その泡がたっているところはあったかい。これぞ正真正銘、天然のお風呂!
仙人風呂は、川底から涌き出る73度の源泉に、川の水を引き入れて40度くらいに調整している。
宿の人に聞いたところ、冬の間は個人が勝手に川原を掘って温泉をつくるのはNG。
穴を掘ると、せっかく調整された仙人風呂のお湯加減に影響を及ぼすのだそうだ。
また、雨などによって増水し、仙人風呂が利用できない日もあるそうなので、
これはもう、天然ゆえに運に任せるしかない。
川遊び未体験のりんりんも、この大自然のお風呂に興味津々。
でも、川底は当たり前ながら石だらけなので、歩くのを痛がってしがみついてくる。
りんりんは「泳ぐ!」とはしゃいでるが、もちろん泳げない彼女を抱えながら
こちらも痛い石の上を移動しなくてはならないので、ひと仕事。
ゆっくり温泉につからせてくれぃ!
そこでダンナと交代でりんりんを遊ばせては、ひとりになって温泉を堪能。
しかし、ほんとにゼータクやなぁ。
深い山々や清流に囲まれ、澄んだ空気の下で、自然の恵みのおすそ分け。
誰もいなければ、真っ裸になってこのあったかい川の水に抱かれていたいくらい。
…ついつい、親も子も時を忘れて温泉で遊んでいたくなるが、
温泉に慣れていない小さいお子さんは、湯あたりしないよう、ほどほどに!
最後に、子連れで川湯温泉に入ってみて感じたことを。
まず、川湯温泉には更衣室らしきものはあるが(1枚めの写真の奥にあるよしずの囲い)、
ここで赤ちゃんや歩けない子どもを着替えさせるのはかなーりタイヘン!
なにぶん野性的な温泉なので、設備が整っていない分、準備万端でお出かけを。
子どもを寝かせられる川原に敷くマットとか、サンダルとかあれば助かるかも。
そして、なるべく仙人風呂が目の前の宿(亀屋旅館とか?)に泊まることをおすすめ。
私たちはりんりんの足だと10分くらいかかってしまうところに泊まったので、
帰りの湯冷めが心配でした。
ちなみに駐車場もあるので、立ち寄り可。
ゆっくり内湯に浸かりたいなら、仙人風呂の近くに「川湯温泉公衆浴場」もあります。
つづく
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露天風呂って気持ちいいですけど、川で周りが自然いっぱいで、解放感たっぷりな広い温泉はいいですね!
旅館の露天風呂では限界があるけど、さすが仙人ですね。
りんりんも珍しい体験できてよかったですね。
子連れの川湯温泉の情報もありがとうございます。参考になります!!
ほんと、気持ちよかったです~ なかなかこんな温泉、ないですよね。
今度は夏に遊びに行って温泉掘ってみたいなー でも、人が浸かれるくらいの温泉を掘るのは、けっこう大変らしいです。温泉が目的なら、冬の仙人風呂めざしていくといいですよ。