キサーゴータミー のお話し
今回のお話しは
キサーゴータミーとケシの実としても知られております
どうぞよろしくお願いいたします
キサーゴータミー
貧しい家に育ったキサーゴータミーは
結婚して男の子を授かりました
しかし生まれて間もないわが子を失い
嘆き悲しんだキサーゴータミーは正気を失います
すでに冷たくなったわが子を胸に抱き
「誰かこの子を助けてください」と町中を訪ね歩きました
ケシの実
やがてお釈迦さまのもとを訪ねたキサーゴータミーに
お釈迦さまは言いました
「この子を治すためにはケシの実がいる、町へ行って頂いて来なさい」
ただし
「ケシの実は、死者を出したことのない家のものでなければいけない」
とお話しされました
◇
「お釈迦さま、わかりました」
キサーゴータミーは家々を訪ねて
死者を出したことのない家のケシの実を探しました
しかしどの家を訪ねても
「昨年、父が死にました」
「夫を今年亡くしました」
「先日、子どものお葬式を終えました」
という答えが返ってくるばかりです
町中を探し回ったものの
キサーゴータミーが求めるケシの実はありませんでした
やがてお釈迦さまの言葉の本当の意味を彼女は知りました
死者を出したことのない家などありません
そして死なない人はいないのです
現在であれば死者を出したことのない家もあるでしょう
しかし2500年前では難しかったと思います
キサーゴータミーのお話しは奇跡のストーリーではありません
避けることの出来ない死を受入れるお話しです
キサーゴータミーが自分で気づくように
お釈迦さまは導いて下さったのです
その後キサーゴータミーはお釈迦さまのお弟子さんになられたそうです
悲しくて
(とても辛かったのです)
(参考:京都市東山浄苑東本願寺 親子仏法の集い)
ご一読ありがとうございました
なかなか死を
受けいれない時がありますが、
いつか命が終わり、
みんなが通る道。
だからこそ今を大切に、
楽しく過ごしていきたいです😊
ステキな夜を☆★☆
テル
ご訪問頂きありがとうございます
愛する人であればこそ
死を受入れることは難しいと思います
テルさまのお考えの通りです
生きている今に感謝をして大切にしたいですね
これからもどうぞよろしくお願いいたします