
幼稚園選び、2年保育か3年保育か・・・。
あれこれ考えることが多いです。
ハイハイできたね、たっちできたね、あんよできたね、おはなしできたね、チッチできたね・・・。
小さいころは日常生活で褒められることがいっぱい。
きっと入園しても、お絵かき、工作、運動会・・・いろんな機会にいろんな方向性で褒められることがいっぱいで、園児時代はみんな楽しいんでしょうね。
ところが、小学校へ行き始めると、いろんな日常のことはできるのが当たり前になって、トイレでおしっこできたって、誰も褒めてくれない。
褒められることが少ないだけじゃなく、いつもテストの点数を見て「70点か・・・もう少しがんばりなさいよ。」なんて、できてないことばかり言われる・・・。
こんな生活は送らせたくないです。
テレビゲームに子どもがハマルのは、ハマル理由があるそうです。
「大きな目標設定がある(お姫さまを助ける、など。)」
「小さな目標をクリアして行ける。」
・・・君は、偉い、よくやった、強い、素晴らしい・・・と、点数も出て褒めてもらえる・・・
こんなところが気持ちがよいらしいです。
(それを踏まえて作ってるそうです。)
少しづつ親から手が離れて行く子どもたち。
自己肯定感の薄い日本の子どもたち。
その肯定感を感じられるひとつが、いろんな居場所を持ってることじゃないかと、あるお母さんが言っていました。
勉強は苦手、でも野球は得意、このおばさんと話すのは好き、あのおじさんはちょっとこわい・・・自分のことをいろんな側面からわかるから、バランスよく育つんじゃないかと。
勉強は大事だと思います。
でも、それは「自分」を作ってる一部なんだとわかるか、わからないか・・・。
「勉強」そのものを客観的に捉えつつ、なおがんばる、なんて大人でもできないことだけど、それはそれでやる、でも、それがすべてじゃない、って思えればいいんだけど・・・。
お友だちとのかかわり、植物や動物とのかかわり、ご近所の人とのかかわり・・・いろんな場面で褒めてあげて、生活が、人生が、楽しいんだ、素敵なんだと実感できるように生きて行ってほしい。
それが、何かにつまずいても、自分で立ち直れることにつながるんじゃないか・・・。
そんなことを願いつつ、そうできるように誓う母なのでありました。
虹のように素敵な人生の橋を渡りながら、その色の中でもうっすらと淡く渋い地味な色の「勉強」をわき目に見ながら、輝く虹の上を歩いて行ってほしいです。
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