陶芸家辻村史郎。
NHK教育で特集が放映されていた。
若い頃から人生を迷いながら、陶芸に自分の居場所を見つける。
「結果が全て」と言い切り、過程は極力省き最終型の形を追求する。
茶碗にこだわる、その形は茶を飲む者の心に共鳴し、手に馴染む物への追求。特に手に馴染むは、作り手の手であり使う人間の手ではない。この感覚差は重要で未開な境地、言葉で伝わらない「想い」の世界だと思う。
いかに伝えるか?いかに想像するか?
それを現実の形にするか?凄い世界で生きているとリスペクトする。
いつまでももがいて欲しい。自分の刺激になる辻村史郎先生。
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