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236th VIBS☆山田かまち

2006-02-21 | お出かけ


ということでこんばんは。

近所(と言っても車で1時間かかりますが)であるにもかかわらず
都合上行けず、存在自体をしってから5年経とうとした今日、
はじめて「山田かまち水彩デッサン美術館」へ行ってきました。
友人(ハイヤー)付きで(笑)
前々から行ってみたかったので、行けるってことだけで感無量です。

「山田かまち水彩デッサン美術館」は群馬県高崎市にあるのですが、
高崎観音のすぐ近くなので、すごい田舎なのです。
そして、なんと言っても狭い。

しかし中は外観の大きさよりも内容が凝縮されてて、
1時間もいればお腹いっぱいになりそうな感じでした。

2階に行けば愛用のパレットの他に
例のエレキギターが展示してありましたよ。

そんな山田かまちを知らない人に説明。

山田かまち(1960~1977)

幼少の頃より絵画の才能を発揮。
小学校に入ると口頭で詩を詠むようになり、
母親のすすめでこれをノートに書き付けるようになった。
中学3年生の頃からビートルズなどのロックに傾倒。
同級生であり後にミュージシャンとして活躍する氷室京介とバンドを組んだこともあった。
また、小学校時代にかまちの才能をいち早く見出した教諭の竹内俊雄は、
後に新島学園で、卒業目前にしてある生徒が退学になったとき
「生徒の個性を大切にすべきだ」と最後まで反対したそうである。
そのある生徒は後に氷室京介と共にBOOWYを結成することになる布袋寅泰であった。
高校受験に嫌気が差し、16歳の1年を浪人として過ごす。
群馬県立高崎高等学校1年生の17歳の時、改造したエレキギターの使用中に感電死した。
このエレキギターは17歳の誕生日にプレゼントとして贈られたものであった。

死後、保管されていた詩を書き付けたノートやデッサン水彩画を、
母親や恩師などが中心となり詩集や画集として出版、
一躍注目を集める。個展なども開かれた。
代表作は『かまち、お前は』という詩である。
これを機に、1992年に高崎市片岡町に「山田かまち水彩デッサン美術館」が設立された。

2004年には彼の人生が映画「かまち」として映画化された。監督:望月六郎、主演:谷内伸也。

その映画のOfficial HPはこちら

その代表作「かまちお前は」も展示されています。
あの人の絵が深いのも然ることながら詩も深いです。
いや、詩の方が深すぎます。
まるで宇宙に放り出されたかのような感じになります。

詩は文庫本やらで出版しているので見る機会が多そうですが
絵は現物を見ないと感動しないでしょう。

1階と2階にはメッセージブックが置いてありました。
ちょっと拝借してメッセージを見てみると
遠くは徳島からお越しの方もいらっしゃいました。
せっかくなので、両方ともメッセージを残してきました。

機会があったら皆さんも行ってみてはいかがでしょう。
あなたの人生観が180°変わってしまうかもしれませんよ。
今回約1名人生観が変わった人がいます(笑)

山田かまち水彩デッサン美術館
〔住所〕高崎市片岡町3-23-5
〔開館時間〕10時~18時(入館は17時30分まで)
〔休館日〕水曜日(祝日は開館)、年末年始(12月28日~1月2日)
〔料金〕一般500円・小、中、高校生200円
〔交通〕関越自動車道前橋インターから車で20分

*Masterpiece
毎回お気に入りの曲の歌詞を紹介していきます。

今回紹介する曲はコレ!!

君は優しすぎるから 人と自分を区切るから
苦しみ背負いこんで きっと自分を追い込んでいたんだろうね

もう苦しまなくてもいいよ 君の行きたいトコロへ行きよ
ありがとう短い間 「ごめんなさい」と君が泣いた

nowbodyknows+「ポロン2」c/w"さくら Spring Field veasion"
注:ここの部分は「さくら」でも一緒の歌詞です。音源が手に入れやすい理由でこちらを選びました。