早いものでもう12月も後半、今年も残すところあとわずかとなりました。今年は寒さが来るのが例年より早いようです。すでに早朝はマイナス9度の日が続いており、あわてて野菜の防寒対策に走り回っているところです。
さて、今年1年。色々ありました。一番つらかったのは夏についに体調を崩してしまい、約1ヶ月間満足に農作業ができなかったこと。農業は体が資本であるということを再認識させられました。父は私によく言います。体を大事にしろと。機械は壊れても部品を取り替えれば直るけど、人間の体はそうはいかないと。私も無理のきかない年齢にすでになっているので、これからはいかに省力化し体に負担のかからない方法で農業をしていくかに知恵を絞っていきたいと思います。
今年も色々反省すべきことばかりなのですが、良いこともありました。昨年の原発事故で多くの販路を失い、それ以降問い合わせすら全くなくなり、これからいったいどうなってしまうのだろうという感じでしたが、今年の春頃からぼちぼち問い合わせが来るようになり、販路もまた少しずつ増え、ようやく原発事故前くらいまでには戻すことができました。来年からはぜひ飛躍したいところです。
あと一番うれしいのは、ついに待望の農業体験が実現できるようになったこと。こちらはアースデイマーケットに出店している農家さんへの援農イベントを企画している「週末農風」というグループとのコラボで、来年1月にうちの農園での第1回目の開催が決まりました。今からとても楽しみです。多くの人に畑に来てもらい、作物や自然にふれてもらい、そんな中で有機農業の楽しさや豊かさを少しでも伝えていけたら、と思っています。
あとは、隣町の益子町の人達と新たに知り合えたことでしょうか。そのおかげで販路も少し増えましたし、うちの農業体験のプランに益子の陶芸体験を加えたりとか、色々な可能性が今後も広がっていきそうです。
そんなわけで、おかげさまでまあ一応は明るい希望を持って新年を迎えることができそうです。
これから寒さも一段と厳しくなると思いますが、皆さんどうぞ風邪などひかぬよう、よいお年をお迎えくださいませ。
(農園だより 2012年12月3-5週号より)