U-16サッカー日本代表はUAE戦に勝利して来年のU-17W杯の切符を二大会ぶりの切符を手にしました。
非常に嬉しい限りです。
今回のチームには有望なタレントがいるとかいないとかではなく、各選手がきっちり自分の仕事が出来た結果だと思っています。
前回、前々回の選手達のレベルが低かったとは思えない親父です。
違いは自分のする事としてはいけない事をチームとして、選手としてはっきりしていたか!? と思っています。
選手達は成長過程で、監督・コーチのエゴで想像力が欠如していき、ピッチに選ばれるために自分を殺し考えなくなるんです。
勝利で課題が見えてくるし、次はもっと良くしようとする欲が出るんです。それれが成長だし考える事に繋がるんです。
実は負けでは見えてこない事が多いんです。なぜなら負けた試合は自身のプレーの否定ばかりに没頭してしまうから...。
人のせいにしてしまう事で、納得させてしまいたがるのです。
ここで...話を変えて...
当家の小僧君達のチームの考察をしてみると...。
最近フォーメーションをコロコロと変えているようですが...。
サッカーはフォーメーションでするものではないのは皆知っているハズ!?
なのに変わるとプレーが出来なくなるのか?
基本的な事が解っていないのでは!? 親父は思っています。
守る時と攻める時の約束の基本が本当に理解しているか? という事です。
攻守共に4バックの両サイドバックと3バックのウィングバックの動き方が一番大事になるのです。
3-4-3の場合、相手ボールの時に瞬時に両ウィングバック選手はマークする選手を確認しつつセンターバックラインに下がり、5バック状態にする事は基本です。バックの両サイドにボールを放り込まれないようにする為に...。
両ウィングバックが非常に鍵を握りますし、その前の前線の両サイドも守りの時には瞬時に戻り、5-4-1になる必要があるんです。
空いたサイドにホールを入れさせない事や、守る体勢になるまで遅らせる事は前線の選手達の仕事でもあります。
3バックは本来ディフェンシブなフォーメーションなんです。
4バックは基本的な守備はバックラインに4人並びますので、常にサイドのマークは前向きで出来るし、攻撃の時だけたまに前線に出るくらいで、そんなに頭は使わないのです。その代りその前のボランチが360度方向に動かなくてはいけません。
攻撃の時はいずれにしてもマイボールなので、相手の陣形を見て、ゆっくり攻めればいい時とサイドが一気に上がり全員攻撃を選べばいいだけです。基本はマイボールを大事にすることだけで、下手に持たずシンプルに運べばいい。
味方の足元にはグラウンダーの早いパス。スペースには優しいパス。それだけ。
味方のとの距離、相手との距離はいつも頭を振って確認していないとわかりません。
これが普段の練習で選手達が理解しているか、そして出来ているか!? 謎ですね。
彼等のアップをみているだけで想像できますから...。
選手権や残るリーグ戦に向けて、自分のする事としてはいけない事を理解し成長なしに次の勝利はありません。
やるのは監督じゃなく選手ですから!?
今日はこんなところで...。