Musica.aaa

趣味や日常の楽しいことについて語らうブログ

あけました

2010-01-03 23:46:34 | Weblog
あけましておめでとうございます
今年もどうでもいいようなことを徒然と書いていきます
基本的には毎週日曜に更新予定です
でもこれ書いてる途中に日付が変わりそうだ……


このあいだYou Tubeで「宇宙刑事」シリーズのオープニングを観ていました
ギャバン」のオープニングが一番好きです
良い歌


パウル・クレーの墓碑に刻まれているという彼の詩の一節(恐らく第一連)に

この世はぼくを捉えようもない。
死者たちや、生まれてもいない者たちのところで
ちょうどよく暮らしているのだから。
想像の中心にふつうよりちょっと近く。
でもまだ十分に近くはない。

というものがあります(出典:クレーの詩 平凡社刊 訳:高橋文子)
一般的に「命を持つもの」の在り方としては「生きている状態」と「死んでいる状態」という2種類に大別されているように思います
僕は最近、それだけではないのではないかと考えています
定義はできていないのでこれは勝手な想像でしかありません
「命を持つもの」という集合の中で、たった今僕は「生きているもの」の中にいます
自分でそう判断します
では「生きているもの」の補集合としてありえるものは何なのか
それは「死んでいるもの」だけではなく、例えば「死にゆく途中のもの」「まだ生まれようとしていないもの(生まれる機会がまだないもの)」「生まれゆく途中のもの」などといったものが含まれるように思うのです
あってもいいのではないか、もっと考えられてもいいのではないか、と思っています

一応付け足し
クレーが考えたのは「もの(もちろん絵画、音楽、演劇なども含まれる)の生まれてくる一番最初」の世界観であって、ただ生き物の在り方に限ったものではないようです