保存傾向

人間にはものごとを保存しようとする傾向があるようです

22日(月)から25日(木)まで修学旅行で北海道に行ってました
結構あわただしくいろんなところを回りましたが、その中でも一番印象深いのは有珠山です
噴火を経験された年配の方たち、「有珠山ガイド」さんたちが、活動班ごとに一人ずつついて、実地を案内して下さいました
「噴火前はこんなだったのが地面が隆起してあんなふうに……」とか「ここらへんはまだ地面が熱くて、ほらあそこなんか湯気が立ってるでしょう……」とか「住んでたアパートが傾いて住めなくなったので引っ越しましてね……」とか、他にもいろいろありましたが大体そんな感じなわけです


そこで考えたのは、この人たちが「噴火によってこんな風になったんだよ」ということを「残そうという意思」によってこうやって僕たちにガイドしているのだとして、（恐らく地元の若い人たちが継承していくだろうけれど）だんだん「残そうとする意志」を持つ人が少なくなって、しまいには「残そうという意思」を持つ人がいなくなってしまったとしたら、「有珠山の噴火」という出来事は、資料で読んだり、現地の様子を見に行ったりして確認できるかもしれないけれども、現地の人たちが「僕らのじいちゃんばあちゃんの世代は噴火を経験してね……」と語られていくはずのリアルさみたいなものは無くなってしまうのではないか、ということです
これはなにも「有珠山の噴火」という出来事に限らないことだと思います
今までに残ってこなかったこともたくさんあると思います
でもそれはなんだかもったいない気がします

目くそ鼻くその心理（ばっちいタイトルだな……

TSUTAYAにてテクノライズの７，８巻をば借りてきました
オチが楽しみです、本当に
個人的には古波倉さんの中の人は絶対プロイツェンとおんなじだ、と思ってウィキで調べたらやっぱりその通りだったのでちょっぴり嬉しかった……
ゾイドには燃えましたなぁ



僕は自分と同じ（もしくは似たような）欠点や落ち度がある（と僕が判断した）人に自分のそれを指摘されると、「お前に言われたくねーよ」と思ってしまいますし、言ってしまうこともあります
これには毎回とても不思議な感覚を覚えます
「お前に言われたくねーよ」と思っている傍ら、「自分にそれらの欠点や落ち度があるのは分かっていて、それを誰かが一つの事実として発言することは理にかなっていることで、何もそんなにイライラすることないじゃないか」と思っている自分がいるのです
しかしそこまで分かっていてもやっぱりイライラが先行します
これはいったいどういうことでしょうね

暗い

「最後の12日間」を見たときに、暗くて長い映画が好きです、と書きましたが、それは何も映画に限った事では無くて、漫画でも小説でもアニメでも同じです
要するに暗くて長いお話が好きです
登場人物がそれぞれ何か抑圧された状態に陥っている時に、その人がその時いったい何を考えていて、どのようにその問題を解決していくのか、ということを思うのが面白いのです
その点で言っても「テクノライズ」は僕にとって良い作品です

先日アンサイクロペディアで「テクノライズ」の記事が載っているのを読みました
まあ例のごとくなんだかけちょんけちょんに書かれていますが（嘘か真か興味深い裏話まで書いてある……）、CGの技術はほめて（？）ありました
背景のクレーンがhukeさんの絵を思い出させるなぁとか思いながら観ていましたが
結構すごいアニメのようです

付け足し

昨日の記事が時間なくて適当になってしまったので少し付け足しを

「ゼラチン」のほかに
・「君と僕」の7巻
・ハガレンのファンブックっぽいの
を購入
ハガレンのファンブックは何冊か買って結局全部売りましたが、また懲りずに買いました
書き下ろしとか、商売うますぎだろ


テクノライズは雰囲気も好きです
コミケ75で軍艦島とか足尾銅山とかの同人誌を買ってきたくらいの廃墟好きなので（世の廃墟ヲタクから見ればちゃっちいものかもしれませんが）、描かれている街の空気がとってもいい感じ


そういえば今日、安倍さんのブログを読んだら、アニメージュで７月号から「ですぺら」の連載開始だそうです
小中さんや中村監督が参加されているようで、すごく楽しみです

買いました

「ゼラチン」の夏号を買いました
まだ全部読んでいませんが
まあ秋号がでるまでにぼちぼち読んでいきます
redjuiceさんの絵ホントに格好いい
「ストロー」は早く単行本でてほしい

またテクノライズを借りてきました
櫟士が良いです
蘭が美人です