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趣味や日常の楽しいことについて語らうブログ

クレーの日記

2010-05-30 22:04:50 | Weblog
先日18の誕生日を迎えまして、親に「クレーの日記」を買ってもらいました
画集などを読んでいるとときどき日記からの引用があったりして、その存在には前々から惹かれていました
分厚い本なのでちょっとずつ読んでいます
クレーは本当に面白い人だったようです


そういえば先週紹介するのを忘れていました
学校の図書室で借りました
哲学者のカフェ
図書室でこの本を見つけてから、これを読むために父から借りていた「エピソードで読む西洋哲学史」をあわてて読みました(それでもスピードは遅かったですが)
たしか昔どこぞの読書案内の小冊子に載っていたのをみて興味を持ったんだったと思います
内容的にはなんとなく「あしながおじさん」シリーズを思い出しましたね
もちろん別ものですがね
しかしこれがノンフィクションだとはとても信じられません
ノーラの応答には舌を巻きました
とても10代前半の子が書いた手紙とは思えませんよ
しかしほんとに「エピソード~」で出てこなかった哲学者がごろごろでてきて「僕も勉強しよう」と思いました
がんばります
まだ全部読み終わっていませんが、この本はアタリだったと思います
次はやっぱり「ソフィーの世界」を……(ああ、積読が……)


最近買ったもの
聖☆おにいさん5巻
ガンスリンガー・ガール9巻

「聖~」は聖典ですね
これはもはや

「ガンスリ」は「ぐっ」ときました
アンジェ……
最近の(といっても7~9巻あたり)ガンスリは本当に面白い
絵もうまい
人の絵はわりところころ変わりますが、無機物(煙とか爆発とかも含めて)の描写はかなりのレベルだと思います
あと演出が細部に行き届いていると思います
エッタのコーヒーカップの隣にある空スティックさとうの山とか、アンジェリカが「パスタ王子」の話をしているときの処置室(?)の外にいるやじうまとか
気になって今いろいろ調べていますが、ウィキペディアによると、相田さんの同人誌がもとになっているとか(ていうか相田さん同人もやってらしたのか。知らなかった)
欲しいなぁ
まあとりあえず今は勉強しなきゃいけませんが

それは聖地?

2010-05-16 22:35:27 | Weblog
テスト期間中です(ここでこうしてブログしてていいのか
アニソン聞きながら勉強
ちょっと休憩リビングへ
おやつを食べながら最近のマイブーム「天声人語」を読もうと(うちは朝日新聞です)新聞を広げる
「天声人語」を読む前にその下の書籍紹介欄へ目を向ける
アールズ出版というところが出している「レイラインハンター」という本
大字で書かれたタイトルの横、本の内容に少し触れてある
「東北・アラハバキ伝説、近畿に云々……」
え? アキハバラ?
よく読む
「アラハバキ」
なんだ、そうか
読み進める
隣の行の頭
「聖地と聖地を結ぶ直線に云々……」

ん?



以下句読点付き
僕がアキハバラに求めるもの言えばマンガやアニメです。
サイバースペース・カウボーイズ」を聴いていると、やっぱりあそこは電気街なんだな、とも思いますが……。
アキハバラといえばヲタク(が連想されてしまいます、僕は)。
ヲタクの台詞としては、絵・イラスト・画像にされているキャラクターに対して「俺の嫁」とか「三次元に興味ない」とか言うのがありますね。
これをギャグとして使っている人はわりといると思います。
が、一方で「本気で」そう思っている人たち、つまり言い換えれば、「無意識に、当然のように、器質的に」そういう考えに至る人たち、又はもうちょっと程度を甘くすれば、「自分の流儀としてその考えを実践貫徹する」人たちも、いるのではないかと思います。
ちなみにグリム童話のKHM6「Der treue Johannes」(邦題「忠義なヨハネス」 野村泫・訳)には絵の中の王女様に一目ぼれして倒れてしまう王様がでてきます。
僕はそういう人たちがいても良いと思っています。
別に自分の趣味を肯定したいからではありません。
心底かまわないと思っています。
しかし、生き物はうまくできているな、と思う瞬間がここにあります。
なぜなら、ある人たちが生殖不可能な相手に対して情を持ってしまうということは、その人たちは子孫を残さないことになり、その人たちのその形質はどこにも遺伝しないままその人たちの代で終わってしまうことになるからです。
つまり、よっぽど社会の在り方が画一的でない限り、人間の全体としては、「子孫を残そうとする」「同じ種族のペアを獲得しようとする」形質が残っていくわけですね。
もちろん成長段階で環境によって考え方は変わるでしょうし、ミュータントが生まれる可能性だってあります。
それにつけても、ああ、よくできているなぁ、と思うのです。

つづきとか

2010-05-09 22:52:36 | Weblog
「荒川アンダー・ザ・ブリッジ」の2,3巻を買いました
鉄人兄弟が今のところ一番かわいいと思います


以下、各分が長いので読点打ちます

沖縄の基地問題が沸騰していますね。
仮に沖縄県民の皆さんの「望まない形」で決着がついたとしましょう。
そして今回の鳩山さんの一件を見て「基地問題って不用意に口にしちゃいけないのね」と学習してしまった現役、そして次世代の国会議員が多数いる場合……つまり「基地問題をなんとかしよう」と言いだすはずの議員、党が少なくなる場合……沖縄県民の皆さんは今後、その「望まない形」のままで長らく生活することになるわけです。
少なくともその可能性は高くなるでしょう。
僕は具体的な解決策を考え付くほど勉強しておりませんが、僕の予想が当たってしまえば、沖縄県民の皆さんにとって悔しいことになるのだとは思います。

それから、とある大臣が現地で失言まがいのことを言って、市議会の人に「撤回しくれ」と怒られてました。
どうやらその大臣は「(他県の、または部外者の)国民にとってはこの(基地)問題は雲の上の(なじみのない、縁遠い)話だ」と言ったらしいのです。
集会で啖呵を切ったその市議会議員はそのあと報道陣に囲まれ、頭に血が上った状態でいろいろおっしゃっていました。
そのコメントの中で「(他県の、または部外者の)皆さんにとっては雲の上の話なんですか? 私たちには生活が懸かっているんです」というのがありました。
その言い分はもっともだと思いましたが、同時に僕は、あれ、と思いましたね。
福井県には原子力発電所がたくさんあって、「原発が世界で一番密集している町」は福井県にあります。
確かに壁を隔てた向こう側で飛行機のエンジン音がしていると思うとぞっとしませんが、山を隔てた向こう側に「発電用の爆弾」が鎮座しているという状況も十分恐ろしいと思います。
原発が自分の町にあるわけではないので普段から意識はしていません。
しかしそういう状況は確かにある。
その市議会議員の人には、そこのところの想像力が足りなかったのではないかな、と思ったわけです。
つまり自分たちは他県の問題にどれほど熱心なのか、ということです。
沖縄の基地と福井の原発を同水準で取り扱っていいのか、と言われれば口ごもってしまいますが、それよりも僕は当事者の口から、そういうある意味自分勝手な発言が出たことに、ちょっと憤りを覚えました。

感動の

2010-05-02 23:21:35 | Weblog
この間の祝日の木曜日に富山に行ってきました
富山県立近代美術館というところに、パウル・クレーの「レールの上のパレード」という絵が所蔵されています
この絵は僕がクレーにはまった最初の絵で、今でも一番好きな絵の一枚です
しかしその後僕が見てきたクレーの画集の中には、どれにも載っていなかった
つまり、あまり世に知られていない、もしくは、知られる機会がない(と書いては美術館の方たちに失礼になるかもしれませんが)絵なわけです
このことは、かねてから本当に残念だと思っているのですが、このたび常設展でクレーとワシリー・カンディンスキーの作品が復活するということで、祝日を利用して行ってきました
感動で息が苦しくなったのは初めてでした
もちろん初対面のときも衝撃的でしたが、再会はそれ以上のものでした
僕はあの絵が大好きです
クレーに少しでも興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください
6月の13日(日曜日)まで展示してあります


村田さんの画集がいよいよ今月末に発売するようです
長いこと首を長くしていたので疲れました
買います


荒川アンダー・ザ・ブリッジの1巻を買いました
中村さんの空気でした
これだけ書いておいても伝わる人には伝わるはず……(それはブログとしてはどうなのか………
表紙折り返しに中村さん(多分そう)の写真が載ってました
けっこう美人さんですね