秋ですね。ほんと、気持ちが良いです。爽やか~な秋空。
馬肥ゆる秋。人肥ゆる秋。何を頂いても美味しいこと、美味しいこと
お手間要りの栗の渋皮煮栗を拾い、包丁でかたい皮を一つ一つ丁寧にむき、長い時間ことことと大事に煮て下さって磨きがかかった君たち。
大切に育てられた落花生大きく実って千葉ブランド落花生のように立派で、塩茹でが美味しいとのこと、まあ止まらないこと、ブツブツが出来るかもと言いながら、食卓は殻の山となりました。
長く美しい緑色をしたおくら、まさに光る茄子紺のなす、歯ごたえの良い立派な万願寺唐辛子。
君たちは全て人様の愛情の賜物。
天地の恵みと、愛情を注いで作り、我が家を思って持ってきて下さった方からの、生きた宝石のようなプレゼント。
「いただきます。」
感謝と栄養とが、頭と心と、体内宇宙を巡って、「美味」という言葉になり、明日の生きる力となるのです。
心に感謝です
世間ではTPP問題がいろいろと大変そうですが、凡人の私は、なんで国産は高価なのだろう?日本国民が食べたり使ったりするのに、なんで外国の物のほうが安いのだろう?
私はチェコ周辺しか知りませんが、例えばチェコの国民が作ったものは、国民は当然安く買えて、外国の物は高い。
だから当然チェコ国民は自国の物を買います。自国民が多く消費するから、安全で安価な物が作られる。自分が食べ、使うものですから。
我が日本だって国産が安くて安全なら、外国の物はあまり買わないから、な~んにも心配することなんてないのに。
日本の生産者は、国民のために作っているのか、少しでも自分の儲けとなるように作っているのか・・・
とんでもなく信じられないような値段がつく日本は、冷たくて怖い国だなって思ってしまいます。
何人かの食事分になる高価な美味しい果実やお米など、誰でも食べれる安価な美味しい果実やお米など、舌に乗せたほんの一瞬を過ぎればそう変わらないかな・・・
それより美味しく味わったその場のみんなの笑顔かな~、私が思う幸せは
美味しい物が出来たのなら、一人でも多くの人に食べてもらうことを考えればよいのに。
良い物が出来たのなら、一人でも多くの人が使えるように安くすることを考えないのかな。
大人になったら、多くの人に笑顔になってもらえるとか、喜んでもらえるようになりたいと思わなかったのかな。
なぁんてことを考えてしまうほど、家計に余裕がないのが日本の家庭のお財布。うちだけかな・・・。
どんどん高くなって、良い物はお金持ちにしか手に入らないのかな。
日本のサービスは世界に誇れるそうだけど、あの笑顔の下には・・って考えてしまうのは私だけ?
そうか、昔から日本は『本音と建前』の国だった。
日本は世界から、本当は優しくない国って言われてるんじゃないのかなぁ・・・
江戸後期から大きく栄えた商人の、どこより誰より儲ける精神が残り、現代に続いているのではないでしょうか。
素晴らしく美しい心を持っている国民だと、日本人であることを誇りに思っていたのですけど、国外の生活をされた人は、ちょっと思ってしまうのでは・・・。
自分が良くなることばかり叫んで訴えているのが日本人、と思えてしまう。
輸入物に負けないよう、安心安全安価な物や製品を研究して、全ての日本人に提供して下さいませ。
日本人を笑顔にして下さいませ。
日本人に出来ないことはない筈。
溢れ出るあたたかな心のプレゼントへの感謝から、疑問に思っていたことがふとよぎって、どっと出てきてしまいました。