Sengoku Music Room

ピアノ教室での近況やコンサート情報などを気ままお伝えしていきます♪

皆様、ありがとうございました<(_ _)>

2016-11-25 19:17:59 | 日記

やがて大海へ~清流岐阜~ ファイナル・ガラ・コンサート

岐阜出身音楽家たちのためのコンサートが修了しました。

2013年11月から、2014年秋口まで定期的にという予定でしたが、今年2016年11月まで続いたということは、好評だったのでしょう。

康子はまだプラハに留学中でしたので、私が代理で初会議に出席致しました。

東海地区で名立たる岐阜出身の若き音楽家たちが、顔を揃えます。

 

第1回 2014年1月21日 <音楽で巡るチェコの旅

ピアノソロ、姉妹連弾で。ドヴォジャーク、スメタナ、スーク、ヤナーチェクの作品より。  名古屋宗次ホールにて

第2回 2014年8月28日 推薦コンサート <夏の夜の饗宴 ~ラテンの情熱 ボヘミアの風

フルート奏者 峰島 佑輔君との若さ溢れるジョイントコンサート。  じゅうろくプラザにて

第3回 2016年11月21日 ファイナル推薦コンサート <ガラ・コンサート>  じゅうろくプラザにて

 

コンサートの会を重ねる毎に、演奏家自身の人格の成長と共に、演奏の中身も深く濃くなってきます。

地元岐阜の皆様に、チェコの音楽の魅力を、肌とハートで感じて頂けたようです。

康子の演奏後、涙を浮かべて胸を打たれたと高揚して話して下さる紳士がおられました。こちらこそ、感動です。有難いことです。

 

康子は、どちらかというとささっと弾いてしまう器用な子ではなく、時間をかけて少しずつ少しずつ頭に入れていきます。

そして同じ曲をどれだけ弾いても飽きるということがありません。また練習の1回1回が、真剣な思い入れをした演奏です。本番近くはそれを1日中弾き続けます。彼女の集中力はどれくらい続くのでしょうか。

ということで、腕、指、上半身の筋肉と骨はムキムキマンのようですよ。たくましい~

でも心はちっちゃ~いノミさんのようです。だから余計に何度も何度も、何度も何度も練習を重ねます。

ステージに立つ時、戦いに行く兵士の覚悟を持って臨みます。


康子は努力の子です。

ですから、結果をすぐに求められるようなことは難しい。時間がかかります。


母親は、康子にしか出せない音を持っている。その音が母は大好きなのであると言い続けてきました。

そしてその音を初めて認めて下さった方が、プラハ音楽院のMilan Langer教授でした。

1年に一度、コンサート、公開レッスン、留学試験ために、チェコから岐阜にCzech Trioの皆さんと訪れて下さっています。

康子は公開レッスン、留学試験のヴァイオリンのピアノ伴奏者としてお手伝いをしています。

ヴァイオリンのDana Vlachova教授からもピアノを認められ、光栄に思い、自信に繋がっているようです。。

その日を楽しみに日々、ピアノ、チェコ語、英語と共に過ごしています。


 

今回のコンサートのために、わざわざ聴きに来て下さったお客様と、企画して下さった名古屋のプランディール音楽事務所の皆さんに、深く感謝致しております。

皆様、心のこもった温かい応援をありがとうございました

これからも若い音楽家たちを育てるために、お力添えをよろしくお願い致します。

私たちも人生の遣り甲斐生きがいとして、まだまだ頑張り続けます