Sengoku Music Room

ピアノ教室での近況やコンサート情報などを気ままお伝えしていきます♪

遅ればせながら、自己紹介♡

2014-07-22 10:32:03 | 日記
40年近く音楽を教えることを仕事として生きてきました。
はじめて音楽と触れてからは、まもなく60年になろうとしています。私にとって音楽は、親に対する感謝の気持ちとか、愛情とかと同じなのです

物心がついた時から、両親と音楽は一緒にありました。
代々芸能、工芸一家の血なのか、和洋問わず音楽の中に頭の中も身も浸かって育ちました(祖父は若い頃、ヴァイオリンだけ持って東京へ家出したそうな…ピアノの先生だった祖母と結婚したんですって

父が買ってくれた童謡絵本と童謡のレコードが一番の遊び相手で、かわいいさかなやさん、ゆめのお馬車、ちんから峠、ひばりの赤ちゃん等々…
今でも1曲1曲の絵と、その時のお部屋に差し込むお日様の光や、一緒に歌っている母の声など、はっきり覚えています。

最初に DoReMiを教えてくれたのは、母でした

小学校になると、毎日お友達と何曲もハモって歌ったり、ハーモニカやリコーダーを吹きながら帰りました。
ピアノを習っている子が、教室でオルガンを弾いている指をじ~っと見て覚えて、家で何度も練習しました。弾けるようになることがとても面白くてたまりませんでした。

休み時間も授業中も、頭の中は音楽でいっぱい

本当にほかのことはほとんど記憶にないのです。困った子どもでしたわ


少し大きくなると、音楽=道楽という考えの父親は、大層厳しく、「俺のいる前では、弾くな。」
父親の言葉は絶対でした。(まあ、今の世では考えられませんけどね。)そういう時代でした。そんなに昔のことではないですよ。

駄目と言われると余計に弾きたくなります。父が帰ってくるまでに少しでも弾きたい弾きたい弾きたい

そんな私を見て、欲しくて欲しくてたまらないピアノを買ってくれたのが、大好きなおばあちゃんでした



私ごとにここまでお付き合い下さって、本当にありがとうございます。
続きはまたいつか……

お茶とお菓子を差し上げたいのですが、気持ちだけお受け取り下さいまし