村人の気まぐれブログ

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スパークプラグ

2013年02月09日 | 林業その他

スパークプラグ

スパークプラグの交換時期について、スチールは100時間毎に交換と指定されております。
ゼノアは交換時期の指定はありませんが25時間毎にスパークプラグを取り外して点検清掃との事。

私の個人的な意見としては、プラグはそんなに短時間で汚損したり消耗する物では無いと思います。
25時間で清掃が必要になるのはよほど悪い混合燃料を使用した時でしょう。
個人的には1シーズンに一回、シーズンオフの清掃時に外して見るだけで十分と思っています。

良質な1:50の混合オイルを使えばプラグの汚損もひどくなく、管理状態の良い
チェンソーや刈り払い機ではプラグで神経質に成る必要は無いと思います。

☆500時間使ったプラグ

写真はBC2711と言う刈り払い機で500時間以上使ったプラグですが電極の状態だけ見れば
まだ交換時期と言うほどではありません。
このプラグは始動不良で交換した物で、デポジットの影響で、接地電極の根本にポチッと
白い部分に火花が飛んだと想像しますが本当の事は未確認。
このプラグはまだ清掃すれば使えるレベルと思われますが、高い物でもないので万全を期して
交換しました。
プラグ交換後は始動不良が再発しないので結果オーライです。

☆交換したプラグ2

このプラグも電極の消耗は無いので、プラグクリーナーで清掃すればまだ使えるでしょう。

☆プラグクリーナーで清掃後

上記のプラグをプラグクリーナーで清掃するとこんな感じ。
まだデポジットは残っていますが、許容範囲?

2サイクルエンジンのプラグはデポジットが大敵と言う事に尽きるので、プラグの交換や清掃は
デポジットの状態と相談してと言う事に成るのでしょう。

2サイクルエンジンにデポジットの堆積は避けられない事ですが、良質な混合オイルを使えば
最小限に抑えられると思っています。
私の刈り払い機は1シーズン500時間以上稼働しますが電極の消耗は少なく、
デポジットの堆積はプラグクリーナーで清掃すれば2シーズン使っても問題有りません。
チェンソーの稼働時間は100時間程度と思われ、毎年プラグ交換をする必要は無し。

1シーズン500時間をバイクにたとえれば平均速度30Km/hで15,000Km走った事になり、
ケチらずに1シーズンに1回の交換は妥当な所か。


プラグの清掃

プラグの清掃はワイヤーブラシでと書かれている事が多いですが、個人的にワイヤーブラシの
中心電極碍子部への使用はNGです。
何故なら、ワイヤーブラシで中心電極の碍子をこすると絶縁部分に鉛筆でこすった様に金属が残り
そこから電気がリークすると考えるからです。
その為村人のワイヤーブラシの使用はねじ山部分と表の碍子部分の汚れ落としに限られます。
プラグの電極部分はサンドブラストのプラグクリーナーで行うべきと言うのが村人の持論です。

☆ワイヤーブラシは使用は矢印部分の汚れ落としだけ

 プラグキャップ側の碍子部分はツルツルなので、ワイヤーブラシの金属が付着する事はありません。

☆オークションで2000円前後のプラグクリーナー

業務用のプラグクリーナーは高価ですが、個人でたまに使うのならこんなので十分

 ※補足

BC2711の始動不良が再発して、原因は別の所に有った様です。
2013/07/28更新の記事で詳細をアップしましたのでそちらも参照して下さい。


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