M's 備忘録

「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍の闘病記を主軸に、
日々の備忘録をブログにつづります。

硬膜動静脈瘻(こうまくどうじょうみゃくろう)手術とその経過

2019-11-19 23:40:00 | 闘病記
闘病記を再会させようとしたものの、
仕事上のトラブルで全く手がつけられなかったこのブログ。
無事手術も終え、一般病室に移れたので、
今更ながら再会です。

「頭蓋動静脈瘻の手術」

正式な術式名は「コイル塞栓術」と言うそうで、
くどいようですが、

「動脈と静脈が繋がっている部分にプラチナのコイルを入れて、
 そこに強制的に『かさぶた』を作って塞ぐ」

という手術だそうです。
また今回は、「全身麻酔」をして手術をするそうで、麻酔科医とのスケジュール調整が入って、11月と相成りました。


では、入院してから今日までの経過をば。

〜 1日目 〜
 まずは入院する病棟の受付で必要書類を提出して、入院の受付をすませます。
 提出する書類は、
  1.入院申請書(〜の手術するから〜が入院するね。保証人は〜だよ。という申込書。これは必須)
  2.診察券
  3.健康保険証
  4.お薬手帳(現在服用中の薬を病院が管理するためだそうです。)
  5.現在服用中の薬(入院日数分。これを病院側が管理するそうです。入院が長引いて足りなくなったら、病院側で補充してくれるそうです。)
  6.限度額摘要認定証
    今回の手術、プラチナなんて高価なものを頭に入れるので、手術費用が物凄い金額になってしまう可能性大なので、役所にこの認定証を申請しておきました。
    これで、こちらが支払う費用をあらかじめ抑えることが出来ます。
    (高額医療費の申請は、支払った後に返ってくる制度です。)

以上の6つ。

提出したら、看護士さんの案内で病室へ。
着替えやタオル類を棚に、貴重品は専用の鍵付きの引き出しにしっかりしまって、ほっと一息。

させてくれず、早速検査の呼び出しです。

手術前の状態確認の為、心電図と胸部レントゲン撮影に連れて行かれました。
ささっと済ませて、病室へ。
病室に戻ったら、今度は採血です。
血管が細くて出にくくなってきているので、毎回看護士さんが苦労されるのですが、今回は更に出が悪く、かな〜り痛い思いをしました。(T_T)

採血が済んだら、順に手術に関わるお医者さん方が挨拶に来られました。
 ・麻酔科医(全身麻酔をするので)
 ・手術担当医(今回は特殊な手術なので、部長さんです)
 ・主治医

大分時間が経って、そろそろ晩御飯の時間です。


が!!!

次の日の朝一からの手術なんだそうで、晩御飯から「絶食」そして夜中からは飲み物もダメという悲しい現実・・・。

歯を磨いて、早々にベッドに潜り込んで寝ちゃいました。