ヘボ卓球（６１）

今日は非常に寒いこの冬一番の冷え込みだと思う。車に乗っていてもしんしん冷える。体育館の外も冷え冷えしている自転車も車も何時もより明らかに少ない。中へ入ると子どもが目立つぐらいだ「いややっぱり今日は子供がやけに多い」　美人の横田さんが今日も来ていない。勿論マドンナの鈴本さんも休んでいる。やっぱりこの2人がいないと何だか寂しい。おデブの片山さんは風邪で休んだらしい。最初は私の直ぐ後に来た試合好きの山木さんとラリーをした。山木さんは少し回転の入った変化球を打つと「すごい、すごい」と声を出してくる。　　そして暫くすると私と同年代の女性の堀井さんがやってきて3人でラリーをした。今度は山木さんが若者の実力者の斎香さんとライバルの女性前川さんにダブルスを申し込んでダブルスやった。コンビを替えてしたが私個人は2対1で勝った。次は実力ナンバーワンと思われる小川さんと人の良さそうな中山さんに試合を申し込みに行った、近頃私と山木さんは無鉄砲にも誰にも恐れもせずに試合を申し込みに行くようになった。「どの位我々の力が通じるか腕試しだ」と言って相手の迷惑も顧みず申し込む。でも「よしやろう」と云って相手をしてくれる。小川さんはネットすれすれの低いライナーで台の端っこを狙って打ってくるので太刀打ちできない。他の人となら試合らしくなるのだが小川さんには皆お手上げ状態だ。流石大会に出ると毎回シニアの部では優勝候補だけのことはある。従って小川さんと組めば必然的に勝てる。一寸休憩をしていると山木さんは今度は教え魔の市木さんと女性の高見さんの処へ「あそこへ試合に行こう」と私を誘って試合に行った。この試合はコンビを入れ替えても五分五分に戦えた。今日は試合疲れをする位に満足した。結果的にはもっと正確にスマッシュを決めることとやっぱりレシーブを確実に出来るようにならなければ実力者には通じないことが痛烈に感じた。今日は練習後の食事会もないので真っ直ぐ帰った。