
行田市のものつくり大学にやって来ました。
今日はル・コルビュジエのカップマルタンの休暇小屋の原寸レプリカを体感しにやって来ました。

カップマルタンの休暇小屋です。
間口4.485m、奥行き3.758mの小さな建物です。
さっそく入ってみます。

入り口の扉を開けると壁一面にコルビュジエの絵がお迎えです。

入り口の正面にはカラフルなコート掛けが。

天井はこんな感じです。
目地が大きいのは部屋に入るところで天井の色が重ならないようにとのことです。

実は最初に窓を閉めて、南面の縦形の窓だけ開けました。
驚くほど光が入りました。
洗面台の脇に隙間をつくっているので、奥の壁にまで光が届いています。
素晴らしい!

テーブルが長方形じゃないくて、平行四辺形です。
甲板は木レンガです。

テーブルの脚と椅子。
積み上げたりしていろいろ使えるようになっているようです。
テーブルの脚の造形が同時期に出来たマルセイユのユニテの柱脚に似ています。

照明器具はこんな感じ。
カバーを動かすことが出来ます。

明かりも上に向けたり。

下に向けたり。

収納もとてもシンプルに仕上がっています。

扉は一枚のベニア板です。
手がけを着けることで剛性をつくっています。

洗面台周り。
洗面台は叩きだしです。

窓の内側の扉を開くとこんな感じ。
半分鏡になっているのは、ベッドに横になっても外が見えるようになっているそうです。

トイレはコート掛けの裏にあります。
仕切りはカーテン一枚です。

しかも、窓はガラスがない。
内側の扉を開くと網戸だけになります。
何と自由な考え方。
と言うことで時間です。
建物が小さいので、15分程度で入れ替えになります。
ずっとここに居たい気持ちになりました。

現地へ行って寸法を測る前にこの模型をつくったそうです。
寸法を測る場所の担当を決めて、心の準備をしてから現地へ渡ったそうです。
とても素晴らしいプロジェクトだと思いました。
その場所に身を置くことが何よりも建築を感じることが出来ますね。
現地へ行った皆さんのご苦労に感謝です。
今日はありがとうございました。
がんばろう東日本!
一人じゃない!
みんな仲間だ!
みんなそばにいる!
Your Happy My Happy !
どんな人生を歩んできたのか?
どんなライフスタイルをしているのか?
そう言うことが住まいに反映されると思います。
素材感を大切にした木の家(木造住宅)をつくることの歓びを体感したい。
そんな気持ちを形にする応援をしたい。
ハウスメーカーの家や大工さんがつくった家とも違う、設計事務所らしいアトリエ系工務店を目指しています。
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