「ナガメ」というカメムシの一種です。 大きいのがメス、小さいのがオス、、、だと思います。
写真ではオスメスが逆を向いて交尾しているのですが、この姿勢って歩くのには不便そうですよねぇ。 どちら向きに歩くのか疑問に思って軽く驚かせてみると、、、、
「メスが前進、オスが後退」
でした。 体力差にモノを言わせたカカア天下な虫らしいです
基本的に、卵を産む雌はそれなりの大きさが必要ですがオスは精子を運ぶだけなので生存に不利にならない限り小さくても構わないのですよね。 オスの方がメスよりも大きくなるのは、その生物にオス同士の抗争があるとか、オスがメス(や家族・群)を守る習性のあるというような「なんかしらかの理由」があっての話だと思われます。
メス優位、ということに関しては、アリやハチの仲間もオスの存在感って薄いですよね。 極端な例ではアンコウの仲間にはオスがメスよりも遥かに小さく、メスに寄生することによって生きているものがあるそうです(ミツクリエナガチョウチンアンコウ)。 まさに、ヒモ(笑)
性交以外のオスの役割が種によってまちまちなところを見ると、私たちが思うような「強くて逞しい」ことはオスの本質ではないのかもしれませんね。 生き物の基本はたぶんメスなのでしょう。 私の知り合いにはなぜか亭主関白が見当たらないのですが、もしかしたらそれは生物としては正しいのかも?(笑)
さておき。 しばらく忙しくて前にも後ろにも進めそうもありません。 1~2週ほどHP、ブログとも放置します。 ご訪問いただいた方、ごめんなさい