つくばあそび 呟き部屋

取るに足りない瑣末事を面白おかしく楽しみたいと思います!

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それから。

2011年11月11日 22時38分43秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

コメント、メールで沢山のお心遣いと励ましを頂きありがとうございました。

ちゃんとお一人お一人にコメントを返すべきかとも思いましたが、

今はしっかり書き切る自信がないのでこの場で感謝の意を述べさせて頂けたらと思います。

ありがとうございました。

猫への暖かいお言葉、私への励まし。 本当に嬉しかったです(^^)

 

むーが逝ってから2日後に火葬してもらいました。

バスタオルで包んで助手席に乗せてペット用の火葬場へ連れていき、

簡単にお焼香だけして炉に入れられるのを見送りました。

炉に入る瞬間はさすがに胸にぐっと来るものがありました。

立会いでお骨も拾わせてもらい、今は骨壷に入って部屋に鎮座しています。

 

私自身が無宗教で猫に宗教を押し付ける気もないので

お骨は一年くらい経った時点で散骨して

完全に自然の循環に戻そうと思っています。

形の無いリン酸カルシウムとなったお骨は他の動植物や土の成分として

未来永劫生き続けてくれますよね、きっと。

一部は再びどこかの猫さんの骨になれるのかもしれません。

 

ちなみにトラブルなども報道されているペット葬儀業ですが、

私はネットで検索した中から宗教色と商売っ気が薄そうな火葬場を選びました。

縁起でもない、と言われてしまうかもしれませんが

お世話になった火葬場は非常に誠実に対応してくれて

お勧めの火葬場でした(ペット霊園山麓様)。

 

火葬後は注射針や余った薬、点滴バックなどをまとめて

お世話になった動物病院に菓子折りと一緒に引き取ってもらいました。

これでようやくむーが長い闘病から開放されたと実感できました。

(K動物病院の先生方、スタッフの皆様、

長い間お世話になりありがとうございました)

 

それで私はというと、

今現在いわゆるペットロスを味わっているわけですが、

フツーに辛いです。

当初は食欲も湧きませんでしたが、

1日も経てば腹も空き、

そんな自分に腹を立てながら食事したりしています。

我ながら訳がわかりません(--;

出社したら何名もの同僚たちから弔意を頂きました。

ずいぶんと気を使われている気もします。

みんな優しいなぁ・・。

 

こんなことを繰り返しているうちに

悔しいくらいに普通に生活するようになるのでしょうね、きっと。

 

気がつくと私は人生の半分弱を彼と暮らしていたことになります。

ペットロスの辛さも仕方が無いですね。。

諦めて暫くはこの辛さをしっかり味わおうと思います。

 

最後に、糖尿病、腎不全をもつ猫さんたちの飼い主様へ。

闘病は楽だとは思いません。

手間もかかるしお金もかかる。

でもそれは私にとって二度と戻ることのできない楽しい日々でもありました。

むーと私は一足お先にゴールさせていただきますが、

これからも陰ながら皆様の健闘と幸多き日々を祈念しております。

 

おしまい

 

 

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末期の闘病、そして終焉。

2011年11月07日 13時44分41秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

腎不全による体重減少が始まった私の猫。

前回の記事を書いた後に急激に病状が進みました。

BUN177.7mg/dl、CRE8.8mg/dl

腎臓の残り少ない部分が過負荷になって急激に壊れたせいか、

あるいは何か別の理由で数値が急に悪化したのかもしれません。

さらには貧血が生じており、血中カリウムも基準値より下。

原因はともかくこれくらいになると歩くことや水を飲むことも難しく、

すっかり末期らしい闘病生活になってしまいました。

 

もう時間が残されていないのは仕方がない。

でも少しでも、少しでも体が楽な状態で見送ってあげたい。

なんとかしてあげたい。

 

そう考えて獣医さんと相談し、

皮下輸液、制吐剤、カリウム製剤、エリスロポエチンなど、

対症療法を入れての治療を組み立ててもらいました。

それで1週間ほど様子を見ると吐き気やカリウム値、血球量が改善したものの

BUN、CREがどうにも下がってくれません。

この時点でもう腎臓が殆ど機能していなかったのかもしれません。

 

でもまだ多少の猶予はあるはず。

残り少ない腎機能でもある程度の状態は維持できるはず。

 

そんな希望的観測とは裏腹にむーはじっとしたまま殆ど動かなくなり、

希望の上に不安と焦燥が蓄積されていきました。

 

焦燥の上で行ったことは皮下輸液の増量。

不整脈のあるむーにはリスクが大きいとは思いつつ他に手がありません。

150mlを毎日行っていたものを200mlを朝晩(計400ml)としました。

実際に開始すると当然おしっこは多く出ます。 脱水も軽減されました。

これを続ければ、もう一度元気を取り戻してくれるかもしれない。

そう思っていました。

 

しかし増量して2日目の夜に異変が起きました。

輸液してから2時間位した時に発作のように若干の痙攣。

 

え、、、、大丈夫、、、か?

 

様子を見ているとやがて口を開けてゼイゼイと息をしはじめ、軽く痙攣。

口の中で舌が白くなっているのが見えました。

 

血が巡ってない! 心不全だ!

 

と思ったときにはもう手遅れ。

はっ、はっ、と息を吐いたところでむーの体から力が抜けていきます。

 

もう、動きません。

 

18年に亘る猫生で、

色々なものを見て、聞いて、触って、楽しんで、

遊んだり、甘えたり、怒ったりしながら

多くの猫や人と関わりをもってここまで生きてくれました。

それがこの一瞬で全部終わりました。

 

私は最後におそらく2つ失敗をしています。

心不全は輸液そのものか、輸液に入れたカリウム製剤が引き起こした可能性が考えられます。

今から思うとカリウム製剤のリスク(副作用)をちゃんと理解していれば

もっと安全な投与量への変更を獣医さんに相談できたように思えます。

また、心不全の前に前兆として痙攣が起きたのにすぐに対応を取りませんでした。

認識が甘かった、としか言えません。

 

客観的に見れば心不全が起きなくともむーは残り1~2週の命だったと思います。

でも私がその最後の1~2週を奪ってしまいました。

これは、辛い。

 

むー。

むーよ。

むーさんよ。

 

ごめん。

最後にやらかしてしまいました。

許してください。

 

そして、

本当にありがとう。

さようなら。

 

 

治療メモ

以下、細かい内容ですので必要がなければ読み飛ばしてください。
また、私は猫の末期をうまくサポートできたとは言い難いです。
その点をご理解の上で、一例としてご参考にしていただければと思います。

1.吐き気対策
制吐剤が効きました(ファモチジン&プリンペラン)
吐き気自体はどうやらカリウム低下からきていたらしく、カリウム値の改善後は吐き気もとまりました。

2.BUN、CREをなるべく下げる
3.脱水状態を解消する
BUNやCREが上がって猫がぐったりしていれば通常は入院して静脈点滴での対応になると思いますが、私の猫は昨年入院しての静脈点滴で腎炎を発症して死にかけたため自宅での皮下輸液での対応としました。
私の猫は貧血と不整脈があったため当初はかなり量を制限した形で100ml/1日に留めていたのですが、最後が近づくとこの量では脱水、BUN、CRE対策としては不十分でしたので量を増量していきました。そして、失敗しました。

4.貧血対策
腎不全の末期に起こる「腎性貧血」。むーにも起こりました。エリスロポエチン投与と輸液制限で対応しました。エポは一回やったところ確かに反応があり血球量の増加が見られました。その後輸液量を増やすにあたり再度エポを投与しましたが、投与スケジュールを完遂する前に事切れました。

5.カリウムを補充する
強制食餌と皮下輸液にカリウム剤を添加しました。すると確かにカリウム値が正常値まで復活し、そのせいか吐き気も止まりました。しかし一方で最後の心不全の際にはこのカリウム製剤が悪さをした可能性があり、もっと安全な用量調整がなぜできなかったかと凹む部分でもあります。

6.体力、体重の維持
キドナを強制給餌していました。量としては70~80g/1日程度与えたいところでしたが40g/1日が限界でした。インスリンは給餌に合わせて適宜調整。
むーには嫌がられました。本当にごめん。でも強制給餌がなければ栄養不足で全身状態はもっと悪くなっていたかもしれませんし、何が正しいのかは私にはよくわかりません。

7.その他
嘔吐や失禁のため部屋中をペットシーツだらけにしました。また最後は体温低下(35.2℃)があったため湯たんぽを購入。でも結局1回しか使えませんでした。

 

 

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終末へ。

2011年10月27日 00時36分33秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

先月末に有給をもらって渓流へ。

水面に毛ばりを落とすと、清涼な流れからヤマメがすぅっと浮き上がり毛ばりを咥える。

そこですかさずびしっとアワセを入れると竿から伝わるヤマメの鼓動。

 

・・そんな渓流釣りは今年もシーズンオフ。

毎年のことなので同じことの繰り返しに思えてきますが、

実際は二度と来ない一年が過ぎているのですよね。

 

糖尿病と腎不全をもつ私の猫にも公平に時間は流れ、

辛いところですがこれからいよいよ末期を迎えそうです。

 

前回の記事で「元気です!」と書いたのも束の間、

今月になって右の腎臓の炎症が再発して腎臓のろ過能力が落ちたとたん、

BUN、CREの値が上がって全身症状が出始めました。

これまでは右腎に問題が生じても左腎が頑張ってくれていましたが、

左腎もついに限界が近いようです。

 

ご参考までに私の猫の場合は

BUN ~60mg/dl、CRE ~4mg/dlくらいまでは全身状態に問題は感じませんでしたが、

現在のBUN 80.9mg/dl、CRE 4.6mg/dlで食欲不振などの症状が出始めました。

失念して出典が示せないのが申し訳ありませんが、

以前調べていたときに米国の獣医師さんが

「経験的にCRE 4.5mg/dlくらいで症状が出始める」

と書いていたのを読んだ記憶があるのですが、

それに割りとピッタリ当てはまる印象です。

 

血液検査ではBUN、CRE以外にも血球数の減少が顕著となってきたため、

エリスロポエチンを迷わず投与開始しました。 週末に反応を見る予定です。

またカリウム値も下がってきているため皮下点滴にカリウム剤を添加。

食欲不振のためキドナを補助的に強制給仕していますが

体重は徐々に減少しています。

一生懸命体に栄養を与えても与えても、

機能が低下した腎臓からたんぱく質などの栄養が

尿中に漏れ出てしまっているためだと思われます。

 

ここまでくると腎機能を保つことよりも

一日一日の生活の質を維持する治療をしてあげたいところです。

しかしそれもなかなか難しい。

 

 

しっぽをぱたぱたさせながら寝ている猫を見ると

実は全てが誤解で、

本当はなんともないのではないか、

なんてありえないことを考えてしまったりもしますが、

実際は仕方のない現実が目の前にあります。

 

猫も自分も、全てのものは

同じ場所には留まらせてもらえないようですね。

一日一日を噛み締めながら先に進むしかない、、、でしょうか。

 

おしまい

 

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近況。

2011年09月23日 23時55分03秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

えー、久々の更新です。

新年の挨拶からすでに一年半。

もうブログの書き方も忘れてしまいました(^^;

 

今年はとんでもない年ですね。

なんといってもあの大震災。 その後の台風。

関係ありませんが私のデジカメ、PC、PS3も相次いで壊れ、ネットからもしばらく離れていました。

 

幸い猫は壊れてません。 人間を枕代わりにして相変わらずエラソーにしています(笑)

糖尿病は安定しており、右腎のみ腎盂拡張の再発などもありましたが

現在は治まってごくごく普通に生活しています。

先月末の検査ではBUN58.8、CRE3.7。

発病からジリジリと上がり続けていますがまだ大きく生活の質は落ちていません。

 

見返してみると、糖尿病の発病が2004年、10歳の時。

糖尿病再発が2007年、14歳の時。

慢性腎不全の診断を受けたのが2008年、やはり14歳の時。

そして昨年の腎盂拡張の危機をなんとか越えて、現在18歳。

一般的に猫族としては長寿と言えるような年齢にまでくることができました(TT)

猫の生命力は侮れないですねー。

 

このブログ、全然更新していなくても日々数十人の方が訪れてくれているのは

猫の糖尿病や腎不全で検索されて来ている方が多いのではないかと思いますが、

むーの例を見て糖尿病や腎不全の診断を受けても絶望せずに

うまく病気と付き合ってくれたらいいなぁと思うばかりです。

 

 

さて話はやや戻りますがメールや調べ物、買い物など、

やっぱりネットがないと不便なのでPCを新調しました。

ノートPCも考えましたが居間でだらだらと大画面で動画も見たいなー、という考えで

コンパクトなデスクトップPCを居間の液晶TVにつなぐ方式にしました。

 

DELL Inspiron Zino HD (猫は別売)

ハードでディープな使い方をする予定もないので一番安いベーシックパッケージを選択。

もちろんスペックは落ちますが35000円くらい。 最近のPCはずいぶん安いですねぇ。

接続は別売りのHDMIケーブルであっという間。

ウイルス対策ソフトを入れ、ワイヤレスマウスを別個に買ってリビングPC環境の出来上がりです。

写真整理やネットサーフィンには特に支障ありません。

自分の試した範囲ではYouTubeで1080pの動画も普通に再生されました。

ワタシ的には十分満足できる買い物でした。

 

釣りの方はシーズン開始早々の震災、その後も変に雨が続いたりでパッとしません。

 

と言いつつ相変わらずのテンカラでオイカワに癒されたり、

 

ハスに興奮したり、

 

カワムツに和んだりしてます(笑)

ヤマメ釣りは地理的に福島の浜通りに行きやすかったものの

今年はさすがに行きにくくなってます(それでも誘惑に負けて一回行きましたが・・)。

被災者の皆様の生活が早く安定されるよう祈念しております。

 

釣りがパッとせずなかなか魚の顔を見られなかったので、

いっそのこと魚の方にワタシの部屋に来てもらいました。

どーん!

90cm水槽を友人にもらいオイカワを飼育中です!

うあぁぁ、癒される(笑)

 

えぇまぁ、とりあえずこんなところです。

更新されないブログに足を運んでくださった皆様、猫の状態を心配してくださっている皆様、

ありがとうございます。

もう少し高頻度に更新するよう前向きに善処します(^^;

 

おしまい

 

 

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薄氷。

2010年11月15日 01時15分06秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)
ずいぶんと記事の更新を怠っていました。。

この間むーの食欲はなかなか戻らず、自発的に食べる量は非常に限られたものでした。


原因として目に見えるものは血中のカリウムの値。

正常で3.4~4.6mEq/Lのところが2.4~2.6mEq/Lで推移していました。

このためなんだか気持ちが悪くて食欲が出ないのか、

あるいは目に見えない形で消化器系が悪いのか中枢神経系の問題なのか・・。

よくわからないのでまずはカリウム剤を与える傍らで

胃腸薬(H2ブロッカーなど)で食欲が戻らないか試してきましたが

しかしなんの効果も観察されずに強制給餌は続きました。


そんなこんなで9月に始めた強制給餌はすでに2ヶ月。

BUN、CREの値は正常よりちょっと上のまま体調は安定している様子で

まぁ、猫も自分もそれなりに慣れたので死ぬまで続いてもいいやと思っている矢先に


猫の食欲が戻ってきました!


・・・療法食は相変わらずろくに食べませんが。。

ご飯をくれと早朝に猫パンチをかましてくる猫がウルサクてウレシクて。


カリウム値がようやく上がってきたのだろうとなんだかワクワクしながら週末に病院へ行きました。

猫を獣医さんに預けて(罹りつけの病院は目の前で採血してくれる場合とそうでない場合があります)

待合室で待つと、、、、あれ?、予想より時間がかかる。

30分以上してから呼ばれて診察室に入ると

血液検査の結果と共にエコー検査の結果が並べられていました。


嫌な予感。


まずカリウム値は予想通り正常範囲に回復していました。 4.6mEq/L。

そして嫌な予感は大体的中します。 右の腎臓で腎盂拡張が再発。。

それに合わせてCREの値が4.8mg/dl(正常は0.8~1.8mg/dl)に跳ね上がっていました。

8月に死にかけた際には両方の腎臓で起こっていたため尿が一滴も出ず、全身状態がみるみる悪化しましたが

今回は左の腎臓が機能しているため全身状態は比較的良好に保たれていたようです。


獣医さんはまずはこのまま様子見を提案してきましたが

左の腎臓にも炎症が広がれば再びすぐに死の淵に向かう危険性を考えると悠長に構える気持ちになれず、

ステロイドを投与して4~5日後に再検査することにしてもらいました。


腎盂拡張が再発した理由はどこにあるのか・・。

最近になって変えたことといえばACE阻害剤の再開。

市販の猫缶+療法食への食餌の切り替え。

これらが原因でなければ気候の変化か、もっと微妙な体調の変化か炎症の慢性化か。

理由を特定するのは非常に難しそうです。

今回はステロイドを投与すると共にBUN、CREが高いことを考慮してACE阻害剤を中断。

食餌は市販品と強制給餌を半々にしました。


これで状態がどう推移していくのか見通しは立ちにくく、

最悪の場合は今週中に頓死ということも考えると気が沈みます。

当の猫は先ほどから飯をくれと元気に鳴いておりますが、、、うーん、キミという猫は。。


おしまい



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猫の強制給餌あるある。

2010年09月20日 21時50分39秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

強制給餌の準備をしていると猫はそっと他の部屋に逃げ、

それを連れ戻して強制給餌。

猫の体を固定しながら食べさせていると、

やがて猫の手が私の手を押さえつける。

そこで目で会話。

「もうちょっと食べて」

「イヤです」

諦めて30分待ち、また繰り返し。

時には直後に吐かれて努力が無駄に終わったりしますが(凹)、

終わると嫌がっていた割には、満腹で満足そうに見えます。

口周りがベタベタなのを拭き取り体重測定。

やったー、体重が0.1kg増えて大喜び \(^^)/

が、オシッコ1回で元に戻る。。 ○| ̄|_

 

 

・・・こんな感じでまだ強制給餌しています(^^;

当初は1~2週間で食欲が戻ることを期待していたのですが、

現在も必要カロリーの1/5程度しか食欲が湧かないようです。

なかなか自律的な安定軌道には乗ってくれません。

 

強制給餌の効果としては毛艶や活動性、血液検査の結果が上向いており、

全身状態がゆっくりとでも改善している様子が窺えます。

特に不整脈が起こる頻度が低下しているようで、猫も少しは楽に暮らせている感じです。

 

しかし体重に関しては、今のやり方、給餌量では横ばいで維持するのが精一杯。

むーは7kgくらいあってもおかしくない骨格をもつ大猫ですが、現在は5.5kg。

何かあった時のためにももう少し体重を増やしてあげたいところです。

 

 そこで心をオニにして、強制給餌を若干強化することにしました。

獣医さんのオススメでこれまでのキドナ(写真左)にロイヤルカナンの腎臓サポートを加えます。

実際にやってみたところ、、

溶かしたキドナ25ml程度に腎サポを1/4缶ほど混ぜてみるとかなりペースト状になり、

キドナのみの液状よりも口からこぼれにくく食べさせやすかったです。

現在はこれを30mlの注射筒に入れて、30~60分おきに3回、

合計40~50mlを給餌しています(約100kcal)。

朝晩これをやると1日200kcalほど稼げます。

本当はむーの体格なら300kcalほどは食べさせたいところですが、

これ以上はイヤ、という猫の意思を尊重してこの辺で妥協。

省エネ体質の彼ならなんとかなることを期待。

(ちなみに必要カロリーの計算には以下のサイトが便利でした。)

http://www.vets.ne.jp/cal/pc/cat.html

 

さて、そんなこんなでまだ長期戦が続きそうです。

猫もこんな飼い主に飼われると、あれこれ検査は多いし、強制給餌や薬も多くて大変ですね・・。

もうご老体ですので回復もゆっくりでしょうし、気長にやってます。 

 

それにしても、

猫には9つの魂がある
(A cat has nine lives)

なんて言いますが、実際大した再生力だと思います。

これは偶然ではない何かがあります!、、、、きっと、たぶん、もしかして(^^;

 

おしまい

 

 

 追記

 もしかしたらご参考にされる方もいるかもしれないので、以下に今回の件での血液検査結果の変遷とコメントを追記しておきます。

 

腎臓関連数値

 尿管が閉塞して一度に値が跳ね上がりましたが、生還後は順調に低下しました。現在はほぼ7月の時点での数字に戻っており、腎盂腎炎による不可逆的な腎臓へのダメージはかなり限定的だったようです。良かった・・。
ただし、腎炎前は7kgだった体重が現在は5.5kgまで下がっており、血液量の減少が見た目上数値を良好に見せている可能性もありそうです。

 

造血系関連

 

 白血球や血小板が当初から少な目なので(たぶん加齢によるもの)わかりにくいですが、白血球、赤血球、血小板とも尿管閉塞後に低下が観察されました。現在は回復基調にあり、エポの投与が必要なレベルとは考えていません。まだHCTが戻りきらないので鉄剤を含むペットチニックをサプリとして継続し、ゆっくりとでも自然に値が戻ってくれるのを待つことに。

 

電解質バランス

  

腎臓が再起動して頑張ってくれているお陰で、BUN、CREは低値になりましたがその分カリウムの値が下がってしまいました。カリウム剤も飲ませていますがなかなか追いつかない様子。給餌量とカリウム剤を増やして様子見。

 

 

 

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再安定期を目指して。(その2)

2010年09月04日 23時54分05秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

続きです。

むーは体調を崩してから食が極端に細くなり、

その後生死の境目を彷徨ってからは生還後も完全に絶食状態で、

この状態は1週間ほど続きました。

 

すると彼の体は自分自身を栄養として消化しはじめ、どんどんと痩せていきます。

今回は特に後肢と体幹の筋肉が非常に細くなり、

下半身のバランスがうまくとれずに歩くのが困難となりました。

全く歩けないわけではないのですが、よろけながら数歩ずつ、という感じです。

また、目には見えなくても内臓自身が消費され、衰えていくことが不安です。

このまま絶食が続くと不可逆的に体が損なわれるかも。。

 

そこで生還2日後、BUN、CREが多少は下がったあたりを見計らい、

このタイミングを逃さずに強制給餌をスタートしました。

彼の消化管は1週間以上まともに使われていないので、

1回目は消化管の慣らし運転のつもりでごく少量の食餌を与えて様子見です。

すると、、、よし、吐かない。 これならきっと回復する。

もっと食べさせたい気持ちを抑えて、回を重ねるごとに少しずつ増量していきます。

 

・・・なんだか、こう書くといかにも順調に強制給餌が進んだように読めてしまいますが、

食べたくないところに口に無理やりご飯を入れられるのですから、猫は大変です。

でも飼い主もかなり大変。

やったことある方なら同意していただけると思いますが、

強制給餌ってなかなか量を稼げず、精神的にも結構タフな作業です。

正直、できればやりたくありませんでした。

朝、出社前にへとへとになり、

夜、疲れて帰ってさらに疲れる。

はぁ~~~、はやく食欲戻ってくれないかな、と何度思ったことか。。

 

しかしまた、強制給餌は食餌内容の工夫や技術の向上で

猫も人間も相当楽になる余地があると思います。

今回は、茨城黒猫同盟(ないけど・・)つながりのだまごんさんにキドナを頂き、大変助かりました。

(だまごんさん、ありがとうございます!)

キドナは粉をぬるま湯に溶かして調製する療法食で、

私には固形食よりも量が稼ぎやすくて与えやすかったです。

シリンジにキドナを入れ、少量ずつ猫の口に入れて飲ませるのですが、

私の掴んだコツは、焦ったり力ずくにならないようにしつつ、

「おっ、良い飲みっぷり。いけるクチだね。」

などと褒めながら気楽にやることです。

このやり方で今は一度に大体20ml(半袋)ほど与えています。

それ以上になると猫の拒否が激しくなるので無理せず終了。

いずれ猫が飲まされていることに気がつかないレベルに、、、なれるといいのですが(^^;

 

さて、インスリン量を調整しながらの下手な強制給餌にも関わらず、

猫の体は徐々に反応を示してくれました。

 

給餌開始から3~4日で後肢の筋肉がわかりやすく太くなり始め、

足取りもしっかりしてきて1週間が過ぎた現在は割りと普通に歩けるし、

ジャンプは無理でも階段を伝ってベッドにも上がれるようになりました。

 

また給餌6日目の朝に久しぶりに大きい方のベンベベンが出ました。

やはり消化管が弱っていたせいか、苦労しながら部屋のあちこちに・・_| ̄|○

しかしこれで消化管は上から下まで再起動が完了したようで、

夜から徐々に食欲が戻り始めました。

 

きっと、もうあと少し。 あと少しで彼の安穏な生活を取り戻せる、、、たぶん。

 

明日は血液検査で血球数と電解質バランスをチェックする予定です。

食餌の効果で改善していることを期待です。

 

おしまい

 

 

コメント (16)

再安定期を目指して。

2010年09月04日 01時16分55秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

急場を凌いで生還したむーのその後ですが、

今回は本当に死に直面する事態でしたので、全身に及ぶダメージはかなりのものでした。

課題を羅列してみると以下のような感じです。

 

①腎臓そのものへのダメージ

②跳ね上がったBUNとCRE

③不整脈

④食欲廃絶

⑤体重減少

⑥歩行困難

⑦下降傾向の見られる血球数

⑧やや崩れている電解質バランス

 

 

 

・・多すぎる\(。_。;)

 

明るい材料としては今回は尿管が閉塞するという突発的な出来事でしたので、

その原因が取り除かれたこの先は、かなりの部分で回復する可能性があることです。

大切なのは全体のバランスに気を配りながら

重篤さ(リスク)から優先順位を付けての治療を行うこと、、、かな。

 

まず腎臓については生還4日後の検査では左右とも炎症が治まり、

生還直後には跳ね上がっていたBUNとCREの値も連日の皮下補液で

ある程度には低下していました(BUN149.6→51.8、CRE12.8→2.8)

まだ高値ですが腎臓機能が完全に失われたわけではなさそうです。 良かった・・。

ただ尿管が再び閉塞する可能性を考えると本当に不安です。

排尿の間隔が変に開くと心臓に悪い。。

 

次は新たに出現した不整脈の問題。

これは尿管が閉塞していたときに心臓の心房がうっ血で拡張したためだそうです。

心室側には異常がないため致死的ではないにせよ、

なかなか治らないというのが獣医さんのお見立てです。

それで普段はどうすることもありませんが、皮下補液の際に心不全を起こした時のために

利尿剤(フロセミド)を処方していただきました。

使わずに済むことを祈りつつ・・。

 

 そして食欲廃絶の問題。

全身状態の悪化に繋がる課題であまりのんびりもしていられませんし、

血球数や電解質バランス、運動能力のような全身状態を改善するためには

しっかり食べてもらわないといけません。

 

・・・が、猫は簡単には食べてくれない動物だったりするわけで、

予想通り悪戦苦闘の日々を送ってます。 さてさて。。

 

(つづく)

 

 備忘録

しばらくの治療方針

ステロイド→副作用が怖いので半量にして継続、経口剤に変更
抗生剤→ステロイドを投与している間は感染防止のため継続、経口剤に変更
皮下補液→100ml/dayに変更、補液後は心臓の状態に注意
       息が荒くなるなど危険を感じたらフロセミドを投与、症状の寛解がなければすぐ病院
体重のチェック→体重の変化から補液分がちゃんと尿として排出できているか類推
ACE阻害剤→BUN, CREをもう少し下げるためまだ中止
活性炭→今便秘になられるとやっかいなのでこちらももうしばらく中止
血球関連→ヘマトクリット値がかなり低値になってきている(24.1%)
       食餌とともにビタミンB系&鉄のサプリ(ペットチニック)を加えて改善を期待
運動障害→絶食による筋肉の異化による可能性が高い(食餌による改善を期待)
       神経性のものであればビタミンB系のサプリが効くかもしれない
カリウム→生還後の補液&排尿で低値傾向(2.9mEq/l)
       K剤を食餌に加えて改善を図る
食餌→しばらくは強制給餌で凌ぐ
     与えるのはキドナでOK(だまごんさん、多謝!)
血糖値→食餌の量にあわせたインスリン投与でコントロール
次の検査→一週間後に再度血液検査でモニタリング

 

 

コメント (2)

おかえり。

2010年08月25日 16時08分03秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

※あんまりキレイな話ではないです。 食事中の方はご注意を。

 

さて、排尿できなくなって既に4日目。

むーはもう食べることも飲むことも、さらには歩くこともできず、

時折苦しそうに「うぁ~ぉ」と唸ります。

次いで不整脈と黄色~茶色の嘔吐物。 尿毒症だ。

尿が一滴も出ないのだから、そりゃ進行も早いですよね。

 

これはもう、さすがにダメなのだろうかと思い、

一時的に出社して上司に数日の有給の許可をもらい、いつでも看取れる状態を整えました。

 

そして部屋に戻るといつもはドアの向こうから

にゃ~~う にゃ~~う

とおかえりコールが聞こえてくるのですが、さすがにそれも無く、

部屋を出たときと同じ場所で横たわったままでした。

それでも私の顔を見ると掠れた声で、

にゃぁ

と一言。 なんて律儀なヤツだ。

 

夜になっても容態は好転せず、あまりの苦しい様子に

むー、もういいよ。 十分頑張った。 もう逝ってもいいんだよ。

と本気で思いました。

しかしむーは起き上がろうと唸りつつ、もがき始め、その時床に血尿が広がりました。

 

・・・血尿?

 

これは良いサインなのか悪いサインなのか?

どういうことなのか理解できないまま傍に居ると、1時間おきくらいにもがいては血尿。

汚れた床を避けるようにもがきながら順に前へ進む猫。

それを追いかけるように順に床を掃除する私。

回を経るごとに尿に含まれる血液の量はだんだんと減ります。

 

これは、、、、待ち望んでいた良いサインだ!

 

膨らむ期待と、残る不安を抱えたまま朝を迎えると、

むーはよろよろ歩きながら自分でトイレに行くところまで回復していました。

尿を採取して病院に行って診察を受けたところ、

エコー検査では右の腎臓の腎盂拡張が無くなっており、

獣医さんからは「鳥肌が立ちました」という一言までいただきました。

 

獣医さん、やめて。 公の場で泣きそうになったじゃないですか・・(^^;

 

しかしまた、血液検査では腎臓の数字は相当悪いです。

今回のことでどれだけ腎臓がダメージを受けたのか、左の腎臓は回復するのか、

まだ全く楽観できませんが、大きなハードルをひとつ越えられたようです。

 

だまごんさん、momoさん、rummyさん、

あずみみさん、kojyuさん、はなさん、和さん、

心の中ででも応援いただいた皆様、

本当にありがとうございます!

お陰様でむーは死の一歩手前から帰ってきてくれました。

皆様の応援に本当に励まされました。 感謝いたします。

 

そして、、、

 死の淵から、おかえり、むー。

キミは本当にすごい猫だ。

 

おしまい

 

 

 

備忘録

BUN 149.6、CRE 12.8⇒これがどこまで下げられるかが課題
まずは皮下点滴で反応を見る
120mlの点滴で呼吸の乱れがあったため、2日間は50mlを1日2回で様子を見る
問題なければ100mlを1日2回に増量する

尿沈査には円柱が検出された⇒腎盂腎炎を起こしていた可能性が高い
その他赤血球(+)、細菌の繁殖はみられない
対策としてのステロイド&抗生剤は週末まで継続

制吐剤は容態に応じて必要がなければ投与しない

週末に再度検査し方針を立てる

あとは仕事の穴埋めも。。

 

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足掻く。

2010年08月23日 21時28分57秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

あずみみさん、ありがとうございます。

むーは全く排尿できなくなり、かなり危険な状態になってしまいました。

私ももう神頼み状態で、

やることやって、後はその網に奇跡的な幸運が引っかかるのを待つことにしました。

 

むーが全く排尿できなくなってしまった原因を一晩調べて考えて、一番ありそうなのは、

「入院時に限界まで排尿を我慢したため、

尿管(腎臓と膀胱をつなぐ管)が感染、炎症を起こし、その結果尿管が閉塞した」

という可能性だと思われました。

血液検査では白血球数の上昇は見られず間違っているかもしれませんが、

他にこれといった原因が考えにくい状況です。

獣医さんもほぼ同じご理解をされているようで、治療の方針はわりとすんなり立ちました。

 

尿管閉塞そのものに対する治療として私が選択肢として考えたのは以下の3つ。

 

①腎臓へのカテーテル挿入での尿排出

②抗生剤の投与

③抗炎症剤(ステロイド系)の投与

 

①は調べた結果、猫で確立された治療とは思えず、獣医さんにも難しいと言われました。

②&③については尿路が再開するまで腎臓と猫自身が持ちこたえられるか疑問ですが、

簡便で猫への負担も無いのでこの方法に賭けてみることにしました。

ただ少量溜まった尿中には細菌はみられず、

抗生剤の種類も正しい選択をしているか定かではありません。

 

炎症が治まるまでの時間を稼ぐための腹膜透析も考えましたが獣医さんには

糖尿病を持っているコは感染が怖いのでオススメしないとのことでした。

でも死ぬよりは、というところで気持ちが今も揺れていますが、

治療で猫にかかる負担が大きいことと、

時間を稼いでも水腎と化している猫の腎臓は持ちこたえられず、

糖尿病もあるむーでは末期の延命にしかならない気もして踏み切れませんでした。

 

早期に抗炎症剤が効いてちょっとだけでも尿の通る隙間が開いてくれれば・・。

本当に一縷の望み、神頼みです。

 

それと吐き気が収まらない感じなので少しでも楽に暮らせるように

制吐剤を処方してもらいました。

抗生剤、抗炎症剤、制吐剤、どの薬も皮下注射なので自宅で投与可能。

ストレスになる病院通いも中断です。

あと出来ることといったら、一緒に居てブラッシングするくらい。

食欲が廃絶していて今は食べる楽しみもありません。

 

うん、やっぱり辛いですね(^^;

ふと気を抜くと心が潰れそうです。

腎不全になって以来、いずれコントロールできず死に至ることは覚悟していたつもりでしたが、

実際には何の覚悟もできていなかったようです。

大抵そんなものなのでしょうか。

 

とにかくこれから数日が勝負になりそうです。

猫との時間をしっかり噛み締めつつ、しゃんとして治療にあたります。

 

 

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猫現状メモ。

2010年08月22日 20時38分15秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)
だまごんさん、momoさん、rummyさん、応援ありがとうございます!
放置する状態で申し訳ありません。容態は悪い方向に向かってしまっていて、
色々余裕がありません。

他にもご心配頂いている方、ありがとうございます。一応備忘録として以下に
状況をメモしておきます。


備忘録

半日入院1日目
帰宅後尿出るx4
食欲は無いものの、少し余裕が感じられる


入院2日目
帰宅後尿出るx2
食欲が少し戻る


半日入院3日目
帰宅後尿出るx1がその後朝までなし
病院に行く途中のケージの中で粗相
食欲はさらに少し戻る
BUN61.4, CRE 5.0に改善


半日入院4日目
帰宅してから全く排尿されない、最悪のサイン
夜はぼちぼち食べるが朝は食べたものを嘔吐


静脈点滴のため半日入院5日目
利尿剤を使ってもらうも排尿無し
エコー検査の結果、腎盂の拡張が観察される(たぶん急性の水腎症)
膀胱には尿の蓄積が無い
⇒腎臓から膀胱に至る輸尿管が両側とも詰まっている可能性が高い
大学病院での造影検査の手もあるとのこと、しかし検査しているほどの余裕があると思えないのでパス
過去に同様の症例の猫さんでは大学病院での検査では輸尿管に炎症が観察されたとのこと
それが詰まりの原因である可能性がある

やること
・嘆き悲しむのは後でもできるので、今は猫が少しでも楽になれることを考える
・NSAIDsによる消炎(その場で投与してもらった)⇒輸尿管が開くことを期待
・しばらく皮下輸液を1日120ml
・NSAIDsによる血糖値変化はインスリン量で対応
・明日夕方に再度検査、特に電解質バランス
・調査
 ①腎盂に溜まった尿を出す方法
  ⇒人間では腎ろうカテーテル(nephrostomy cateter)での排出が行われている
   猫では英語での表記されているのは3箇所のみ
http://www.answers.com/topic/hydronephrosis
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11132893
http://www.vet.upenn.edu/SpecialtyCareServices/MinimallyInvasiveSurgeryDiagnostics/UrinaryTechniquesKidneyandUreter/tabid/2033/Default.aspx
http://maxshouse.com/urology/feline_ureteral_surgery.htm
   最後のは急性では難しいと書いているし実際問題としてはハードルが高い
 ②輸尿管の炎症について
  上部尿路疾患で調べると尿の逆流による感染症という記載が多い
  入院中に排尿を我慢しすぎたのが原因?
  抗生剤の投与もした方が良さそう⇒相談

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目の前の不明。

2010年08月19日 00時36分35秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

川岸に生えていた何でもない雑草(カナムグラ)の芽。

人間の目から見れば商業価値ゼロの雑草ですが、

それぞれが何の手抜きもなくしっかりと葉っぱの形をしていて、

その形を作るために目に見えない精巧な分子レベルの仕組みが働いているのだよなー、、、

なんて思います。

例え目の前にあったとしても、自分たちが知覚できていることなんてほんのごく一部ですよね。

 

 

 さて、私がどこにいても「とたとた」と足音立てて目の前にきてくれる私の猫ですが、

ここにきて体調を崩しました。

 

腎臓の値は間断なく上がる傾向は変わらず、

ここ最近はそのペースが上がっている感触があり警戒していたのですが、

非常に暑かった火曜日にいきなり食欲不振と嘔吐が出現しました。

翌日になっても食欲が戻らないため病院に行ったところ、

 

BUN91、CRE9.4

 

うわー、何と言うか、、、、うわー。。

 

この数値が跳ね上がった状態を脱するため数日入院しての静脈点滴を勧められたのですが、

猫のストレスを考慮して朝晩の送り迎えでの半日入院での対処させてもらうことにしました。

 

「おしっこはでてますか?」と聞かれて思い出すに、そういえば今朝は出ていない。。

尿を作れないくらいに腎臓が弱っているのでは、と心配しながら猫を病院に預けて仕事に行き、

死んでないといいな、なんて不吉な想像を振り払いきれずに日中を過ごし、

たぶん大丈夫、と信じて夕方に仕事を切り上げて病院に迎えに行きました。

診察室に呼ばれてキャリーに入れられた猫を見ると、おぉ、普通。 良かった・・。

にゃごにゃご文句を言われながら連れて帰るとおしっこもしてくれて一安心。

しかしまだ食欲は戻らず、予断は許されない感じです。

 

糖尿病の上に腎不全が発症してから約2年半。

病期も徐々に進み、段々と体のバランスが脆弱になってきているのかもしれません。

今回の体調不良がこの暑さに起因する一時的なものだといいのですが、

不安なのは実際に腎機能が急速に失われている可能性ですが、うーん、わかりません。

一枚の葉っぱも猫の病気も、見えてる部分はやっぱりごく一部みたいです。

 

おしまい

 

 

 

備忘録

8月18日
・朝夕食欲不振&便秘
・食餌をしないのでインスリンは0.3単位ほど。とても正確に量れない。。
・半日入院での静脈点滴による治療。
・入院中は嘔吐無かったが、一応制吐剤を投与してもらう。
・静脈点滴は3~4日続けて効果が期待できるため、BUN、CRE測定は金曜日か土曜日
・入院中も排尿無し、帰宅後も尿が出なければ利尿剤の利用を考える(←夜になって排尿2回あり)
・ACE阻害剤はしばらくお休み。腎臓での血圧が下がりすぎると尿を作りにくいため?(←理由を聞きそびれた)

 

 

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さぁて、次が来た。。

2010年07月10日 23時30分42秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

さて、久々に飼い猫の闘病記録です。

猫の糖尿病、、、というカテゴリ名にも関わらず、

糖尿病よりも今は腎不全の進行遅らせることが一番の課題になっています。

 

ところが先週、さらに別の課題が明らかになりました。

 

 わかりにくいですが、背中にある1cm程度のしこり、週末に

「肥満細胞腫」

との診断を受けました。。

しこり自体は1年くらい前に見つけて様子見の指示を受けていたのですが、

ここのところ微妙に厚みが増している気がしたので獣医さんに相談して針生検をした結果です。

 

 

さあて、どうしたものか。。

 

 

とは言っても1年前から、肥満細胞腫だろうな、、、という予測はあったため

それに合わせた対応をその頃からつらつらと考えていました。

 

 猫における肥満細胞腫は皮膚に生じた場合は良性の場合が多く、

外科手術で根治される猫さんが多いようです(※1)

 

しかしむーの場合、糖尿病、腎不全、肝機能の微妙な不調、心雑音があり、

不可能ではないにせよ全身麻酔をかけての手術にはそれ相応のリスクが伴います。

 

あれこれ対症療法をしつつも元気に暮らしている今の状態を壊すリスクを犯してまで

良性の可能性が高い肥満細胞腫の手術をするか・・・。

 

と考えた結果、手術をしないという選択をしました。

で、獣医さんもその考え方でしたので薬での対応となりました。

通常はステロイドの内服が選択されるというようなお話でしたが、

これまた糖尿病や腎不全への影響が懸念されるためステロイド入りの塗り薬となりました。

 

外科手術はダメ。 ステロイドの内服もダメ。 出来るのは塗り薬のみ。。

 

なんだか心細い感じですが、ステロイドの効果もどれだけ期待できるか微妙みたいですので(※2)、

まぁいいか、と勝手に納得しました。 獣医さんにはなかなかそうは言えませんが・・(^^;

 

現在16歳と10ヶ月。

飼い主としての目標は20歳を迎えてもらう事。

あと3年と2ヶ月間、肥満細胞腫が大人しくしててくれることを願うのみです。

 

それにしても、歳取ると色々起きますねぇ。

まぁ、それも仕方が無いと受け入れつつ・・(^^;

 

 おしまい

 

 

(※1)コチラのサイトでは皮膚に生じた肥満細胞腫の手術後の再発は0~24%、転移は0~22%という報告があると述べられてます(数字に幅があるのは複数の報告でそれぞれ値が異なるため)。それとこれはあくまで皮膚に生じた肥満細胞腫の話で、脾臓に生じた場合はまた話が異なりますのでご注意ください。 

(※2)上のサイトでも手術後のステロイドの効果を調べた臨床試験は無いと書かれており、自分で調べた範囲でもちゃんとステロイドの肥満細胞腫への効果を調べた文献は見つかりませんでした。もっと探せば見つかるのかもしれませんが・・。

 

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季節と傾向の変不変。

2010年05月08日 10時40分30秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

今年のGWも過ぎ去り、来年のGWが楽しみな今日この頃。

新緑が眩しく、蛙の声が心地良い季節になりましたね。

毎年のことですが、妙にワクワクさせられます。 むふふ。

 

 

さて、今回は久しぶりに私の猫の闘病報告です。

私のダラダラした連休に率先して付き合ってくれた私の猫ですが、

4月は食欲不振や脱水気味な日もあってやや体調を崩し気味でした。

動物病院で診察や血液検査をやったところ腎臓関連の値がまた少し悪くなっていましたが(後述)、

獣医さんによると見た目の体調に直結するほどとも考えにくいそうで

「糖尿病もちのおじいちゃんだしねぇ」

と言いつつ様子見することに。 するとGWに入るとなんだか復活。

人間で言えば80歳程度のご隠居には寒暖の差が堪えてたのかな?

何か気がついていない病魔に冒されていないことを願いつつ。

 

糖尿病と腎不全は以前と傾向は変わりません。

糖尿病はインスリンでほぼ現状維持。

私自身がちょっと怠惰なランゲルハンス島になった気分です(笑)

一方腎不全は引き続きゆっくり確実に進んでいるようで、

血液検査の値は多少の上下を交えながら上昇しています。

予想を超えるような悪化ではありませんが、残念ながら奇跡も無いようで。。

 

 腎不全の進行を示す値としてよくCREを用いているのを見かけますが、

こうして自分の猫のデータを見ていると確かにBUNよりもCREの方が

値のブレが少なく上昇傾向を見て取りやすいですね。 なんか納得。。

 

それにしても、私の猫は素直な良い猫なのですが(←猫バカ)、

インスリンへの反応性もCREの上昇もなんだか素直な印象です。

さすがだね、むー。 でもCREはあんまり上げなくて良いんだよ(笑)

 

 おしまい

 

 

 

付記

猫の糖尿病と腎不全の併発について調べていてこのページに来ていただいた方のために

現在16歳になるウチの猫の例(あくまである一例)について簡単にまとめると、

現在は以下のような治療を継続的に行っています。

 

インスリン(ノボリンN)、活性炭(尿毒素の吸収)、流動パラフィン(便秘対策)を1日2回投与

フォルテコール(降圧剤)を1日1回投与

皮下点滴を4日に1回

血糖値チェックを週1回(血糖値が安定してないときは1日1~2回)

病院での診察と血液検査を月1回

療法食としてキドニーケア+市販の猫缶(←療法食だけでは全く食べないので・・)

 

糖尿病、腎不全ともに怖ろしい病気ですが、

これらの治療で私の猫は腎不全発症から2年と2ヶ月間、元気にのんびり暮らせています(^^)

ちなみに医療費は療法食を含めて月に2~3万程度です。

 

猫の全身状態に大きな問題は感じていないこともあり、各種サプリメントは試していません。

その一方で還元水や奇跡のペンダントのようなものは全く信じておらず手を出す予定はありません。

本当に効果があるならば使用群と非使用群の比較試験をして証明していただきたいですよね(^^;

 

 

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自宅猫診。

2010年03月02日 00時06分16秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

先週は月に一度の猫の通院日でした。

糖尿病の方は安定していて獣医さんとの話題にもならないくらいですが、やはり不安は腎不全。

今月はCREが1.9mg/dlと正常値の上限(1.8mg/dl)を超えてきました。

ほぼ予想通りの展開ではありますが、、、、現実って無情。。

いつものことながら、出来ることを出来るようにやるしかありませんね。

 

対応として今回は皮下点滴の頻度を5日に1回から4日に1回に増やすことにしたのですが

私の猫は軽い心雑音があり心臓への負担が若干気になるところです。

獣医さんからは実際にどの程度負担がかかているのか知りたいので

自宅で心拍数を見ておいてくださいという指示をもらいました。

 

それで帰宅後に猫の胸に手を当てて拍動を探してみたのですが、、、、よくわからん。。

病院では簡単に見つかったのですが、安静時は拍動も弱めなのか予想外に難しかったです。

必死で胸をさすりながら拍動を探す飼い主に対し、嬉しそうに喉を鳴らす猫。

まぁいいんですけど、趣旨が違う・・(笑)

 

結局この日は猫の胸に直接耳を当てて拍動を聞いたのですが、

36のオッサンが飼い猫の胸に耳を当てている風景もイタイなぁと思い、聴診器を入手することにしました。

まずはドラッグストアへ行って、

「泥棒とか盗聴、お医者さんごっこじゃなくて動物に使いたいんです」

という聞いてませんけど?的なアピールをしつつ薬剤師さんに尋ねてみましたが売っておらず、

スゴスゴ帰ってからネットで家庭用の聴診器を買いました。 4000円也。

http://www.rakuten.co.jp/petcenter/419426/448771/#386329

 

 そして1週間後、自宅に届いた聴診器をまずは実験台(←私)の胸をに当ててみると、、、、

どっくん、どっくん、どっくん

と我ながら力強い心音が聞こえてきました。

大した人生送ってるわけじゃないけど、生きてるんだなぁ、自分・・。

 

で、目的のお猫様の心音もちゃんと聞こえました。

とっくとっくとっくとっくとっく・・・

おもちゃみたいな聴診器ですが、猫の心拍数を取るには十分のようです。

やはり拍動は人間より早いです。 測ってみると15秒で32回。

えーと、一分間にすると128回。

病院では120回前後と言われ、ネットでは110~130回とか100~150回という

数字が出ていますのでほぼ正常範囲と言ってよさそうです。 良かった。

次はは皮下点滴後の心拍数変化を調べてみる予定です。

あまり影響の無いことを祈りつつ・・。

 

 おしまい

 

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