昨日は「キリン」の映画化について書きましたが今日は迷走さんのコメントにもありました「ワイルド7」の映画化について書きます。
ワイルド7は前述のキリンよりさらに20年前に始まり10年間続いた長編アクション漫画で、小学生の時読んだ自分にとってその後の趣味趣向、性格に至るまで影響を受けまくったバイブルともいえる漫画です。
さてこちらの映画化ですが公開は来年春頃、キャストも発表になりましたが・・・どうもピンときませんね。飛場ちゃん役は瑛太かぁ。悪いとは言わないが線が細いし優男すぎますね。他キャストも宇梶さんはヘボピーだろうな。ちょっと歳いき過ぎ感あります。後は誰が誰だかサッパリ分かりません。及第点越えてるのは草波検事役の中井貴一だけですね。
各キャストの雰囲気は完全に昭和時代のTV版に負けてますね。金髪は百歩譲っても赤毛は完全にアウトでしょ。写真は劇中衣裳のようですがライダースの下は赤シャツじゃなくて白シャツもしくは白スカーフ!!ライダースも袖に変な赤い二本線入ってたりと原作のイメージをキレイに破壊してくれてます。
ワイルド7といったらバイク&ガンアクション。望月三起也先生は連載当時かなり資料集めに苦労したらしく所々不正確な描写もありますが画の放つパワーは独特でインパクト充分。ガキンチョのハートを鷲掴みされました。(ミソッカスのユキが乗る対戦車ライフル搭載のドゥカ、いつかスクラッチしたいですね。高校時代に両国さんのミサイルランチャー付きサイドカーはCX500ターボで作ったことがあります)さて映画のアクション描写はどうなのでしょう?
今もそうですが三起也先生ってスクリーントーン使わないんですよね。SEもキャタピラ音は「クラン、クラン」、銃の発射音は「ドバッ」、と独特です。
恐らく映画化はオリジナルストーリーになるのでしょう。キリン以上に旧い原作ですから現代に置き換えるのはかなり無理があります。
それを差し引いても撮影のスチール写真を数点見た限り期待より不安が高まるものでした。大いに駄作のニオイがします。
恐らくDVD落ちを待ってレンタルかな。あまり見る気がしないけど。
スチール写真で瑛太がグロック握ってるのを見た時点でもうションボリです。飛場ちゃんはやっぱりウッズマンでしょ。
ウチのブログにも読んでくれないのわかっていてウッズマンで
映画化してってお願いしておいたのですが・・・・・・、グロックとは。
http://meisourider.blog134.fc2.com/blog-entry-370.html
そこらへんからして全く理解されていない感じですね、残念です。
それにしても飛場ちゃん、誰だったら適役だったでしょうね。
二昔前にMGCが飛場モデルとしてヘビー&ショートバレルのウッズマンを限定販売してましたね。
映画版のキャスト集合写真を見る限りキャストの風貌からは「はみ出し者」感が感じられません。
皆シュッとしていて泥臭さがありません。昭和のTV版のキャスティングが秀逸なのが改めて感じられます。