「キリン」の新章のコミックスが出たので買ってきました。まだ大学生だった頃に始まったマンガですからもう20数年続いてます。
1巻から全て初版で買っているコミックスですが、面白かったのは第2章まで。第3章はチンピラマンガ寸前だったし第4章は何がなんだか・・・はっきり言って買うの辞めてブックオフに売りに行こうかとも思いました。
今回の第5章はちょっとSF風味(ちょっと前に同じ作者が描いた「CB感」っぽい?)で巻数も#1とリセットされてますから出版社側も「今までのシリーズとは違うよ」とアピールしたいのかもしれません。
で、なんとこの「キリン」、この夏に映画化されるそうです!!映像化するのは第1章のようです。
肝心の主演は・・・真木蔵人?!で、監督は・・・魚釣るキダタロー、じゃなくて大鶴義丹?!・・・ああ、「首都高トライアル」の悪夢が蘇る・・・
いくら義丹がバイク乗りだと言っても↑の事があるからな。それに原作は言ったとおり20年以上前。出てくるバイクや世相も二回り昔ですから話の辻褄をどう合わせるのでしょう。バイクだけでもノーマルの1100カタナ×2台、モヒカンさんのCB1100R、峠小僧(死語)のフルエアロCBR400、すぐ見つかるのはニンジャぐらい?この辺揃えるのでも一苦労です。
主人公がノーマルのカタナにこだわる理由とか、原作の時代(80年代末期)の話でないと理由付けが苦しくなるし(ネタバレなので割愛。気になる人はブックオフかネカフェで読んでみよう)、まして現在にアレンジするともう別のお話になってしまいます。
どっちにしても原作を貶める映画になりそうな予感がビンビンします。DVDになっても借りないでしょう。深夜TV映画で放映されるまでは見ないかな。
タイトル読むなり思わず"うわぁ最悪"と
つぶやいてしまいた。
WILD7も映画化されますし出版社さんが
先走ってしまっているのでしょうか。
確かに観るのが怖い作品の筆頭ですね。
観てる方が恥ずかしくなるのは、歳なんでしょうか。
ワイルド7の映画については今日のブログで。