面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

左翼紙「左を批判する表現物はヘイトスピーチで、右を批判する表現物は表現の自由」

2022-12-10 19:04:16 | 日本人への呼びかけ
左翼紙は右を批判する表現物は「表現の自由」として扱うが、左を批判する表現物は「ヘイトスピーチ」として検閲しようとする。そのダブルスタンダードが許せない。

~~引用ここから~~
(社説)芸術祭判決 安易な介入 許されない:朝日新聞デジタル

(社説)芸術祭判決 安易な介入 許されない:朝日新聞デジタル

 芸術表現活動に対する、行政の恣意(しい)的な判断や安易な介入への重い戒めである。 3年前の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の負担金の一部約3380万...

朝日新聞デジタル

 


 芸術表現活動に対する、行政の恣意(しい)的な判断や安易な介入への重い戒めである。

 3年前の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の負担金の一部約3380万円の支払いを拒んだ名古屋市に対し、司法が二度にわたって「ノー」をつきつけた。名古屋高裁は、全額支払いを命じた一審判決を支持し、市の控訴を棄却した。

 市は、一部の作品が「ハラスメントになりうる」ことなどから、負担金を払えば、行政の政治的中立に反すると主張した。

 だが、表現活動に反対意見はつきものだ。なかでも芸術活動は多様な解釈が可能で、ときには斬新な手法を使うため、鑑賞者に不快感や嫌悪感を生じさせてもある程度やむを得ず、ハラスメントなどと軽々しく断言できない――。一審はこのように説き、二審も支持した。

 さらに二審は、開催趣旨に沿った展示には公益性があり、河村たかし市長の「負担金の交付は公益性に反する」という判断は、市長に認められた裁量権を逸脱すると断じた。

 憲法が保障する表現の自由を重視し、うなずける判断だ。

 市長が問題にした一つは、昭和天皇の肖像を用いた版画が燃える場面のある映像作品だ。それだけ聞けば不愉快に思う人はいるだろう。ただ、作品はその部分だけではない。他の部分では、従軍看護婦として戦場に赴く女性の言葉が朗読されたり、砂浜でドラム缶が吹き飛んだりする。作者の意図は何か。見た人がじっくり考えるしかない。それも芸術の鑑賞ではないか。

 芸術祭では、国の補助金をめぐって国と愛知県との係争になりかけ、1100万円の減額交付で折り合った。これも後味の悪い決着だったが、知事リコールにも参加した河村市長は開催後の負担金支払いを拒否し続け、知事が会長を務める実行委員会が、市を訴えた。

 市長にはいま一度、行政の役割を考えてもらいたい。

 今夏、民間主催でこの映像作品などが同市の施設で上映・展示された。市や警察と1年がかりで話し合い、完全予約制にした。批判的な人も来てイベントで自らの主張を話したが、混乱はなかった。鑑賞者は多様な解釈に触れ、それぞれに考えただろう。

 警備のため、大勢の警察官が会場周辺に張り付いた。昨年、会場で封筒が破裂する事件が起きたばかりで、市や警察は入念な体制をとった。

 そうまでしなければ開けない現実は残念だ。それでも、全力で表現の自由を守った、という事実は残る。分断されがちな社会だからこそ、共通の基盤を守る姿勢が、求められる。
~~引用ここまで~~


あいちトリエンナーレのでは慰安婦像や昭和天皇の御写真を燃やしてその灰を靴で踏みにじる表現があった。それを知っている人は多いだろう。不快極まりないが、「表現の自由」の観点からすればやむを得ない。

だがそれを公金で補助するのは間違いだ。例えば米国では星条旗を燃やすことは表現の自由の範囲と連邦最高裁が認めているが、その「表現物」を芸術として連邦政府や連邦議会は補助金の支出を認めまい。表現の自由として認めることと、その芸術に補助金を出すことは天と地ほど違いがある。しかし朝日新聞はその二つを意図的に混同している。

裁判所の判決文を読んではいないので、どういう理由かはわからないのだが、契約破棄は認められないということならわかる。慰安婦像や昭和天皇の御写真を燃やしてその灰を靴で踏みにじる反日芸術があったとしても事前の契約による支払いを不履行することは認められないということならばまだわかる。

初めから補助金を出すべきではなかったのだ。しかし契約書にサインしてしまった以上破棄はよほどの理由が必要になる。反日芸術では破棄は認められない_ということだと思うのだが、判決文を読んではいないのでわからない。朝日新聞社説の「市長の裁量権を逸脱する」という判決文では少し首肯しかねる。

朝日新聞は慰安婦像や昭和天皇の御写真を燃やしてその灰を靴で踏みにじる表現物を「芸術」とするが、以前週刊ポストが韓国を批判する特集を組んだところヘイトスピーチだ、差別だと書き立てて週刊ポストと小学館を謝罪に追い込んだ。韓国を批判する自由がないのだ。韓国を批判する言論の自由を認めないのである。

韓国を批判する自由がない日本 - 面白く、そして下らない

当時の記事に社説を引用しなかったので朝日新聞が批判していたか覚えていないが、東京新聞が該当の週刊ポストを回収しろとまで社説に書いていたのは覚えている。左翼紙のこのダブルスタンダードは何なのだ。左翼に都合の良い表現しか認めないのが左翼の「表現の自由」なのだ。許しがたい。

旭日旗についても韓国が「不快に感じる」から旭日旗の持ち込みを許すなと東京新聞と北海道新聞は社説に書いた。「表現の自由」の観点からすれば全ての人が「不快に感じない」ものなどない。それなのに韓国に忖度して旭日旗の持ち込みを止めろとは東京新聞と北海道新聞は表現の自由の敵だ。北朝鮮へ帰れ。

不当な要求に屈してはならない - 面白く、そして下らない

左翼のダブルスタンダード - 面白く、そして下らない

最近では女性の絵を「セクハラ」なり「ハラスメント」などと批判して検閲しようという動きがある。いわゆるオタクが好きそうな萌え絵だが、明らかに表現の自由の範疇ではないか。なぜ左翼は批判しないのか。左翼のダブルスタンダードは許しがたい。左翼のダブルスタンダードに関わらず我々は表現の自由を守っていかねばならない。日本が息苦しい社会になってしまうからだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 防衛財源に増税は反対する | トップ | 外国への経済援助は外交力で... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本人への呼びかけ」カテゴリの最新記事