わたしたちの住処をつくる記録

いえづくりについて、できごとと考えたことを記録しておきます

左官ワークショップ

2015-08-08 23:17:44 | ただいま普請中
ベッドルームの壁を塗る、というワークショップを開いていただきました。
はるばる埼玉から来ていただいている名人の芳賀さんの御指導のもと、
自分たちで塗ります。
前々から予定を作っていただいたのに、
私たちの準備のなさ、行き当たりばったりさにはあきれますが、
楽しく塗らせていただきました。
ずっとずっと何時間でも何日でも、できるようになるまでやりたかったのですが、
そんなことでは実験台の家が何件あっても足りませんので、
壁一枚だけやらせていただきました。
コテの使い方から奥が深く、まったくコントロールできないという素人加減を発揮しました。
まあ、しょうがないかと思いつつ、楽しく楽しく時間が過ぎてゆきました。

今回使用したのはこれ。

素人でも塗りやすいそうです。ホームセンターなどでも手に入り、色粉を混ぜて好きな色を付けることができるそうです。
コテでなくともローラーでも塗れるとのこと。

芳賀名人が薄く下地を作ってくれたところを、


上から台無しにしてゆきます…

ひどいですね。でもいい思い出です!

他の壁はこのように、ツルツルピカピカの漆喰仕上げです。
向こうの窓からの光が写りこんでいます。

素晴らしい職人の仕事に見とれてしまいます・

外部も下地が塗られ、約二週間の養生・乾燥後上塗りで仕上げる予定です。

大きく完成に近づいています。

玄関ドアの枠や下足入れも付けられました。

今日はお客さん多く、スリッパが並んでおります。

風呂場も天井が張られ、全容が明らかになってきました。

松井郁夫先生、松井匠さんがおっしゃる通り、
壁の厚みもあり、結果的には窓が出窓のようになってとても広く感じるバスルームになりました。
1616サイズですが、それ以上の広がりを感じる気持ちの良い贅沢な空間です。
田中製材工業の田中俊章さんよる施工図の精度と美しい桧、斉藤棟梁の丁寧な仕事が冴えています。

家具類もつくられ始めていて、あとはキッチンと建具関係。
全体的に壁がほとんどない、2階まですくめてがらんとしたワンルームのような家ですが、
いたるところをところですっきり見せるために、
細かい工夫と繊細な職人技を随所に発揮していただいていると感じます。
楽しみです。あと少しです!

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