雅藍(がお)っぽさまるだし2。

芝居やゲームやWWEや映画やライブを糧に人生を何とか過ごしてる、そんな雅藍(がお)さんの日々をまるだし。

古川日出男×向井秀徳:「言葉の力」の直撃に震える。

2007年05月03日 | 「ハレ」のばに身をゆだねて(イベント)
どもども。
2時間40分+α(開演前の待ち時間)のスタンディングに、
もう身体が付いていかない状況に、年を感じてしまっている、
雅藍さんです。

ライブハウスとか、そろそろツライかもしれません。


というわけで、渋谷O-nestに初上陸してきました。
最初ちょっと迷いました。O-westの上だったのね。

向井秀徳と古川日出男(朗読ギグ)のコラボレーションイベント
見てきました。


凄かった…。

こういう朗読ギグって言うのがあったのね。
何と言うか、目から鱗が落ちました。
…いや、自分がいかに「物知らず」かを思い知らされたような気分。


今回の「古川日出男×向井秀徳」は3部構成。
第1部は小説家&朗読ギグの古川日出男による朗読。
感情や衝動を叩きつけるように、緩急自在に読み上げる朗読は、
今までに体感したことがないものでした。
正直、感嘆。
これが大体40分ほど。

第2部は向井秀徳アコースティック&エレクトリック。
「生向井」とお会いするのは昨年11月末のZAZEN以来。
「向井秀徳アコエレ」としては実に7ヶ月ぶりです。

…やっぱ、スゲェなぁ、アコエレ。
ZAZENの時とはまた違った趣ですから。
しかもこういう小さい小屋での開催が映えるんだ。

今回は新趣向の新曲もやってくれて、
向井さん、まだまだ進んでるなーという印象を受けました。
そして相変わらず「WATER FRONT」の切れ味はバツグンです。
こちらは1時間ほどやってくれました。

第3部が今回のメイン。古川日出男と向井秀徳のコラボ。
だけど…これがちょっと短くて、唯一の不満。

内容は向井さんの曲に古川さんがインスピレーションを広げた詩を朗読して、
向井さんが歌う、という構成。
TuesdayGirlと、USODARAKEと…あと1曲なんだったっけな?
面白かったです。
そして最後に朗読と曲のコラボギグが1曲。

元々独特な歌詞や文句を多用する向井さん、
朗読ギグとの相性はばっちりだったようで、
「うた」のもつ潜在的な力、
「ことば」を持つ根源的な力を目いっぱい広げるような感じでした。

だから…正直もっと3部に厚みを持たせてくれればよかったかなと。
アンコールもなく、割とあっさりした終わり方(大体30分程度?)で、
そこだけ物足りなかったですわ。


でも、ひょっとしたらこのコラボ、またやってくれそうな気配がします。
そして、向井秀徳アコースティック&エレクトリック自体への、
より一層の深化に繋がるのではないかと、そんな予感もしました。

ともすると、本人達も行っていた通り、
今日のこのライブは記念すべきものとなるのかも。

歴史の目撃者に…なる…のかな?


【本日飯の記録】
昼:伯母が作ってくれたミートローフ。物凄い美味かった!
  あとサラダと冷凍食品のから揚げ2個追加。
夜:うちで母が揚げたとんかつとから揚げ。あとサラダ。
  こちらも美味かったっす。
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