ドッグショウについて

なかなか、いい成績は、もらえませんが、結果から、なにか、得たいと、いつも思っています。
ドッグショウは犬質やその時のコンディションや、その他の要素も結果に反映します。
別の言い方をすると、犬にとっては、私の力量が桎梏であり、逆に私にとってはその犬が桎梏であったりするわけです。
それでも、目標に向かって、互いに、高め合うことで、違う段階にステップアップできると考えます。
信頼関係から、生まれる緊張感や集中は、たぶん、犬と人が真の意味で、出会った、プリミティブな瞬間なのだと思います。
ですから、私にとって、ハンドラーは私以外にありえないのです。

今日の仙台のドッグショウ撃沈でした。次は高崎２daysです。がんばろうな！あーす

FCI東北インター

なかなか、勝たせてくれません。
木村　庄司審査員　　　クラス１席　ウイナーズ戦　撃沈
またがんばろう
下の娘に写真撮ってもらいました。さすがに感度ISO1600にすると粒子が荒れます。


ウイナーズ戦


歩様は

今日の結果

石渡信一審査員　クラス１席、ウィナーズ戦撃沈でした。残念。あした、がんばりましょう。
それにしても福島は近いのでほんとに楽です。往復４時間です。
アース、明日もがんばろう。 Yes! we　wan!

育種（ブリーディング）４

１９世紀のヨーロッパなら、いざ知らず。スタンダードもきっちりと整備された現代で、インブリード（近親交配）の必要性など、まったくありません。
前回まで書いてきたように、努力と情熱とセンスが必要で、それをさておき、インブリードでいい部分を強調しようなどと、一つの手段としてそれをしたとしたら、その子孫に対するマイナスを考えれば、ほとんど犯罪に近いと思います。
イギリスBBCのキャンペーンの真意をどう理解しているのでしょうか。
日本の犬界にいろいろ、有意義な提案をしている、オピニオンリーダー的なブリーダーがインブリードの繁殖に手を染めたという噂を聞いたので、最後にこれを書きました。

明日から福島２連戦、さあ、いきましょう！

育種（ブリーディング）３

前回からの続き。　このように生命に関する事は、人間の思う通りには、なかなか、いかない物だと思います。
大事な事は、命にたいする尊敬と畏れ、そして何よりも謙虚さが必要です。
さて、もう一つ、よく引き合いにだされる話ですが、

イギリスの劇作家バーナードショウが、ある時、グラマーな女優に言いよられ、（いっしょになれば、あなたの頭脳と私の肉体を併せ持った子どもがきっとできるわ！）と。バーナードショウは答えて（きっと、私の貧弱な肉体と、あなたの頭脳を持った子どもが生まれるでしょう。）と。
これは単にウィットや切り返しの皮肉だけでなく、ブリーディングのある真実を言いあてています。
たぐいまれな才能や特徴は、凡百のなかから突出するから、そうなるわけです。確率的にみても、劣性、優性の法則からみても、ショウの言っているほうがふつうなのです。
さてさて、ここで、悪魔のささやき、インブリードについては、次回ということで。