お寺の役員なので、除夜の鐘の番人とお焚き上げに行ってきました。最近は近所への配慮で除夕の鐘です。
朝、ワン散歩をしていると、特に若木山を登っている時など救急車のサイレンが、遠く近く聞こえる事がよくあります。気持ちがざわつく音ですが、早く病院に着いて診てもらえることを祈るしか無いので、音が過ぎ去ると、しじまと共に思いは消えてしまいます。救急にまつわる消えない思いがあります。私の亡くなった母は晩年三度ほど脊椎の骨折をしています。その都度介護の段階が上がって行きました。最初の二回は私がおんぶして病院に連れていきました。私でできることはしたい、なるべく公共サービスに頼ら無いで、との思いでした。待合室のベンチで横になるしかなく、我慢強い母も小さく唸って痛さを堪えています。窓口の人に苦しんでるので早く診てもらえませんか、と頼んでみても待っている人がご覧のようにたくさんいますし、今救急車が入って来ますからと言われ、再度頼んでも二時間近く待たされました。救急車優先は理解できますが、なるべく自助で解決は、酷い目に合う事があると思い知らされました。おまけにその時、救急車で来た人は脚立から落ちた人で、結果良かったのですが、腕が捻挫で歩いて帰りました。決まりは決まりですが人間を相手にする治療行為などは何らかのトリアージ(治療の優先順位)が必要な事があると思います。もちろん具合の悪い人は申し出てくださいと言う病院窓口もありますが。
さて、今日は三十日、大晦日の前日です。うちでは昔から三十日にお餅をつきます。
本業では新商品(サービス)を二部門軌道に乗せる事。それに伴って人事も最適化する事。
山の方では作業道の維持管理のほかに散策道三百メートル新設。境の目印打ち込みを完了する事。
ワンたちとの時間を大事にする事。
限りある時間なので、後悔しない恥ずかしくない日々を心がけたいと思ってます。