暗い話題で恐縮です。
暑さのせいか、このところ不幸がつづいてと、この前書きましたが、その葬儀に行って思った事です。
他人を説得したり、理想を語る事、つまり言葉で言う事は簡単です。
でも、生き方で人に感銘を与える事は、そうやすやすとできる事ではありません。
30歳のとき小さな町で小さな店を持ち、独立し54年間夫婦で店を守って生きてきた人でした。
こどもをそだてあげ、奥さんが病気で、不自由になり、自分も何回か病気になったり、いろいろなことがありました。
私は後半生しか、知りませんが、そんな中でも愚痴は聞いた事がありませんでした。
いつも明るく、にこにこと日々楽しげに、普通でない日々も普通に前を見て生きていました。
店を一人で切り盛りしながら、体が不自由で、認知症の奥さんの、ご飯はもとより、世話をする毎日でした。しかも、 普通に! 明るく!
大言壮語などしたこともなく、日常の小さな出来事を、子供が学校であった事を話すように、話してくれたのが昨日の事のようです。
人生についてちょっと、考えさせられた葬儀でした。
アースの今日の朝の写真です。1日ぐずついた天気でした。
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