思いつくまま

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伊勢湾台風から50年

2009年09月26日 17時07分07秒 | その他
1959年(昭和34年)9月26日に、紀伊半島に上陸し紀伊半島から東海地方にかけて大きな被害をもたらした昭和34年台風15号・「伊勢湾台風」から50年を迎えた。
死者・行方不明者は5,098人、負傷者は39,000人にのぼり、明治以来最大の被害を出した。3,000人以上の犠牲者を出した台風として、室戸台風、枕崎台風とあわせて昭和の三大台風と呼ばれている。

今年、うちの会社も伊勢湾台風50年の防災訓練に参加したが、自分の生まれる前のことなので、50年と言われても正直ピンと来なかった。
もっとも、祖父母や父母からは小さい頃によく「あんなに恐ろしい台風は無かった」と聞かされた。
中日新聞の特集・連載記事を読むともなしに読んでいるが、とにかく高潮による浸水被害がひどくて、屋根の上まで逃げて必死に何かに摑まって何とか生き残れたとか、祖父母とつないでいた手を離してしまい、自分だけが生き残ってしまったことに今でも後悔の念を禁じえないなどという手記を読んだりしていると、本当に凄かったことがよくわる。

最近は、異常気象で局地的な豪雨が発生して被災したり、台風の強大化が懸念されている。
大災害から半世紀を迎えて、日頃から自然災害に対する備えを十分にしておきたいと改めて思う。


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