夕方、ザルツブルクの駅で別れた。
彼女は一泊ここで滞在した後、フランスへ戻るらしい。
お互い、住所を交換した。
初めて目にするハングル文字の住所だ。
キヨシと同じく2月の終わりには帰国するらしい。
キヨシは大韓航空で帰るのでソウルで乗換だ。
もし良かったら連絡してね。と電話番号を付け加えてくれた。
そっか、そろそろ日本へ帰る日が近づいてきているのか・・・。
もう、一人旅も後半戦なんだな・・・。
終わってしまえばあっという間なんだな・・・。
何とか、今夜中にウィーンに到着する列車を見つけ、キヨシはウィーンを目指すことにした。
夜行ではない夜の車窓はつまらない・・・
しばらく、イタリア語の勉強に没頭した。
ウィーンに到着すると、急いで安宿を探さなければならない。
少し離れたところにユースホステルがあったので、そこに決めた。
翌朝、ウィーンの街を散策していると、日本人らしきご夫人に声をかけられた。
「観光ですか?」
一人旅のいきさつなどを話しすると、興味を持っていただいたようで、「カフェ」にご招待された。
「ウィーンに来たからにはこれを食べていって欲しいの」とすすめられた難しい名前のケーキをご馳走になった。
久しぶりに口にする甘いものだった。
ウィーンに来たら、いつでもいらっしゃいねと電話番号をもらった。
どうやら、オーストリアの有名な音楽家と結婚して、ウィーンに長く住んでいるらしかった。
ご夫人に、丁寧にお礼を言って再び街を散策していると、妙な違和感を覚えた。
どことなく、日本を思いださせるような風景だった・・・。
あ!信号だ!歩行者用の信号が日本のと似てる!
そんなウィーンを後に、キヨシはミラノへ向う列車に乗り込んだ。
彼女は一泊ここで滞在した後、フランスへ戻るらしい。
お互い、住所を交換した。
初めて目にするハングル文字の住所だ。
キヨシと同じく2月の終わりには帰国するらしい。
キヨシは大韓航空で帰るのでソウルで乗換だ。
もし良かったら連絡してね。と電話番号を付け加えてくれた。
そっか、そろそろ日本へ帰る日が近づいてきているのか・・・。
もう、一人旅も後半戦なんだな・・・。
終わってしまえばあっという間なんだな・・・。
何とか、今夜中にウィーンに到着する列車を見つけ、キヨシはウィーンを目指すことにした。
夜行ではない夜の車窓はつまらない・・・
しばらく、イタリア語の勉強に没頭した。
ウィーンに到着すると、急いで安宿を探さなければならない。
少し離れたところにユースホステルがあったので、そこに決めた。
翌朝、ウィーンの街を散策していると、日本人らしきご夫人に声をかけられた。
「観光ですか?」
一人旅のいきさつなどを話しすると、興味を持っていただいたようで、「カフェ」にご招待された。
「ウィーンに来たからにはこれを食べていって欲しいの」とすすめられた難しい名前のケーキをご馳走になった。
久しぶりに口にする甘いものだった。
ウィーンに来たら、いつでもいらっしゃいねと電話番号をもらった。
どうやら、オーストリアの有名な音楽家と結婚して、ウィーンに長く住んでいるらしかった。
ご夫人に、丁寧にお礼を言って再び街を散策していると、妙な違和感を覚えた。
どことなく、日本を思いださせるような風景だった・・・。
あ!信号だ!歩行者用の信号が日本のと似てる!
そんなウィーンを後に、キヨシはミラノへ向う列車に乗り込んだ。