《きっかけはアイドル・福元幹ちゃんのCMでした》
《幹ちゃんとそのお洋服に私は一目惚れをしてしまったんです》
《だから母がここに通っていた頃の写真を見つけて運命だと思いました》
《私にとってセーラー服は盲目でした。合格できたのもこのセーラー服のおかげなんです》
『私はセーラー服に決めました!』
始業前の自己紹介で明るく振る舞う明日小路。前日の入学式では母親の思い違いで制服がブレザーに変わっていた事に落ち込んでしまう。しかし、学園長の計らいでブレザーかセーラー服かを選択できるようになった小路だが___
小路『私だけなんて…そんなの…』
花緒『お祝いのご飯できたよ~』
小路『…』
花緒『黄身2個だよ』
小路『花緒話聞いた?』
花緒『うん』
小路『ブレザーだってかわいいよね』
花緒『ん~…』(怒)
花緒『ふんっ!』(ペシッ!)
小路『な…なに!?』
花緒『お母さんの作ったセーラー服嫌なの!?』
小路『そんなこと言ってるんじゃない!』
花緒『む~!お姉ちゃんかっこ悪い!バカお姉ちゃん!』
小路『あ~!違うのに~』
小路『嫌じゃない。大好きだよ。でも変だって思われたくないの…』
花緒『お姉ちゃん~…もう行くの?』
花緒『あっ…』
小路『ありがとう』
ユワ『小路…平気?』
小路『胸張って笑顔!でしょ』
小路『いってきます!』
マジでヤバイ作画風景。ヌルヌル動くキャラクターといい、エグイと言う表現にも思わず賛同してしまう。
このアニメの制作集団は、脚フェチスタッフの集合体か。
そして、まるで表紙絵のような人物作画。
放送開始前のPV映像では、「何故にセーラー服に拘り、どれほどのお話が創れるのか」と若干、懐疑的であるものの、妙な期待値だけは上がりましたが…
まさか、これほどとは。
蠟梅学園中等部1年3組___
セーラー服を身に纏う主人公、明日小路を中心に毎回ヒロインが変わる16人のクラスメイトが紡ぐ物語り。
OPテーマはアイドルソングそのままに、16人の合唱が素敵です。
もぅ、アニメに盛り込める要素をこれでもかと詰め込んだような作品だと感じます。
今期、もぅひとつのアニメ作品「その着せ替え人形は恋をする」との二本立ては、CloverWorksと言うアニメ制作会社に依るもの。これは誉め言葉だと受け取って頂きたい___『この2本のアニメのここまでの拘りは最早、変態集団か』
冷めた目で見れば何の事は無い、ただの学園アニメなのですけどね。それをここまで魅力的に仕上げてしまうのですから、恐れ入ります。
作中、福元幹と言うアイドルキャラ名で発売するミニアルバム。本編ストーリーにも登場するのかと思えば、どうやら出番は無さそうな感じです。それでミニアルバムを発売すると言うのだから制作サイドも気合入ってますね。
放送も終盤に向けて何か、特別な展開があるのでしょうか?いや。むしろ、そんな展開など自分は望まない。
夏服になったセーラー服とキラキラ輝く小路ちゃんの笑顔を見続けたいと切望するだけです。
あけびちゃんのセーラー服、原作は読んでました。
1巻の、小路ちゃんが踊ったり、クルクル回転するシーンが印象的でした。
キラキラ、木漏れ日の中を通る小路ちゃんの画像は、中々いいですね!
今度、視てみようと思います!
あざとらしさを「これでもか」と言わんばかりに詰め込んだアニメですね。
しかしここまで徹底されると、見ているこちらも「じゃ、術中にハマってやろうじゃないか」と…
果たして最終回はどんな感じでまとめるのか?
少し、気になるところですけどね。