
麗『ここが北宇治カルテットの御朱印帳が購入できる県神社ね』
久『お…』
奏『ダメです』
久『まだ何も言ってないよ』
奏『お賽銭箱にどれくらい入っているか見てみようよって言うつもりでしたよね』
久『そ、そんな事…』
麗『あるわね』

希『必殺!仕事人』

久『私が吹奏楽部のデカリボン部長です』

葉『いいえ。私が本物の吹奏楽部部長のデカリボン部長です』

緑『二人とも何を言っているのですか?私こそ、本物の吹奏楽部部長のデカリボン部長ですよ』

久(で、このあとどうするの)
葉(何、これ)
緑『・・・・・・』(どうしましょ)

夏『さて。今日はこれで帰るとしようかな』
夏『そう言えば、この前もクレーンで優子を宇治川の中州に落としたら喜んでたなぁ』

『何ですか?これ』
『突然、何?怖い』

奏『副部長って本当に自由ですね』
久『え?まぁ、確かにそうかも』
麗『でもその自由さに文句を言う人は居ないわね』
奏『ほら。今もあそこで何かしてますよ』

夏『ヒョイっと!今日はいつもよりたくさんノッてま~す』

『ハッピーアイスクリーム』
『だから、怖い』

久『あ!う…』
奏『違います!それに、ダメですよ』
久『まだ、何も言ってな…』
奏『この干し柿は売り物じゃないですからダメです。それと梅干しって言おうとしてましたよ、ね』
久『・・・・・』
麗(流石、奏。手慣れたものね)

秀『なぁ、久美子』
久『何?秀一。アチっ』
秀『ほかに何か、やらかした事、隠してんじゃないのか?噂になってるぞ』
久『もぅ、何もないよ~』

秀『あの事、バレてっぞ』
久『げっ!そんな筈は…』
秀『やっぱり隠してるじゃねーか』(相変わらずチョロいな)

久『はいります』

久『ハンかチョウか?さ~、はったはった!ハン、チョウ。ハンチョウ・・・ん?』

麗『何言っているの、久美子。うちの部は班長じゃなくてパートリーダーって言うのよ。まだ覚えてないの?』

久(なに言ってんだ、この人)

麗『なに言ってんだ、この人とか思っていたでしょ?余計な事してるからAパート、尺不足になったわ。とっとと帰るわよ』

スタッフ《はい。オッケーで~す》


