ニックさんに会ったぞ～

◇昨日はＰＭ５時過ぎに”ロッシー”小川 宏さんと水道橋で待ち合わせして，品川駅から程近い《グランド・プリンス・ホテル新高輪》で行われた＜ザ・デストロイヤー・バースデー・パーティー＞へ……。
小川さんはかねてから水面下で準備を進めていたタレントの女子プロレス・デビューの発表を前日（２３日）に行ったばかりで，ちょっぴりお疲れモードながらも，会場に入るとかつてのプロレス・ファン魂が頭を擡げ？ 場内を飛び回っていた。
このパーティーの”主役”は，勿論あの”白覆面の魔王”ザ・デストロイヤーなのだが，私のお目当ては何と言ったって，４度に渡りＡＷＡ世界チャンピオンに君臨したニック・ボックウインクルさんであった。
「プロレス＆ボクシング」誌を辞め，２３歳でアメリカに渡った時から，お世話になっていたニックさんに"一目"会いたいという，ただその一点だけであった。それに,ニックさんの年齢を考えると次にいつ会う事が出来るという保証も無いだろう。
２０数年振りにお会いしたニックさんは，７５歳という年齢を考えると，そんなに人相は変わっていない。一目でニックさんだと分かったぐらいだから……。それでも，当然というか，やっぱりというか……あの毅然とした姿勢，背筋をピンと伸ばしたこれぞ”ニック・ボックウインクル”という面影は見る事が出来なかったのは残念でならなかった。
人間は誰でも年を取り，ある一定の年齢になると身体の機能が低下していくのは致し方ない事なのだが……私の頭（記憶）の中では，ミネアポリスで親しく接して頂いていた当時の，４０代～５０代のニックさんの姿を，勝手に思い描いていたのだ。それでも私の拙い英語を理解してくれ様と接してくれてた姿勢は，昔のニックさんそのままであった。
ニックさんは，僅か二日間の滞在で今日にも離日……ホノルルに向かう様だ。現役の時も，日本から帰国の途中にはよくホノルルに立ち寄っていた。多くの知り合いと確か娘さんが住んでいたかと思うが，ニックさんからラスベガスのアドレスも頂いたし，次は私がベガスに行って”再会”したいと思っている。お元気で……ミスター・ボックウインクル！　＜茨城＞