マイティ井上の独白 ①

◆昨晩８時からＮＨＫ総合テレビで放映した「鶴瓶の家族に乾杯」は，指揮者の佐渡 裕（ゆたか）さんをゲストに迎え，九州は宮崎県宮崎市へ旅をしたが……実際に収録したのは，昨年１１月の初旬だったといいます。
勿論この時には，今回の霧島山新燃岳の噴火も，鳥インフルエンザの問題も起きるなんて思ってもいなかったのですが……。一昨日は都城市に住むマイティ井上と，久々に話をした事を書いたが，今日はその続きを書きたい，と思うのです。
でも……私とマイティが話した内容をそのまんま書く事にかなり躊躇（ちゅうちょ）しました。正直なところどこまで書いていいかも分かりませんが，マイティは「俺も４０年からこの世界に居て，こんな奴を見た事は無かったよ…」と言うぐらいですから書いてしまいました。（笑）
とはいっても，かなりのファンでないと”その人物”の事は知らないと思いますが……。（笑）その人は，私がこの世界に入る前年（1968年）に一度だけ《国際プロレス》にやって来ただけでしたから，私も実際に会った事はありません。
当初は"日本組"として戦っていたのですが，外人組に寝返ってしまった……裏切り者でしたが (笑)確か，草津選手のタッチを拒否した試合を，テレビで見た記憶がありますね。ここまで書けば分かる人もいるのかな？
シャチ横内……リング・ネームが示すとうり名古屋の出身でしたが，ちょうど名古屋で試合があって，ご両親が会いに来たというのに「会いたくない！」と言って，とうとう会わなかった”変わり者”というか，実に”偏屈”な男だったみたいです。レスラー仲間とも打ち解ける事も無かったみたいですが……。
アメリカでタッグを組んだ関川（ミスター・ポーゴ）やヤス・フジイのギャラを”ピンハネ”したり，一説によると人を危めて海外へ逃亡……南米で会った清美川さんを追い掛け回し，頼み込んでレスラーになったそうです。そういえは，横内の得意技は清美川さんの”十字チョップ”をパクっていましたよね。（笑）　＜明日に続く＞