”旧”国技館の思い出あれこれ

†天気予報によると，今月は平年より気温が高くなると言っていた。それでも７月と８月は平年並との事で一安心!? とはいっても，あくまで予測なので１００％確実という事ではない。

今年は”省エネ”の中で暑い夏を乗り切らなくては成らないけど，それでも岩手・宮城・福島……そして，長野の栄村の人達の生活を考えたなら，どんなに快適で何不自由の無い生活なのだろうか，と思う。

先の大相撲＜技量審査場所＞で１３勝２敗で７連覇を達成した横綱・白鵬は，４大関，幕内の力士ら２０名とで明後日（４日）から五日間に渡って，被災地を訪問する。被災地の方々にとって，この上ない嬉しい思い出となる事だろう。

大相撲の”聖地”ともいうべき＜国技館＞だが，現在の国技館は1985年１月から使用され，1909（明治４２）年の今日６月２日から”初代”両国国技館での取り組みが始まったみたいです。この旧・国技館は両国駅を挟んで今とは逆方向でした。

日大講堂……かつては”メモリアル・ホール”といわれ，1951年９月３０日に日本初のプロレス興行が同所で行われたみたいです。この時には力士を廃業し，まだプロ・レスラーとしてのスタートを切る前の力道山が見に来ていたみたいですね。

日大講堂の時には，よく全日プロが”ビッグマッチ”を行ってましたが，横綱にまでなった千代の富士関がまだ十両ぐらいの時だったか観戦に来ていたが……確か，プロレスが好きで”プロレス入り”の噂なんかもありましたね。

それからチョンマゲをつけたまま，アメリカで”プロレス・デビュー”を行っている天龍源一郎は日大講堂のリング上で〈断髪式〉を行い，馬場さんによって止め鋏を入れてもらいました。もう３５年も前の事になるんですよね。

そうそう，マスカラスがデストロイヤーとシングルで戦った時だったと思うけれど，試合前にマスカラスと話をしたら「今晩の便でメキシコに戻るんだけど……」と，試合の進行を盛んに気にしていた事を思い出します。

まだ成田空港が出来る前の羽田空港だったから間に合ったんですね。(笑)そういえば日大講堂に蔵前国技館，そして今の両国国技館と大相撲の”聖地”でプロレスを見てきたけれど，久しく国技館には行ってないよな～。＜茨城＞
※写真は日大講堂（メモリアル・ホール）'40～' 50年代か？　都電が側を走っている。