”ミスター・ゴング”竹内さんの思い出 ①

◇深夜０時からＮＨＫ－ＢＳプレミアムで映画『最後のブルース・リー～ドラゴンへの道～』を放送していました。 この映画，何度くらい見たんだろうか……。 20回じゃきかないかな？（笑）

そんな事を考えながら見てたけど……一緒に竹内さんとブルース・リーの映画を見に行った事を思い出しました。 見に行ったのは『燃えよドラゴン』でしたが，確か雄介 （ウォーリー山口）も一緒だったよな～。 懐かしい思い出です。

５年くらい前に誰からか竹内さんが電車の中で倒れたらしいと聞き，その辺の事情に詳しい人はいないだろうかと色々な人に連絡をとると諏訪の吉沢さん （米マット界に詳しいライター）が何度も見舞いに行ってる事を知りました。

吉沢さんは 「茨城さんが見舞いに行って分かればいいけれど，多分それも無理ですよ…」 と言われ，見舞いを断念した。 まさかそんな状況下に竹内さんが置かれているなどとは思ってもいなかったが……それより何より，竹内さんのそんな姿を見たくはなかったのだ。

マスカラス が来日した時に竹内さんを見舞いに行って 「タケ，タケ」 と呼び掛けたが，ついぞ分からなかったらしい。 だから，私は一度も見舞いに行く事は無かったが……いま思うと，竹内さん自身が分からなくても見舞いに行くべきだったのか，と後悔している。

昨日は 『週刊プロレス』の宍倉顧問から電話を貰って色々と話をしたが……宍倉さんで思い出した事がある。 これは宍倉さんも知らない話しだと思うけど，彼が 『ゴング』誌でバイトを始める以前，竹内さんが 「宍倉君て知っているよね。 彼の事どう思う？」 と，私に聞いてきた事があった。

もう，30数年も前の事なので竹内さんが何故そんな事を私に聞いてきたのか分からないけど，竹内さんは 「宍倉さんの内向的でおとなしい性格? でこの仕事を熟していけるだろうか，と心配して」 私にそんな事を聞いてきたのではと思うんです。 この話って初耳でしょう，宍倉さん……。

竹内さんとの”思い出”は書き尽くせない程あるけど，この続きはまた明日。今日は「こどもの日」，そしてジ・ウインガーこと岡野隆史の〈誕生日〉ですね。”オキャノン”おめでとう！ ＜茨城＞